ナマステ、ラクシュミです。
WordPressはプログラミングを触れない人でも簡単にサイトを作れるというメリットがあります。しかし、プログラミングが組めるようになると制約が多いWordPressよりもプログラミングで作成したいと思うようになるはずです。
今回はWordPressをアンインストールするとどうなるのかを紹介していきます。
WordPressのアンインストールは簡単
基本的に各レンタルサーバーサイトに行ってWordPressをアンインストールすることになります。
WordPressのアンインストールをするだけなら、どこの会社のサーバーを使用していても数回クリックするだけで
今回は、Xserverでのアンインストール方法を簡単に紹介します。
WordPress簡単インストールに移動
まずXserverのサーバーパネルを開き、「WordPress簡単インストール」をクリックします
ドメインの一覧が出てくるので、操作をしたいドメインを選択します。その後以下のような画面に移ります。
アンインストールの実行
アンインストールしたいドメインであることを確認して「削除」ボタンを押します。
削除ボタンを押すと以下のようなサイトに移るので、迷わずアンインストールを押します。
アンインストールを押した後で、サイトに訪れると「403 Forbidden」となるのでうまくアンインストールできました。
WordPressをアンインストールするとデータは消える?
一度WordPressをアンインストールしたサイトにWordPressをインストールしてみます。
バックアップなどをインストールする操作をしていないので、初期状態のサイトになっています。つまり今まで投稿した内容のデータが全てないサイトになっています。
このような状況になるのを防ぐためにWordPressをアンインストールするときはあらかじめバックアップを取る必要があります。
【こんな時にバックアップを取ってアンインストールをすると便利】
・WordPressサイトそのものをやめたい時
・WordPressをやめてHTMLサイトに変更したい時の保険。
・WordPressの調子が悪くなってサイトがおかしくなってしまった時。
WordPressサイトをアンインストールした後に元に戻す方法は?
それでは具体的にバックアップの取得方法を戻し方を説明します。
まず初めにWordPressとMySQLのバックアップを取得する必要があります。
WordPressのバックアップの取得方法
Xserverのサーバーパネルを開きます。
サーバーパネルの「アカウント」の中の「バックアップ」をクリックします。次に「手動バックアップデータ作成」を開き、バックアップを取りたいサイトの右にある「作成とダウンロード」ボタンを押します。
今回は、Xserverのバックアップ機能からバックアップファイルを作成したため、ドメイン直下のすべてのディレクトリとファイルがそのままバックアップされています。
MySQLのバックアップ
データベースのバックアップを取る必要があるので、MySQLのバックアップをとります。
先ほどと同様に「WordPress簡単インストール」タブを開きます。すると、WordPressが導入されているドメインのMySQLデータベース名がわかるのでMySQLユーザー名とともにメモして覚えておきます。
その後、サーバーパネルのホームに戻り「データベース」より、「MySQLバックアップ」タブを開きます。無事にページが移動出来たら、「現在のMySQLをダウンロード」タブを押して、先ほどメモしたバックアップを取りたいサイトのデータベースの列にある「ダウンロード実行」ボタンを押します。
圧縮形式に関しては、自分のPCの容量と相談して考えましょう。
これでMySQLのバックアップを取ることができました。
WordPressの再インスト―ル
まずはWordPressをアンインストールします。
「WordPress簡単インストール」>操作する(これからWordPressをアンインストールする)ドメインを選択>「インストール済WordPressの一覧」から、WordPressを削除したいURLの列にある「削除」ボタンを押す。
その後アンインストールを実行します。
アンインストールを押すとWordPressは削除されますが、MySQLに保存されている記事データなどはまだ削除されていません。
phpMyAdminからMySQLのデータを削除する
MySQLに残っている記事データなどがあるため、これらを消さないと新しくWordPressをインストールすることができません。
「phpMyAdmin」タブをクリック>データベースのユーザー名とパスワードを入力するポップアップに必要事項を入力
以下のような画面になりますので、操作をしたいデータベースを選択します。
「全て選択」をした後、「削除」します。
MySQLの削除が終わりました。
ここまでの作業をWordPressをアンインストールする時にやっておきましょう。
WordPressをインストールする
「WordPress簡単インストール」を開きます。新しく作成する時(または完全に再構築するとき)とは違って、「作成済みのデータベース」を選択し、先ほどメモしたMySQLデータベース名、ユーザー名、パスワードを入力します。
確認画面に進むといつものWordPressインストール時と同じ画面になります。
バックアップしたMySQLデータをインポートする
「phpMyAdmin」タブをクリック>データベースのユーザー名とパスワードを入力するポップアップに必要事項を入力
先ほどのMySQLに残っているデータベースを削除したときと同じ画面が出ます。
今度は「インポート」タブを押して、最初にダウンロードしたMySQLデータファイルをアップロードします。
インポートして、MySQLデータのアップロードは終わりました。
バックアップをとったWordPressのデータを新しいWordPressに上書きする
最後にバックアップをとったWordPressのバックアップファイルの中から必要なものを新しいWordPressに上書きします。
FTPソフトのFilezillaを使用て上書きをしていきます
操作したいドメイン名 >「public_html」> 「wp-content」 の人で開くと「plugins」「themes」「uploads」があります。
この3つのファイルを一番初めに作成したバックアップファイルからドロップアンドドラッグでファイルを置く変えて、作業は終わりです。
まとめ
今回はWordPressのバックアップ方法を紹介していきました。
WordPressサイトそのものをやめたい時や、WordPressをやめてHTMLサイトに変更したいときなどに使えます。
他にもプラグインやWordPressのアップデート事態で、WordPressの調子が悪くなってしまってサイトがおかしくなってしまった時などにもこの方法でサイトが復活することもあります。
長くWordPressでサイト運営をしていると、アンインストール・バックアップが必要になることもあるかと思います。その時はぜひ試してみてください。