「アウトプットをするメリットは何だろう」
「おすすめのアウトプット方法が知りたい」
このように、プログラミング学習をする際に「アウトプット」をするべき理由などを知りたい方も多いでしょう。
まずはじめに、プログラミング学習の際に「アウトプット」をすることは必須ということをお伝えしておきます。
その理由としては、アウトプットをすることで初めて自分のスキルとして身につくからです。
具体的なアウトプット勉強方法なども解説していきますので、プログラミング学習の際の参考にしましょう。
目次
プログラミング学習にアウトプットが大切な理由
- 知識やスキルの復習
- 他者からの評価をもらいやすい
- 自分のスキルを目で確認しやすい
- アウトプット(発信)をもとに人脈ができる
- アウトプットがポートフォリオとなる
まずはプログラミング学習でアウトプットが大切な理由について解説をしていきます。
アウトプットが大切な理由、メリットについては上記の5つとなります。
プログラミング学習は「インプット」と「アウトプット」の繰り返しです。インプットだけでは、教えられたり学んだりしたことを「知っている」状態ですが、アウトプットをすることで「実際にできる」状態になります。
知識やスキルの復習
プログラミングを勉強する際、知識を取り入れるインプットだけでは、きちんと習得できているとは言えません。
学んだことを活かしてプログラムを書こうとしても、実際にコードを書く際にどのように書いていけば良いのか分からなくなってしまいます。
それではしっかりとプログラミングを習得できているとは言えません。
頭で分かっているのと、実際にコードを書けるのとでは違います。
学んだことを実践で使えるようにならなければ学んだ意味がなくなってしまいますので、実践に近い形でアウトプットしていくと、知識やスキルがきちんと定着しているかを確かめることができます。
知識・スキルの向上のためにアウトプットは欠かせないことを理解しておきましょう。
他者からの評価をもらいやすい
実際にアウトプットしな内容をもとに、他者から評価をもらうことも可能となります。
学習したことを形にすることで、他者からも評価できるようになるため、客観的に自分の知識やスキルを確認することができます。
評価やフィードバックが貰える、ということはとても大きなメリットの一つです。
実務ではクライアントの要望に合わせて業務を行い、評価される、という流れがあります。その意識付けを勉強中にも取り入れることは非常に重要です。
自分のスキルを目で確認しやすい
先ほど「他者からの評価をもらいやすい」というメリットを挙げましたが、これは自分も、自身のスキルを評価できる、ということにもつながります。
実際に形にしてみることで、他者の作品と比較することができますので、自分にはどのような部分が不足しているかを確認しやすくなります。
ただ頭に取り入れるだけではなく、しっかりと目に見える形に残して自分のスキルを確認していきましょう。
アウトプット(発信)をもとに人脈ができる
例えば作品をコンテストなどに出品することで、プログラミング学習をしている人同士で人脈を作ることができます。人脈が増えることでモチベーションにもつながり、自分が知らなかった勉強方法や情報なども手に入るでしょう。
アウトプットをして発信をしていくことで、プログラミング関係の企業の目にもとまりやすくなり、仕事につながる可能性もあるためしっかりとアウトプット(発信)をしていきましょう。
アウトプットがポートフォリオとなる
プログラミング学習をする目標としては、転職をしたりと「仕事」に関わる場合で学習することが多いと思います。自身でアウトプットした作品は、最終的には「ポートフォリオ」として提示することができます。
ポートフォリオは転職をする際や仕事を獲得していく際には必須となります。
自分が現在どのようなスキルを習得しているかを示すためにも、学習したことはしっかりとアウトプットしていきましょう。
プログラミング学習における効率の良いアウトプット方法
アウトプットをするメリットが分かったところで、具体的に、学習の際に効率の良いアウトプット方法について解説をしていきます。
アウトプットの方法にもいくつかの方法がありますが、プログラミング学習の際には以下のようなアウトプット方法があります。
- 学習したコードをそのまま写す
- 既存のコードをアレンジしてみる
- ゼロからコードを書いてみる
上から順に、アウトプットも難しくなります。
学習したコードをそのまま写す
まずは学習した内容をそのまま写経しましょう。
書籍や学習サイト、動画などで学習しただけでは、自分の知識としてまだ身についているとは言えません。
実際に手を動かして、コードをそのまま真似して書くだけでも習得度に大きな差が出ますので、インプットをしたらしっかりとアウトプットをするようにしましょう。
既存のコードをアレンジしてみる
学習したコードをそのまま写すよりも、少しアレンジしてアウトプットをするだけでも、プログラミング学習にはとても有効的です。
というのも、現場でもプログラミングをする際に一からコードを書くことは少ないです。
既存のコードを参考に追記したり、アレンジしたりして開発を行っていくため、”既存のコードをアレンジする” というのはとても効率の良いアウトプット学習方法です。
少しのアレンジでも自分で考えることができるため、「自ら考えて書く」ということの癖付けにもなります。コードに対しての理解も深まるため、スキルアップも期待できます。
ただ、既存のコードをアレンジできても完全にプログラミングが習得できる訳ではありません。
プログラミングを習得していくためには、もう一歩進んで学習を進めていく必要があります。
ゼロからコードを書いてみる
例えばWebサイトの場合、ゼロからコードを書いてサイトを模写できるとしっかりとプログラミングを習得できていると言っても良いでしょう。
完全なゼロの状態からWebサイトを作成するのは難しいですが、既存のWebサイトを模写する方法であればイメージしやすいため、コードを書きやすくなります。
検証ツールなどでソースコードを見ずに同じサイトを作ることで、今まで学んだ基礎をどのように活かしていくか、という思考力の向上にもつながります。基礎学習を終えた先のステップとして、最適な方法といえます。
プログラミング学習はアウトプットをした回数が大切
もう一度述べますが、プログラミング学習は「アウトプット」をすることが大切です。
インプットも大切ですが、学習したことをどれだけアウトプットできるかで習得度に大きな差が出ますので、たくさんアウトプットをしていきましょう。
アウトプットをすると、コードが書けなかったりと、必ず壁にぶつかる機会が多くなります。
しかしその壁を乗り越えることではじめて自分の知識・スキルとして身につきますので、壁を乗り越えられるように頑張っていきましょう。
インプットではなかなか身につかなくても、アウトプットをすることでプログラミングを習得できている実感が出ますので、アウトプットは欠かさずに学習を続けてみてくださいね。
まとめ
いかがでしたか?
プログラミング学習は「アウトプット」がとにかく大切です。
インプット中心の学習では自分の知識やスキルにはつながりにくいです。
アウトプットを欠かさないことで、自分の習得度を理解し、効率良くプログラミング学習を進めていきましょう!