難しくて卒業できない?
progateとの違いは?
このような疑問に答えるために、progateでの独学からウェブカツで学習を始めたS.Tさんにお話を伺いました。
S.Tさん
地方の田舎に住んでいる20代後半の女性で、現在は自営業でライターをしています。
文系の学部を卒業し、元々プログラミングとは縁もゆかりもなかったのですが、これから必須となるスキルだと感じて勉強を開始しました。
プログラミング学習について
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S.Tさん
プログラミングができると仕事の幅が広がる
今後プログラミングができるかどうかで他のライターと差をつけ、獲得できる仕事の幅が広がると感じました。
ちょうどプログラミングが必修科目として取り入れられた時期でもあったので、今後仕事の幅を広げたいという思いも込めて、学習をはじめました。
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S.Tさん
1.何を勉強すれば良いのかわからなかった
まず、具体的に何かを作りたいという目標がなかったので、何の言語を勉強すれば良いのかわからずに悩みました。
どのサイトでもHTMLやCSSをおすすめされていましたが、そのほとんどがアフィリエイトを使った大手のプログラミングスクールへの誘導で、信用性が全くありませんでした。
また、そこでおすすめされているプログラミングスクールはどこも高額で、とても手が出るものではありませんでした。
月に10万円も20万円も支払える、裕福な人たちがしている習い事という印象でした。
そこで、とりあえず色々な人がおすすめしていたHTMLとCSSを、とりあえず無料で使えるprogateで学び始めました。
実際に知識がいつどこで何の役に立つのかわからなかった
progateは可愛らしいキャラクターが居て、庶民的な雰囲気があって親しみやすかったです。
やっていくうちになんとなく怖がっていたプログラミングが、少し難しいパズルゲームのように思えてきました。
レベルが上がっていくことも楽しく、ゲームの1面2面のように段々とクリアできていくのも楽しかったです。
しかし、progateでの講座を全てクリアすると虚無感が残りました。
学んだことが実際にどう生かせるのかわからなかったためです。
ブラウザの上でやったこととして完結し、自分のパソコン上で動かせるもののようには思えませんでした。
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S.Tさん
参考にした書籍
1冊目「教えて♪プログラミング まずはなんとなく分かることが大切よ!」
1冊目はプログラミングとは何かが全くわからない状態の時に購入しました。
プログラミングの言語などを冷蔵庫の食品に例えた本で、なんとなく全体を知るのには役立ったと思います。
2冊目「できるホームページHTML&CSS入門」
2冊目は人気がある書籍だったので購入しました。
挿絵も多かったですが、最終ページの方にある出来上がりのデザインがあまりにも古かったので、やる気をなくして途中まで作ってやめました。
また、この本を読むことによって、ワードプレスで作るようなサイトが作れるとは思えませんでした。
3冊目「プログラミング入門講座 基本と思考法と重要事項がきちんと学べる授業」
3冊目は、プログラミングの基礎を知りたくて購入しました。
最終ページ近くにいくつかおすすめのプログラミング学習サイトが掲載されていたので、オックスフォード大学が出している子供向け学習サイトで少し学習しました。
しかし、小さな子供向けだったので途中で飽きてやめてしまいました。
また、字幕がない英語の動画が流れていたため、英語が聞き取れない自分にとっては続けるのが難しかったです。
progateについて
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S.Tさん
1日30分〜1時間を目安に学習していました。
5月からは有料会員になり、1ヶ月ほど学習しました。
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S.Tさん
各講座の進捗状況は以下の通りです。
各講座の進捗状況
JavaScript(ES5)
JavaScript(ES6)
PHP
【未完了の講座】
SQL1〜3(未完了:レッスン4)
HTML&CSS(未完了:flexbox編)
Python(未完了:レッスン4〜5)
jQuery(未完了:上級編)
「自分で作ったWebページをインターネット上に公開しよう!」(学習中レッスン)
「検証ツール(デベロッパーモード)の使い方」(修了レッスン)
「HTML & CSS の開発環境を用意しよう!」(修了レッスン)
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Progateで基礎的なことやプログラミング言語の役割が学べた
それぞれのプログラミング言語がどういった役割を持っているのかを知り、Progateから出された課題が解けるようになりました。
例えばHTMLやCSSがどのような役割を果たしていて、どのように書かれるのかを知り、paddingを指定したり、colorを指定したりと基礎的なことはできるようになりました。
私はおまけとして付いていたコラムなども読んでいたので、検証ツールでホームページの中身を見たり、ATOMエディターをダウンロードできたりしました。
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S.Tさん
全てがProgate内で完了し実践的でない
progateでは実践編として、提示されたデザインをコード化する機会があるのですが、windowsの場合は判定が狂う部分があり上手くできませんでした。
macの場合は判定が狂わないようでしたが、macを購入する必要性も感じられませんでした。
また、js・HTML・CSSなどの知識がついても、ファイルを分けた方が良いことや、それぞれのファイルをどう連携させればよいかわかりませんでした。
教えていただいた検証ツールやエディターもどう生かせばよいかわからず、わからない部分を自分で調べなければならないという発想にも至らなかったので、その後何かを1から作り出すのは難しかったです。
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S.Tさん
ウェブカツでの学習について
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S.Tさん
他のスクールに比べ値段が安くコスパが高い!
