「Webエンジニアとしてフリーランスになりたい!」
「でも実務経験がないけど未経験でフリーランスになれるかな?」
「未経験でもWebエンジニアとして独立する方法を知りたい!」
この記事ではこのようなお悩みを解説していきたいと思います。
結論から言って、未経験でいきなりフリーランスになるのはおすすめできません。
しかし、きちんと現場で通用するスキルを習得して案件を探していけば、未経験でもWebエンジニアとして独立することは十分可能です。具体的に未経験からフリーランスになる方法についても分かりやすく解説していますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
目次
未経験でもWebエンジニアとしてフリーランス独立は可能か
結論から言って、未経験でも厳しい現実はありますがwebエンジニアとして独立は可能です。
少なくとも数年前よりは目指しやすくはなった印象ですね。
その理由としては主に3つ。
まず理由の1つとしては、エンジニア不足が深刻だからです。
経済産業省は2019年3月に、IT人材に関する報告書を出しました。このデータによると、2018年のIT人材の不足数は22万人となっています。2021年以降の予測では、2021年は31万人2022年には32万人となっており、2030年には約45万人にのぼると推測されています。
このデータは中位シナリオの数値で、上位シナリオでは2030年で79万人のIT人材が不足されると予想されますね。
2つ目として、現代は終身雇用が終わりつつあり、その先のフリーランスなどの人口の増加です。
「起業」や「フリーランス」様々な活躍方法があり、そこでエンジニアとして活躍できます。
さらに、クラウドソーシングサービスが発達してきていて、その影響もありますね。
クラウドソーシングとは、IT関係などで発注したい人と、それを受注したい人をつなげる仕組みです。クラウドソーシングの国内市場規模は右肩上がりとなっていて、これからさらにフリーランス人口が増えると予想されています。
3つ目はIT業界、IT市場の急成長の影響です。
「エンジニア不足」とも似ていますが、根本的な理由としてITの発達があるからです。
少子高齢化で新たなエンジニアが少なくなることなども影響して、エンジニアになりやすくなり、独立もしやすくなってきていますね。
なのでエンジニアは現在もこれからも売り手市場になっていくのです。
Webエンジニアに未経験からフリーランスになる方法
ここからは、フリーランスのWebエンジニアとして独立して、成功するための方法を見ていきましょう。
5つのステップに分かれているので、1つずつ解説しますね。
エンジニアのスキルを身につける
未経験からフリーランスのエンジニアを目指す上で、プログラミングを学ぶことは必須。
なのでこのプログラミングをどう学ぶかによって、学習効率や学習期間に大きな差が出ます。
まずは学習を始める前に、エンジニアになるためのプランを立てましょう。具体的にプランの立て方としては、まずはどういうものを作りたいか明確にする、次に学ぶ言語を決める、最後に学習方法を決めるという順番です。
学習方法としては、まず独学があります。
独学の方法として、「無料サイトで学習する」、「書籍や参考書で学習する」、「勉強会や交流会に参加する」といった方法があります。
しかし、独学での学習は挫折のリスクはあります。
理由としては、エラーで躓いていて先に進めなかったり、モチベーションの維持が難しかったりがありますね。独学で学習する人にアンケートをとったところ、独学の学習に挫折や行き詰まりを感じると答えた人が87.5%にものぼりました。
このように、独学で学習することは挫折のリスクは高いのです。
そこで、プログラミングスクールに通うことがおすすめですね。
ここならエラーが起こっても聞けて、モチベーションも維持できるので挫折しにくい環境だと言えます。
エンジニアに転職する
フリーランスになるためには、エンジニアに転職して経験を積むことが一番の近道です。もちろんいきなりフリーランスになることはできますが、経験を積まないと理想のフリーランスになれない可能性があります。
しかもただ転職するだけではなく、しっかりと経験を積める企業への転職が必要。
そうしないとその会社の波に飲まれて、フリーランスになれない可能性があります。
転職を成功させるには、転職保証のあるプログラミングスクールに通うことをおすすめします。
副業でエンジニアの仕事を獲得する
転職して仕事を覚えたからといって、いきなりフリーランスになろうと考えるのではなく、副業で経験を積みましょう。フリーランスで何をしていいか分からないのにいきなり独立するのは怖いですよね…。
副業することで、フリーランスとして必要なスキルや知識などが身に付けられて、実績にも繋がります。転職し、エンジニアの仕事に慣れたら、簡単な副業から始めてみましょう!
