「Macなら、MacBook Proがよさそう」
「プログラミングをするパソコンのスペックについて知りたい」
このように、プログラミング学習を始める際にパソコンのOSやスペックについて気になるのではないでしょうか。
実はプログラミングには、きちんと適しているパソコンがあるのです。それがMacBook Pro。
ではなぜMacの中でもMacBook Proがおすすめなのか。この記事ではその理由についてご紹介し、プログラミングを行う上で見ておくべきパソコンのスペックについてまとめていきますので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
WindowsとMacの具体的な違いとは?
WindowsとMacには、OSによる決定的な違いがあります。
どちらもプログラミングを行うことはできますが、OSによってはできないこともあるため、きちんと両者の違いを覚えておきましょう。
Windowsの特徴について
Windowsは、Microsoft社が開発したOSやサービスとなります。
世界全体のシェア率はWindowsが圧倒的に多く、2020年9月のデスクトップOSシェア率では88.3%を誇っています。この割合から、Windowsの需要と支持率がとても高いことがわかるかと思います。
しかしシェア率が多い分、セキュリティの隙間を狙われてウイルスやハッキングされる心配も高くなってしまいます。
きちんとセキュリティ対策を行い、情報などの漏洩などには気をつけましょう。
Macの特徴について
MacはApple社が開発したパソコンで、Windowsとは違い本体から OS までを全てApple社が製造しています。
Apple製品にはリンゴのマークが施されているのが特徴で、Macにもそのロゴが施されています。「Mac」でもいくつかの製品があり、ノートパソコン型、デスクトップ型などがあります。
Apple社の製品はデザインが統一されているため、手持ちのデバイスを全てApple製品で揃える人もいるほど。
プログラミングにはMacBook Proがおすすめな理由
プログラミングを実際に始める際は、WindowsとMacを比較した際に「Mac」がおすすめと言えるでしょう。その中でも、持ち運びにも便利なMacBook Proがとても人気です。
13インチと16インチがありますが、スペック的には13インチで問題ないです。あとはプログラミングしやすさで16インチに変更してもいいですが、ケースに合わせて選択しましょう。
「Mac」がおすすめな理由として、具体的に以下の通りとなります。
- 操作が分かりやすい
- ディスプレイが綺麗なので見やすい
- 起動が早く、バッテリーも長持ち
- エンジニア向けのアプリケーションが多い
- Pro モデルは、開発に十分なスペックを備えている
それでは、これらの理由についてさらに詳しく解説していきます。
操作が分かりやすい
Macの特徴として、操作が非常に直感的で分かりやすいということが挙げられます。
ずっとWindowsを使い続けたユーザーにとっては、始めは少し不便に感じるかもしれません。しかし、最終的には Macの操作に慣れてしまうと、もうWindowsには戻れないのではないかと思います。
アプリケーションをアンインストールする作業一つにしても、Macの場合はアプリケーションをそのまま「ゴミ箱」に移動させるだけで完了です。Windowsではこのように素早くはできません。
またMacBookはトラックパッドの性能が高く、ノートパソコン型のMacBookでもマウスを必要としないくらい、トラックパッドで十分快適に操作することができます。
ディスプレイが綺麗なので見やすい
Macのディスプレイは、高解像度・高画素密度のRetinaディスプレイが採用されています。
Webサイト制作などを行うWeb系エンジニアや、Unityなどを使ったゲーム開発では特に実行した際の “見え方” を考えなければいけません。
全てのMacBook Proに True Toneテクノロジーを採用しているため、周囲の光が持つ色温度によってホワイトバランスが自動的に調節され、画面の見え方が自然にはっきりと見えます。
起動が早く、バッテリーも長持ち
Macはハードウェア制作、OS開発、など、全てをApple社で行なっています、そのため当然ながら、不具合も起きにくくセキュリティも高いのが特徴。
そしてMacは電源を入れるとすぐに起動するため、プログラミングや他の作業を毎回行う効率も上がるでしょう。ノートパソコンはバッテリの持ちが信頼されがちですが、新しくなったMacBook Proは最長20時間もの駆動時間を誇り、長時間の作業を行うことが可能です。
エンジニア向けのアプリケーションが多い
プログラミングを行う上で開発の役に立つアプリケーションを導入しておくことは、必須と言えるでしょう。MacOSであれば、現場で活躍するエンジニアにとっても欠かすことができないアプリケーションが豊富に用意されています。
特にApple製品のアプリケーション開発には、MacOSでのみ開発可能なものがあります。
例えばSwiftというプログラミング言語は、iOSおよびmacOS、Linuxでしか利用できません。Apple製品のアプリケーション開発にはこのSwiftが欠かせないため、開発内容によってはmacOSの選択は必須と言えますね。
エンジニアがより良い環境で仕事をするためにも、Macでプログラミングを行うことは大切と言えるでしょう。
Pro モデルは、開発に十分なスペックを備えている
プログラミングを行う際には、多くのコードを記述したり複数のタスクを同時に処理しなければいけません。そのためプログラミングには、あまりスペックの低いデバイスでは不向きであると言えるでしょう。
MacBook Proであれば、現場での開発にも対応できるスペックが十分に備わっています。
大規模な開発をする際には、Pro モデルでプログラミングを行うことは必須とも言えるのではないでしょうか。
プログラミングをする上で見るべきスペックについて
- CPU
- メモリ
- ストレージ
- GPU
プログラミングを快適に行うためには、上記の内容を考慮してパソコンのスペックを選んでいきたいところです。
それぞれどのようなものなのか、詳しく見てみましょう。
CPUとは
CPUとは、簡単に解説すると「処理スピード」のことです。
CPUが不十分だと、何かファイルを開いたり実行処理をする時に時間がかかってしまします。
簡単なプログラミングを行う上ではあまり気にしなくてもいいのですが、現場のエンジニアとしてある程度の規模の開発を行うのであれば、CPUにもこだわりましょう。
人間環境では、人の “頭脳” として例えることができます。
「Core i5」「Core i7」のように記載されるCPUですが、Apple社が新たに開発した「M1チップ」によって、他のOSのパソコンとは一歩先を進んだ処理が実現可能となりました。
メモリとは
メモリは、「一時的にデータを保存する場所」と言えるでしょう。
CPUと同じく処理速度に大きく関わり、メモリの多さで作業お行う効率に影響します。
人間環境では、”作業机” のように例えることができます。
この作業机が広いことで、複数の作業を同時に行うことができると言えるでしょう。
メモリの容量は、プログラミングを行うのであれば最低8GB、できれば16GBはあると安心できるでしょう。
ストレージ
ストレージは「データの保存容量」と言えます。
先ほどのメモリとは違い、ストレージはデータ全体を保存する役割を持っているため、人間環境では ”本棚” のような役割を果たします。
このストレージが大きいことで、より多くのデータを保存できることになります。
MacBookはもともとストレージが多いものがほとんどなので、256GB以上であれば最低限のデータは保存できるのではないでしょうか。
GPU
GPUとは「画像の処理スピード」です。
一般的にWebサイトの閲覧や動画の視聴の際などに必要となります。
GPUの性能にこだわることで、Webデザインや動画編集などのクリエイティブ作業やゲームプレイなどに役立ちます。
まとめ
いかがでしたか?
この記事では、「プログラミングにはMacBook Proがおすすめ」といいうことで、その理由とプログラミングをする際に見るべきスペックについてご紹介しました。
Macはプログラミングにおすすめなので、活用していきましょう!