「Sublime Textが使いやすそうなので、インストール方法を知りたいな」
「Sublime Textの日本語設定ってどうやるのかな」
今回は、プログラミングをする際に欠かせないエディタである「Sublime Text(サブライムテキスト)」についてまとめていきます。
拡張機能が豊富で使いやすいため、エンジニアから人気を集めるエディタです。「Windows」「Mac」どちらにも対応していると言う特徴があり、非常に使いやすいエディタとなっています。
目次
Sublime Textの特徴
- 動作が軽い
- 日本語化対応
- 自動保存機能あり
- MacOS / Windows / Linux に対応
- 豊富な拡張機で開発が便利になる
- ショートカットで作業効率が上がる
上記の通り、たくさんの特徴(メリット)があるため、プログラミング初心者から現場で活躍するエンジニアまで、幅広いユーザーが便利に使うことが可能です。
特に印象的なのが、行編集と複数選択編集が可能という点です。
これにより、一度に行全体を選択したりテキストの複数箇所にカーソル配置ができるため、同じ単語の記述をしたい場合などに役立ち、効率よく開発ができます。
プログラミングは同じ単語を使用する場面も多いため、一度に編集ができるのはとても大きなメリットと言えます。
Sublime Textのダウンロード/インストール方法
Sublime Textは、公式サイトよりダウンロードが可能です。【Download】から「Mac」、「Windows」、「Linux」の中で、ダウンロードしたいファイルを選択しましょう。
クリックするだけですぐにダウンロードが開始されるため、ダウンロードできたらインストーラを起動してインストールセットアップを開始しましょう。この記事では、「Mac」の場合の手順で解説します。(流れはWindowsでも同じです)
インストールまでの手順は以下の通りとなります。
- ダウンロードしたファイルを展開
- ファイルからSublime Text.appをアプリケーションフォルダにコピー
- Sublime Textを起動する
ダウンロードしたファイルを展開
公式サイトよりファイルのダウンロードができたら、ダブルクリックをして展開をしましょう。
ファイルは「dmgファイル」としてダウンロードされています。
今回は分かりやすくするため、デスクトップに移動させています。
ファイルからSublime Text.appをアプリケーションフォルダにコピー
Macユーザーであれば大体の流れは把握しているかと思いますが、Sublime Textをアプリケーションフォルダへと移動(ドラックアンドドロップ)して、「アプリ化」させます。
Sublime Textを起動する
アプリ化できたら、あとはSublime Textを起動することで使用できるようになります。この際に、
Sublime Text.appは、アプリケーションで、インターネットからダウンロードされました。開いてもよろしいですか?
と警告が出る場合がありますが、気にせず「開く」をクリックしましょう。
Sublime Textの初期設定と使い方
これで実際にコードを記述して開発をすることができるのですが、このままでは英語表記のため使いにくいと感じる方も多いでしょう。そこで、早速ですが日本語化させるための「パッケージ」のインストールを行っていきたいと思います。
他にも様々な「パッケージ」と呼ばれる拡張機能があり、SublimeTextを自分好みに使いやすくカスタマイズしていくことが可能です。開発効率を上げるためにも、「パッケージ」をうまく活用していきましょう。
まず始めに、プラグインパッケージを管理するための「Package Control」をインストールします。
「Package Control」をインストールするには、Sublime Text を起動した後、メニューの「Tools」から「Install Package Control…」をクリックします。
次の表示が出ると、インストール完了です。
最後に、メニューの「Preferences」の中に「Package Control」が表示されていることを確認しておきましょう。
日本語化する方法
これで準備が整ったため、日本語化をしていきましょう。
「Ctrl(Command)+ Shift + p」で先ほどインストールしたPackage Controlを呼び出します。そして、「install」と入力し、候補として出てきた「Package Control: Install Package」を選択した状態でEnterキーを押します。
次に、入力画面で「Japanize」と入力し、Enterキーを押すと日本語化する拡張機能のインストールが始まります。SublimeTextの最下段に「Package Japanize successfully installed.」と表示されたらインストールは完了となります。あとはSublimeTextに適応手順が表示されるので、指示通りに設定を行っていきましょう。
おすすめの拡張機能
- BracketHighlighter
- SublimeLineter
- Emmet
- SublimeCodeIntel
- abacus
さらに開発が捗る、便利な拡張機能について紹介をしていきます。
この他にも便利な機能はたくさんありますが、すべてご紹介すると長くなるため、今回は5つに絞って紹介します。
BracketHighlighter
対応するタグを強調してくれるプラグインです。コードが長くなると、どのタグが対応しているのか把握しづらくなるため、視覚的に把握できるため作業がしやすくなります。
SublimeLineter
文法をチェックしてくれるプラグインです。1つ注意として、「SublimeLinter-ruby」や「SublimeLinter-php」など、チェックして欲しい言語のプラグインと一緒にインストールする必要があります。
Emmet
HTMLとCSSの記述を省略することができるプラグインです。HTMLは、はじめにDOCTYPE宣言などをしたり<head>や<body>など、ある程度形が決まっているため、省略して記述できるのは嬉しいです。
SublimeCodeIntel
関数、変数を定義されている部分にジャンプできるプラグインです。クラスやメゾットの定義が別ファイルでされている場合、確認する際に便利な機能です。
abacus
イコールやコロンなどを、綺麗に揃えることのできるプラグインです。揃っていないと見栄えが悪いため、コードを見やすくするためにも取り入れておくことをおすすめします。
まとめ
いかがでしたか?
SublimeTextは、プログラミング初心者にはもちろん、現場で活躍するエンジニアにとっても便利な機能がたくさん備わっているエディタです。
さらに拡張機能を使うことで自分好みに使いやすくカスタマイズすることもできるため、おすすめしたいエディタです。
便利な機能を備えたエディタで開発することで、作業効率が格段に上がります。
まだ紹介しきれていない拡張機能がたくさんありますが、ご自身に必要な機能を探し、機能を追加していきましょう。