【SEで年収1000万円は夢じゃない!】稼げるエンジニアの特徴を解説

こんにちは、ガルシュアです。

「SEを目指しているけれど、年収1000万円稼げるの?」

「現役のSEだけど、もっと高年収を目指したい。」

「年収1000万円稼げるSEになるために、何をすればいいのか知りたい。」

こんな悩みを抱えていませんか?

SEにとって年収1000万円は憧れですが、本当に可能なのか疑問に思われる方も多いですよね。

結論から言うと、SEでも年収1000万円は十分可能です。ただし、誰でもカンタンに到達できるわけありません。稼げる人と稼げない人の間には、明らかな違いがあります。

この記事では、SEで年収1000万円を得られる背景、高年収エンジニアの共通点等について紹介しています。

ぜひ、最後まで読んで下さい。

SEでも年収1000万円稼げる背景2つ

まず初めに、なぜSEでも年収1000万円を稼げる職業になりつつあるのか、背景を2つ紹介します。

  1. 慢性的なエンジニア不足
  2. IT業界が成長市場

慢性的なエンジニア不足

IT業界を筆頭に、SEを含めてITエンジニアは慢性的な人手不足です。

この流れは年々加速しており、経済産業省の予想では2030年にIT人材が78.9万人足りなくなるとの試算が出ました。

出典:経済産業省 商務情報政策局 情報処理振興課|IT分野について

加えて、エンジニアは専門職なのですぐに人が見つかるわけではありません。
未経験にも門戸は開かれていますが、プログラミングに挫折してエンジニアの道を諦める人も少なくありません。

需要に対して人材供給が全く追いついていないため、エンジニアは高待遇なのです。

IT業界自体が成長市場

IT業界自体が成長市場なのでエンジニアが高年収になっています。

特に下記の分野は目覚しい発展を遂げており、平均年収も高い傾向にあります。

  • AI、機械学習
  • IoT
  • データサイエンス
  • ロボット

上記の分野以外でも、ITの可能性に気づき始めた企業が優秀なエンジニアを雇うために、高年収を提示しています。

最近ではNECが優秀なエンジニアなら新卒でも年収1000万円を支給するニュースが話題になりました。

年功序列が基本だった大手日系企業でも、早期から高年収を与えないといけないくらいITは成長分野なのです。

【能力以上に大事】年収1000万円稼いでいるSEの共通点3つ

SEが稼げる背景は理解してもらえたかもしれませんが、全てのエンジニアが年収1000万円をもらえるわけではありません。

IT人材白書でもエンジニアの平均年収は500万円台前半と調査結果がでていますし、年収1000万円以上は全体のわずか2.3~8.8%です。

出典:IPA|IT人材白書2016

では、年収1000万円稼ぐSEはごく一部の超優秀層だけの特権なのでしょうか。必ずしもそうとは言えません。

もちろん能力は大事ですが、それ以上に働く環境や条件が年収に大きく影響しています。

ここでは年収1000万円を稼ぐSEの共通点について紹介します。具体的には以下の3つ。

  1. 高年収企業に所属
  2. 上流工程の案件を持っている
  3. フリーランスとして独立している

高年収企業に所属

SEで年収1000万円を稼ぐためには、そもそも待遇の良い企業で働く必要があります。

例えば、下の企業で働くとSEで年収1000万円稼げる可能性は高くなります。

  • 大手企業
  • 外資系IT企業

大手企業は資金力が中小企業とケタが違うので、年収自体が高い傾向にあります。
また、外資系IT企業は、入社した段階で高年収を提示されることも珍しくありません。ただ、成果が出なければ解雇されるリスクもあります。