フリーランスで成功する人の特徴を知り、真似する
・自分で考えて行動できる人
・セルフマネジメントができる人
・小さなことにもきっちり対処できる人
・コミュニケーション能力が高い人
・臨機応変に対応できる人
上記のようなことが、フリーランスのエンジニアで成功する人の特徴です。
フリーランスは小さなことやちょっとしたことに対しても、丁寧な対応をすることで、あなたの信頼がアップし評価もよくなり報酬に繋がります。
納期、時間を守るというのはできて当然ですね。
また、円滑なやりとりも含め、コミュニケーション能力は信頼にも繋がります。
あと、エンジニア業界で活躍している人をしっかりマークしておきましょう。そこでその人たちがやっていること、心がけていることを真似することもスキルアップには必要不可欠です。
フリーランスの集まっているコミュニティで人脈を作ろう
スキル習得、経験を積む以外にも、フリーランスの人たちと人脈は作った方がいいでしょう。というのもフリーランスで活躍されている方は最初から上手くいっているわけではありません。
誰しもフリーランスとして苦労してきていてるので、どのように苦労したか、その際にはどのように対処したかなどを聞ける環境が大切で、これからフリーランスを目指す人にとって、とても有益な情報になります。
しかし全くの未経験になると、フリーランスのエンジニアの方々と知り合う機会は見つけづらいと思うところ。そんな時にオススメなのが、フリーランス向けの交流会に参加することです。
ここに参加すれば、貴重な情報が手に入れられるほか、共同作業や新規案件獲得にも繋がるので、ぜひ活用していきましょう!
未経験のフリーランス独立が難しい理由3つ
ここまで、未経験でもフリーランスのWebエンジニアになれる理由について理解していただけたと思います。しかし、だからといって未経験からいきなりフリーランスになれるわけでもありません。
その理由は大きく分けて3つあります。
理由①
実務経験がないと仕事獲得が難しいからです。
理由としては実務経験の年数が受けられる案件に影響するからですね。
1000円でも案件をとれればフリーランスと呼ぶことはできますが、生活は厳しくなり、結局は企業に転職するケースが出てくるでしょう。案件は昔よりも多くなっていますが、ようはその案件がコスパよく続けられるかが重要になります。
そのコスパの判断がつかず、初心者がそれで挫折するケースは多いです。
理由②
現役エンジニアに話を聞ける環境がないからです。
未経験者なら、いきなりプロとしてフリーランスを目指すことは無理でしょう。
まずフリーランスのエンジニアとして知識が豊富な方からどんな知識を身に付けた方がいいかを教わり、実績を積み、スキルアップしていきます。目指すものがフリーランスのWebエンジニアであれば、経験者に教えてもらうことが一番の近道ですね。
理由③
信頼を獲得するのに時間がかかるからです。
仕事をこなすにも責任が必要なため、信頼がないとその仕事を任せてもらえない可能性があります。
その信頼は「実績と実務経験」がないと得るのは難しいでしょう。たとえスキルがあっても、実務経験が多い人が優先されてしまうのです。
この信頼によって年収に違いがあるので、実績を積むことがフリーランスのWebエンジニアで成功するために必要になります。
未経験でフリーランスになる前に知っておきたいこと
未経験からフリーランスになるためには、転職して経験を積むことが大切です。
いきなりフリーランスになったとしても、かなり多くの時間と労力を使わないと成功できません。
ではWebエンジニアの経験を積むために転職すべき企業について紹介します。エンジニアの仕事といってもいろいろなものがありますので、エンジニアの仕事がどのように流れているかを説明します。
自社でサービスを開発している企業を「自社開発企業」があり、自社開発企業から仕事を頼まれて仕事を進めていく「元請け企業」があり、元請け企業から頼まれ仕事を進めていく「下請け企業」、下請け企業から仕事を頼まれて仕事を進めていく、「孫請け企業」があります。
この中から、自社開発企業と元請け企業に転職することをオススメします。
これらの企業はレベルの高いことをできますが、「下請け企業」や「孫請け企業」はどうしても簡易的な仕事を任されることが多いです。例えばデバッグ作業といってエラーを見つける仕事がありますが、未経験でもやり方さえ覚えればでき、スキルはあまり身につきません。
そこでもスキルは学べないわけではないですが、レベルアップする必要があるということは覚えておきましょう。
しかし、自社開発企業や元請け企業は入社条件が厳しいので、しっかりスキル身に着ける必要がありますね。
まとめ
いかがでしたか?
今回は
Webエンジニアに未経験でフリーランスになる方法
について解説をしました。
フリーランスになる前に一度転職をすることをおすすめしますが、きちんとスキルを習得すればフリーランスとして独立することが可能です。
そのためにも、実際のエンジニアから現場で役立つノウハウを聞いてみるのがおすすめ。
そのためにもスクールで受講し、適切なスキルを身につけましょう!