努力をできない人・努力が嫌いな人がしているのは本当に努力でしょうか？
自分は努力できないのに、コツコツと努力できる人を見ると、劣等感に襲われる人もいるかもしれません。
そこで今回は、努力を嫌いになる理由と努力の嫌いな人が努力をする方法について紹介します。何をしても長続きしない人や「努力が足りない」と言われるような人は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
努力を嫌いになる理由
努力できない人や努力が嫌いだと感じている人は、次の理由で努力を嫌っているでしょう。
- 我慢することを努力だと思っている
- ネガティブな捉え方をしてしまう
- 自分が楽になる行動を選んでしまう
実は、今まで努力だと思っていたことは努力ではなかったかもしれません。また、考え方を変えることで努力を楽しくすることができるかもしれません。
それでは、それぞれについて詳しく見ていきましょう。
我慢することを努力だと思っている
「努力＝頑張ること」だと思っている人は多いでしょう。しかし、「我慢＝頑張ること」でもあります。努力が嫌いな人は、本当に努力することが嫌いなのか、我慢することが嫌いなのか、もう一度考えてみましょう。
努力と我慢の違いは次の通りです。
- 努力：自分がやりたいから、頑張ること
- 我慢：自分はやりたくないのに、頑張させられること
つまり、努力と我慢の違いは、主体的かどうかの違いといえますね。
自分がやりたくないことをやらされているのに、「努力しろ！」と言われてもただ強要されているだけです。我慢することが好きな人なんていません。やりたくないことを、我慢して頑張る必要もありません。
努力が嫌いだと感じている人は、本当に努力が嫌いなのか考えてみると良いでしょう。自分がやりたいことのために頑張ることも本当にできないでしょうか？
ネガティブな捉え方をしてしまう
努力が嫌いな人は、ネガティブ思考が原因かもしれません。
例えば、将来的に必要な資格の勉強を、空き時間を見つけてするように上司に言われたとします。ポジティブな人とネガティブな人の思考には、次のような違いがあるでしょう。
- ポジティブな人：「仕事のスキルアップにも繋がるし、頑張って勉強しよう」
- ネガティブな人：「どうせまだ必要ないのに、勉強するの面倒くさい」
上記のように、捉え方次第で努力になるか我慢になるかが変わります。
我慢する機会を減らすために、何事もなるべく前向きに捉えるようにしてみましょう。きっかけは他人でも、自分にとってのメリットを考えて、主体的に考えてみると我慢することが減り、気分が楽になるかもしれません。
自分が楽になる行動を選んでしまう
自分にとって努力したいことが、他人からは馬鹿にされることかもしれません。この場合、他人からの批判を我慢しながら努力しなくてはいけなくなります。
例えば、あなたの友人が「YouTuberになって年収1億円稼ぎたい」と相談してきたら、あなたはどう答えますか？応援する人もいるかもしれませんし、止める人もいるかもしれません。しかし、中には「無理に決まってるじゃん」とバカにしてしまう人はいませんか？
そういった心無い一言が原因で、努力を諦めてしまう人もたくさんいるのです。
周りから批判ばかりされる状況に陥ると、人は楽な方を選んでしまいます。そして、多くの人は、批判を我慢しながら努力することに耐えられなくなってしまうのです。これも努力が嫌いになる原因の1つですね。
努力の嫌いな人が努力をする方法
努力の嫌いな人が努力をするには、次の方法を試してみると良いでしょう。
- 努力という概念を改める
- ゲーム要素を取り入れる
- ご褒美を用意する
- 我慢をしないための努力をする
今まで我慢していたことでも、楽しみの1つにしてしまうことで我慢を軽減することができるかもしれません。また、我慢しない環境を作るのも効果的な方法だといえるでしょう。
それでは、それぞれについて詳しく見ていきましょう。
努力という概念を改める
今まで努力だと思っていたものは、ただの我慢だったことを再認識しましょう。自分がやりたいことをやるのが努力なので、自分のためとはいえ、苦労するのは努力じゃないと思いましょう。
子供の頃に、寝るのも忘れて夜通しゲームをした経験や、YouTubeを見ていたらいつの間にか朝になっていた経験が誰にでもあるでしょう。そういった夢中になれる時間のことを努力だと思いましょう。
仕事や勉強でも、自分が本当にやりたければ、時間を忘れて夢中になることはできます。「努力ができない」と言われて気にしている人は、我慢ができない正直な性格なだけだと思うと気分が楽になるでしょう。
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小さな達成感を繰り返す
何か目標ができたら、小さなゴールを設定して、成功体験を繰り返しましょう。達成感を得ることが快感となり、努力するための活力になります。
達成が困難な目標でも、小さなゴールを複数設定することで苦労を減らすことができます。また、途中で諦めてしまう事態を防ぐことにもなります。
ゲーム要素を取り入れる
退屈な作業であれば、ゲーム要素を取り入れて、いっそのこと楽しんでしまうのも良いでしょう。例えば、いつも約1時間で終わる作業であれば「今日は50分の壁を目標にしよう」と制限時間を設定したり、隣の席の人と競争するのも良いでしょう。
自分は我慢しているのでなく、ハイスコアを出すための努力をしているのだと、捉え方を変えてみましょう。
ご褒美を用意する
自分のやりたくないことを我慢しないために、目的を変えてしまうのも効果的だといえます。
「今日の契約が上手くいったら、帰りにケーキを買って帰ろう」など、今まで我慢していたことを、目的のための手段に置き換えてしまいましょう。我慢しても、何のご褒美もないようでは、我慢する必要はないと気持ちを切り替えてみましょう。
我慢をしないための努力をする
考え方を変えたりすることが難しいのであれば、我慢をしないための努力をしてみましょう。
つまり、今まで我慢してきたことを、我慢しなくても済むように努力しましょう。例えば、他の人に担当を代わってもらったり、人付き合いを断捨離してみるなどの行動をとって、我慢する必要のない環境にしてしまいましょう。
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まとめ
努力が嫌いだと感じている人は、ほとんどが我慢の嫌いな人です。人に対して「努力が足りない」と言ってくる人は、我慢を強要しているだけなので、気にする必要はありません。
また、物事は捉え方次第で、努力することか我慢することかが変わってしまいます。物事をポジティブに捉えることで、我慢する必要はなくなるかもしれません。
小さなゴールを設定したり、ゲーム感覚で楽しんだり、ご褒美を用意したりすることで我慢しなくてもよくしましょう。また、なるべく我慢をしなくていいい環境を整える努力をしてみるのも良いでしょう。
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