本人の能力以上にどの会社で働くかも、年収1000万円のSEになれるかどうかの大きな分かれ道です。

上流工程の案件を持っている

システム開発でも上流工程を中心に受け持っているSEは高年収の傾向にあります。
なぜなら、中抜きでマージンが小さくならないからです。

例えば、電機メーカーのキーエンスは業界でも破格の平均年収1000万円越えですが、開発、営業、市場開拓など徹底的に上流工程に特化しているからだと言えます。

一番利益を取りやすい上流工程を受け持つと、SEでも年収1000万円は珍しくありません。

フリーランスとして独立している

企業に属せず、フリーランスで独立すると年収1000万円のSEへの道が早くなります。
なぜなら、受託した案件の報酬が全て自分のものになるからです。

また、フリーランスは完全実力の世界です。受託実績を積み重ねたら数ヶ月で単価が倍になることも珍しくありません。

もし、サラリーマンとして受注していたら利益の大半は会社のものになるでしょう。
高単価な案件を受注できたとしても、給料が倍になることは滅多にありません。

フリーランスになればスキル次第で高単価案件を掴み取れます。しかも、報酬は全て自分の懐に入るので、年収1000万円の道のりが短くなるのです。

【こんな人は稼げない】年収1000万円稼げないSEの共通点3つ

冒頭でもお話した通り、誰もが年収1000万円のSEになれるわけではありません。

この章では、稼げないSEになってしまう原因についてご紹介します。
稼げるエンジニアと同様、能力の有無より大事なことなので、じっくり目を通してください。

具体的には以下の3点です。

  1. 会社の待遇が悪い
  2. 技術以外のスキルが無い
  3. トレンドに疎い

会社の待遇が悪い

どれだけ優秀でも勤めている会社の待遇が悪いと、稼げるSEにはなれません。日本の会社は大企業、中小に関らず賃金テーブルがほぼ決まっています。

今の先輩や部下で年収1000万円稼いでいる人がいるのか、いたとしたら何歳で到達しているのか調べましょう。

もし年収1000万円プレーヤーのSEがいないのであれば、転職か独立をおすすめします。

ソフトスキルがない

プログラミングなら一流だけれども、それ以外のスキルが無いと稼げるSEになるのは難しいでしょう。なぜなら、プログラミングなどの実装、保守は下流工程に位置するからです。

先述の通り、上流工程は中間マージンが少ないので利益率が高い傾向にあります。
裏を返せば下流工程になればなるほど利益率が低くなるので、必然的にエンジニアの取り分は少なくなります。

プログラミング以外にできることがないと、年収1000万円を越えるのは厳しいかもしれません。

「それではどんなスキルを身につけたらいいの?」と疑問に思われる方は、「4.【最速で到達】年収1000万円稼ぐSEになるために必要なスキル3つ」を読んで下さい。

トレンドに疎い

業界のトレンドに疎かったら、年収1000万円への道は遠ざかってしまいます。
なぜなら、進歩が早いIT業界は、成長ジャンルが刻一刻と変化するからです。

少し想像して欲しいのですが、現代でアセンブリ言語だけで高年収が稼げる人がいったいどのくらいいるでしょうか。

高年収のエンジニアはAIやwebアプリの領域の方も多いと思いますが、使っている言語は以下のようなものだと思います。

  • Python
  • Ruby
  • java
  • php,HTML,css

どれも、アセンブリ言語が全盛期の時代には無かったプログラミング言語ばかりです、

技術トレンドに疎いと、当初は稼げていたスキルでも数年であっという間に使い物にならなくなることもあります。

稼げていないSEは、今何が流行りなのか掴めていないケースが多いですね。

【最速で到達】年収1000万円稼ぐSEになるために必要なスキル3つ

稼げないSEは年収1000万円への道を諦めるしかないのかと言われると、そんなことはありません。

年収1000万円プレーヤーのSEの共通点を知れば、自ずとやるべきことは見えてきます。
冒頭でも、稼ぐためには能力よりも環境的要因が大きいとお話ししました。

しかし、稼げる環境を手に入れるために必要なスキルを知らなくてはいけません。
ここではSEが年収1000万円に最速で到達するために必要なスキルを3つ紹介します。

  • コミュニケーションスキル
  • マネジメントスキル
  • 英語力

コミュニケーションスキル

コミュニケーションスキルは、SEが年収1000万円に到達するために無くてはならない能力です。

稼げるSEの共通点で上流工程の案件があることをお話ししましたが、要件定義でどんなシステム(もしくはアプリ)をお客さんが求めているか正確に知らなければいけません。

相手の意図が汲み取れなければ顧客満足度は下がるでしょう。
要件を誤解したままシステムを開発すれば、納品段階で致命的なトラブルを招きます。

お客さんとしっかりコミュニケーションが取れるかどうかは、稼げるSEの登竜門と言って良いでしょう。

マネジメントスキル

マネジメントスキルも高年収エンジニアになるために必要なスキルです。なぜなら、案件を束ねるポジションにつけるので、その分待遇が良くなるからです。

IT業界で求められるマネジメントスキルとは、主に下のような能力です。

  • メンバーの進捗管理
  • 仕事の割振り配分
  • 工程が遅れた際の対応力
  • 部下・顧客との円滑なコミュニケーション

SEに限った話ではありませんが、規模の大きい案件で舵取りができれば、昇進・転職で有利に働くでしょう。

マネジメントスキルは高年収SEになるために、避けては通れないスキルと言えます。

英語力

必須とまでは言いませんが、英語力があると年収1000万円への道のりがグンと短くなります。なぜなら、高年収を得やすい外資系企業への転職時に有利に働くからです。

また最新のテクノロジー情報は英語で発信されるので、今後伸びそうな分野を一早くキャッチできるでしょう。

英語力を上げると言っても、バイリンガル並になる必要はありません。
エンジニアはあくまで技術がメインですので、ネットの英語情報(特にIT分野)を読めるくらいのスキルがあれば十分でしょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回はSEで年収1000万円稼げる背景と、稼ぐために必要なスキル等について解説しました。

くどいようですが、SEで年収1000万円は決して夢物語ではなく、現実的に手が届く収入なっています。ぜひ、この記事を参考に高年収エンジニアになって下さい。

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