ウェブカツは他のスクールに比べてとにかく値段が安いのが魅力でした。
そのうえ、コンテンツが非常に良かったのでコスパがとてもいいスクールだと思いました。
また、私は女性割引を利用しました。(今はなくなっています)
女性割引は独自ドメインによるブログの定期投稿やTwitter報告などの条件はありましたが、頑張っている他の学習者の姿が見られたことによって、より学習意欲が沸きました。
また、徐々に価格を上げられていたこともウェブカツ!!を使い始めるきっかけになりました。
今考えると全て計画されていたのだなと感じます。
私と同じように価格の引き上げを懸念して入った方達もいました。
わかりやすい動画内容で不安がなくなった!
私が入った2019年6月頃のウェブカツ!!には、無料体験用にHTML&CSSの学習動画が公開されていました。
ただ、それまで書籍や対話形式でしか学習をしたことがなかったため、動画でのプログラミング学習には抵抗を感じていました。
また、ウェブカツ!!は実践的なスクールというイメージが強かったので、自分でもついていけるか不安でした。
しかし、実際に動画を拝見すると、わかりやすい説明をされていて、これなら自分でもできそうだと感じました。
既にprogateで習っていた範囲だったという点を含めても、わかりやすい説明だったと感じます。
また、動画内容とデザインとのギャップがあったため、動画を拝見した際により好感が持てました。
ウェブカツ!!にはprogateのように可愛らしいキャラクターはいません。
2019年6月ごろは、初めに鬼10則が最初に目に入るようデザインされた、どちらかというと質実剛健とした熱量を持った大人向けのイメージがあります。
しかし、動画を再生してみると平易な表現を使ってゆっくりと説明されており、より自分でもできそうだと感じられました。
実践的な内容が学べそうと感じた!
2019年6月頃、ウェブカツ!!のトップページには「1000万円」という文字が大きく躍っていました。
正直怪しいと思いました。
とくに鬼10則を最後まで読んだ時、無料体験動画が合わないと感じたらやめようと思いました。
一方で、稼ぐことを主軸に置いたスクールなら、実践的な内容が学習できそうだと思いました。
各プログラミング言語のほか、営業部や起業部などがラインナップされていたので、現在の仕事でもすぐに生かせる知識が得られると感じました。
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S.Tさん
プログラミング言語のレッスンでは全てアウトプットを完了させています。
拝見できていないレッスンは以下の通りです。(インフラ部、Java部、Ruby on Rails部、WEBデザイン部)
事務局
S.Tさん
具体的には、次の4点で優れていると感じます。
progateと比較!ウェブカツはここがすごい!
実際に1から作れるようになる
自分で1から作れるようデザインされているのが、progateとの大きな違いだと思います。
ウェブカツ!!では、次のプログラミング言語を学習するためにアウトプットや宿題という名の「壁」が用意されています。
壁を越えるためにはウェブカツ!!のサイトの外から情報を調べ出して、自分の手を動かして解決しなければならないことが多く、インプットからアウトプットまでをサイト内で完結していたprogateとは大きく違うと感じました。
一方、一見難しそうに見える壁も、ネットで調べれば作れるようデザインされています。
壁を乗り越えることで調べることの重要性が意識でき、また、調べれば作れるという自信が持てました。
Twitterでの交流が盛ん!
