こんにちは、久しぶりに洋服に諭吉4人使ってしまった、みもざです。暫く節約する生活をしないといけませんね😇
さて、本題に入りたいと思います。
現在エンジニアで働いている方や、エンジニアで求人を探している方は理解しているかも知れませんが、エンジニア業界には、Sler系とWeb系が存在するのはご存知でしょうか?
同じエンジニア業界でも、SIer系とWeb系ではする内容が違ってきます。
そこで今回は、
SIer系とWeb系の違い
をメインにこの記事を書いていきます。
SIer系とWeb系についてあまり理解できていない方はもちろん、将来的にエンジニアとして就職活動や転職活動をする方も、ぜひこの記事を参考にしてみてくださいね。
SIer系とWeb系について知ろう
SIer系とは?
SIer系とは、System Integrator(システムインテグレーター)+er(〜する人・もの)を組み合わせたものです。
システムインテグレーターは、主にクライアント(顧客)からの依頼を受けて、ITシステムの企画や運用、開発などを行なっている企業のことです。
例えば、エンジニアがいないある企業から、出勤時間と退勤時間を管理するシステムが欲しいなとなった場合、その企業は、システムインテグレーターに依頼をします。依頼をされたシステムインテグレーターは、出勤時間と退勤時間を管理するシステムを作成します。
NTTデータや野村総合研究所(NRI)、伊藤忠テクノソリューションズなどが有名なSIer系企業です。
Web系とは?
Web系とは、Webを利用して自分たちのサービスを提供する企業のことです。
例えば、お金を管理するシステムを作りたいとなった場合、自分たちでそのシステムを作成し、提供します。
つまり、Web系は、他社からのシステム開発を受けていないです。
フリマアプリ「mercari」やサイバーエージェントなどが有名なWeb系企業です。
カテゴリー別でみる!SIer系とWeb系の違い
SIer系とWeb系の違い1〜スキル編〜
上記でも述べたように、SIer系は、クライアント(顧客)の対応や要件の提案、設定などをメインにしているため、実装は外注出来たりするので、プログラミングの知識が浅くても問題はありません。
一方で、Web系は、設定から開発まで全て自分たちで行うので、求められるプログラミングの知識はとても高くなります。なんのプログラミング知識もなく、Web系に入社してしまうとついていくのに大変なので、ある程度のプログラミングの知識はつけておく必要があります。
また、プログラミングの技術は日々進化していくので、意欲的に自分から吸収していく力がSIer系よりもWeb系の方がより強く求められます。
SIer系とWeb系、どちらにも言えることですが、プログラミング以外のスキルでは、「コミュニケーションスキル」が必要となってきます。特に、Web系では様々な部署の方や、社内のチームで仕事を進めていくので、コミュニケーションスキルは必須です。
まとめると、Web系はSIer系より、深いプログラミングの知識が求められます。しかし、SIer系とWeb系どっちに進むか関係なしに、プログラミングの知識やがあるに越したことはありませんし、日々勉強していくことが大切です。
SIer系とWeb系の違い2〜収入編〜
Sler系とWeb系の収入の違いは、所属する会社によります。
Sler系だと一次請け(いわゆる大手の企業)や二次請け(いわゆる中堅の企業)の収入は、高い傾向に見られますが、三次請け(いわゆる小さい企業)の収入は低い傾向に見られます。
Web系でも、当たり前ですが大手の企業は高収入です。また、最初の給与は低めな傾向にありますが、自分のスキルによって収入が左右されるので、頑張り次第では大手ではなくても高収入を目指せてしまうのがWeb系です。
SIer系とWeb系の違い3〜将来性〜
今はIT市場の伸び率も高いので、SIer系とWeb系どちらとも、これからも伸びていくと予想されます。
よくSIer系は将来性がないとか言われていますが、すぐになくなることは少ないと思います。
また、Web系もこれからも様々なサービスが増えていくでしょう。そのためWeb系の競争率は今よりも上がるかと思います。
結果、SIer系とWeb系の将来性は、あまり心配する必要はないです。
SIer系とWeb系どっちが向いている?
ここでは、SIer系に向いている人の特徴とWeb系に向いている特徴を紹介します。
SIer系に向いている人の特徴
まずは、SIer系に向いている人の特徴を見ていきましょう。
コミュニケーション能力が高い人
SIer系に限らずどこの業界でもコミュニケーションスキルは問われますが、SIer系は、システムを理解していないクライアント(顧客)を相手に仕事をすることが多いので、そういった方たちにもどういったシステムかどうかなどをわかりやすく説明する必要があります。
スムーズに仕事を進めていくにもこのスキルは必須です。
協調性がある人
一つのプロジェクトをチームで進めていくことが多いSIer系は、協調性が問われます。なので、チームみんなで協力し合って何かを成功させる、達成させることが好きな人は向いているかと思います。
与えられた仕事をこなせる人
Slerの特徴としてプロジェクトマネージャーやシステムエンジニアの方がそのプロジェクトを管理しているので、進捗の状況をみてプロジェクトマネージャーやシステムエンジニアの方が仕事を与えてきます。
なので、自発的に仕事をすることが苦手な人や、与えられた仕事をきちんとこなせる人に向いています。
Web系に向いている人の特徴
自分で勉強ができる人、プログラミングを好きな人
IT業界は次から次へとトレンドが変わっていくため、新しい情報や技術を自分で取り入れることができる人がWeb系に必要な存在となってきます。
日々、新しい技術を学んでいく必要があるので、本当にプログラミングが好きじゃないとWeb系で勤めていくことは厳しいかと思います。
アイディアマン、ものづくりが好きな人
Web系では、一からWebサービスを作成して提供していきます。競争率が高いWeb系で生き残っていくためには、他と違ったWebサービスの提供をする必要があるため、アイディアが豊富な人が有利になってきます。
また、何もないところからWebサービスという形を作成するため、ものづくりが好きな人にWeb系は向いているかと思います。
コミュニケーションを取ることができる人
SIer系でも出てきましたが、Web系でもコミュニケーションを取ることは必要不可欠です。
エンジニア一人だけでWebサービスを作り上げることは難しく、他のエンジニアの方たちや、Webディレクター、Webデザイナーの方たちともコミュニケーションを取って協力し合ってWebサービスを作り上げていくことになります。
上手にコミュニケーションを取れなくても、ある程度コミュニケーションを取れチームで協力し合うことができる人がポイントとなってきます。
まとめ
いかがでしたか?今回は、
SIer系とWeb系の違い
SIer系とWeb系それぞれの向いている人の特徴
について主に紹介しました。
同じエンジニア業界でも、SIer系で働くか、Web系で働くかによって様々な違いがあります。
エンジニアとして就職する前に、SIer系とWeb系の違いについてよく調べ、熟知してから活動をすると、SIer系とWeb系について全く知らないよりかは、活動がしやすいかと思います。
よかったらこの記事を参考にして、SIer系とWeb系どちらが合っているかを知れたら幸いです。
みなさんが、エンジニアとして自分に合った環境で働けることを願っています。