カリキュラムとはやや逸れるかもしれませんが、アウトプットがTwitter上で広く拡散されていたのもウェブカツ!!の特徴だと感じます。
Twitterで「#ウェブカツ」ハッシュタグを付けて調べると、多くの方達がアウトプットを投稿しているのを拝見できます。
ウェブカツ!!に入るまではprogateのハッシュタグを付けたアカウントでTwitterをしていたのですが、多くの方が1ヶ月も経たずにいなくなっていたので、ウェブカツ!!のアカウントで何ヶ月も学習している方が多かったのには驚きました。
特にスピード調節機能をおすすめして頂けたのはとても役立ちました。
それまでは用意されたものをただ受け取るだけで、自分の学習スタイルに合わせて快適な環境にカスタマイズするという頭がなかったので、目から鱗の情報でした。
また、プログラミング学習で煮詰まった時には、Twitterで出会った方達ともくもく会を開いて悩みを言い合ったり、学習の進捗状況を聞いたりして自分も頑張ろうと思えました。
Twitterはウェブカツ生の交流の場として機能し、プログラミング学習の継続に役立っていたと感じます。
営業部や起業部などが用意されている
営業部や起業部が用意されているのはウェブカツ!!のカリキュラムの大きな特徴だと思います。
とくに法務部や保険部はすぐにでも役立つ知識ばかりでした。
このレッスンを終えたことで、これから先も財産になる考え方や知識を手に入れたと感じています。
また、これらのレッスンを視聴することで、ビジネス全般に対して興味が湧くようになりました。
これまでビジネス書を1冊も読んだことがありませんでしたが、ウェブカツ!!でご紹介されている本は読みやすく、世界の見え方が変わったと感じます。
卒業試験がある
Progateは少しずつレベルアップしていくため短期的な喜びはあります。
一方で、続けていくほど終わりが見えません。
1ヶ月もすると、スライムばかりのはじまりの街周辺で、ラスボス不在のRPGを黙々と進めているような感覚に陥ります。
一方、ウェブカツ!!には卒業試験という名のラスボスが用意されています。
レベルアップ機能などは用意されていませんが、部活を1つ進めるたび、ラスボスのいる魔王城へ向けてコマを1つ進めたような喜びがあります。
また、卒業試験を終えると「卒業証書」や「卒業後コンテンツ」などが付与され、大きな達成感が得られます。
Twitterで卒業したことを報告すると多くのウェブカツ生やプログラミング学習者から「いいね」を貰えるのも、Twitterを使う機会が多いウェブカツ生にとって、大きな報酬となるのではないかと感じます。
ウェブカツ!!卒業試験の難易度は実務経験がない自分では測りかねますが、高難易度と噂されています。
その噂によって、よりアウトプットに熱が入るよう組まれているのも、優れている点だと感じます。
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S.Tさん
Webサービス部がダントツで苦労!学びも多かった!
Twitterでは、Webサービス部と「javascript・jQuery部 上級」のレッスンが難しいと噂されている印象でした。
しかし、私の中ではWebサービス部がダントツで苦労しました。
その時は、まだ動画のスピードを変更することが頭になかったので、何十本ものレッスン動画を何時間も観るだけでヘトヘトでした。
途中から何をしているのか、何がわからないのかもわからなくなる有様です。
動画を視聴した後も、一体何をどうすればいいかわかりませんでした。
プログラミング学習を進めるうちに「わからないことの常態化」へ次第に慣れてくるのですが、Webサービス部はその一番初めのステージだったと感じます。
しかし、ここで完全にはわからないながらも、課題に取り組みはじめられたのが、大きな一歩でした。
わからないから進まないのではなく、わからないながらもスタートを切ることで、調べながら解決するというのがどういうことなのか実感しました。
事務局
S.Tさん
ポイントは完璧主義にならないこと
「完全にわかってから進める」スタンスを諦めることで、少しずつ前に進めます。
不完全ながらもスタートを切れば、少なくとも現在の課題が明らかになるので、「何がわからないかわからない」「怖い」状態から抜け出せました。
当時の自分にアドバイスするなら、とりあえず2倍速以上で動画を流し観て、課題に取り組みはじめるのがよいと思います。
私のように「理解するまで怖くて前へ進めない」方の場合は、わからなかった箇所の時間だけメモして、後で見返せるようにしておくと、多少安心して進められると思います。
何が動かなくて何が狂っているのか、課題が明らかになってから当該のレッスンを見直したりコードを直したりするのがおすすめです。
事務局
S.Tさん
わからない箇所はネットで調べました。
事務局
S.Tさん
疑問に思った点は既に他のウェブカツ生が質問しており、ウェブカツコーチが丁寧に回答されていたためです。
事務局
現状を変えるためにはとにかく動くこと
ウェブカツ!!は、実務経験者も通うプログラミングスクールとして知られており、継続率も高いので、実践的なスキルを身につけるのに適した学習ツールだと思います。
実際に文系卒の自分が「この機能が欲しいな」と思った時、すぐにでも作りはじめられるのは、ウェブカツ!!で学んだからこそだと思います。
入った後、退部するタイミングは自由です。
他のプログラミングスクールと比べても安いので、とりあえずやってみて、合わなければ退部で良いのではないでしょうか。
現状を変えるためにはとにかく動くことが大切だと思います。
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回はprogateでの独学を経て、ウェブカツで勉強されたS.Tさんにお話を伺いました。
webサービス部の乗り越え方など、参考になる意見が多数聞けました。
S.Tさんご協力ありがとうございました。