って思っていませんか?そんな疑問に今回は応えていこうと思います。
今回は、未経験からエンジニアになる方法を解説していきます。
目次
【結論】30代未経験でもエンジニアになれる!
結論、30代で未経験でもエンジニアになれます。では、どのようにすればエンジニアになれるのでしょうか。
前職の経験やスキルを活かす
30代未経験でもWEB系企業にアピールできる材料はあります。それは前職の経験やスキルです。世間のイメージとして、エンジニアはプログラミングをする職業、というイメージがあるかもしれません。
しかし、それはプログラマーであり厳密にはエンジニアと区別されます。厚生労働省の職業情報提供サイトには、プログラマーとシステムエンジニアは次のように定義されています。
プログラマーは詳細設計に基づきコーディング(プログラミング言語でコンピューターが処理可能な命令を書くこと)し、プログラムを作成する。
一方で、システムエンジニアはこうです。
Webサイトを設計し開発する。(中略)新規に作成が必要なソフトウェアは詳細設計に基づきプログラマーに依頼するか、設計者がプログラミングも行う場合がある。
ここで、エンジニアが担当する開発工程をまとめると
・見積もり
・要件定義
・設計
・プログラミング
・テスト
・保守対応
・システムの調査
となります。この開発工程の中で、前職の経験がスキルが活かせるものがあるはずです。それをアピールポイントにしていきましょう。
マネジメントもエンジニアの仕事
と思う人もいるかもしれません。それならマネージャー(プロジェクトマネージャー)というポジションも選択肢に入れるのはどうでしょうか。
そもそもプログラミングやシステム開発というのは、業界や企業の課題をITで解決するための手段です。金融や飲食、アパレル、物流などの知識や経歴は、開発においてはとても貴重です。
エンジニアは、プログラムを設計したり実装したりすることはできますが、金融やアパレルの業界のことは知らない人がほとんどです。その点において、業界の知識や経験をマネージャーとしてエンジニアに伝えることで開発をサポートすることができます。
と思うかもしれません。エンジニアチームにおいて、チーム全体の意思決定するマネージャーは必要です。googleもマネージャーは重要なポジションであるといっています。
2008 年には、調査チームが、マネージャーは重要な存在ではないという一部の意見を証明しようと試みますが、すぐにまったくの正反対であることがわかりました。つまり、マネージャーはきわめて重要な存在だったのです。
Google re:workより
客観的な実績がある
未経験でもそうでなくてもエンジニアとして働く以上は、なにができるのか、なにをやってきたのか、という客観的な実績が必要です。未経験であれば、
というような実績や経験があるといいです。事実として企業はその実績を見て判断します。
なので、未経験であってもサービスをリリースしたり、前職の経歴やスキルを客観的な実績として示せることは大切です。
エンジニアとしての実績を作ろう
プログラミングは開発工程の一部としても、業務の基本。その点でやはり、プログラミングの勉強は欠かすことはできません。
ここに注意してほしいのは、開発したいものによって、勉強すべきことが変わってくる、ということです。 を
WEBページを作りたいなら、HTMLを勉強しよう
と思っているならば、勉強すべきはHTMLとCSSです。WEBページの基礎となるHTMLとCSSは、開発をはじめるための準備は簡単で、すぐに勉強を始められます。また、ポートフォリオなどの実績もつくりやすいです。
プログラミングをガッツリやりたいなら、WEBフレームワークを勉強しよう
と思っているあなた。プログラミングをガッツリやりたいなら、WEBフレームワークを勉強しましょう。WEBフレームワークというのは、WEBアプリケーションを効率よく開発するための仕組みです。大抵のWEBアプリケーションはそういった仕組みを利用して、作られています。
しかし、勉強しはじめは専門用語が多くて理解するのが難しいもの。なにか一人で開発してみるというのは、少し苦労します。
ただ最近は、多くのコードを書かずに開発できるようなWEBフレームワークも多いです。例えば、Ruby on Rails(Ruby)やLaravel(PHP), django(python)が例として挙げられます。
エンジニアとして採用される人の特徴
エンジニアとして採用される人は、実際の現場にいるエンジニアと同じような特徴を持っています。採用されるためには、そういった特徴を知っておいて損はありません。
チャレンジが好き、好奇心が強い
エンジニア全体として、新しいこと、好奇心が強い人が多いです。
こういった人が当たり前にいます。案件に必要なスキルと自分のスキルが、常にマッチしたものがくるとも限りません。ときには自分の経験にはないこともすることもあります。
そういった場合に、やったことないから遠慮します、という人は少ないエンジニア業界。やったことないことでも、どうにかなるだろう精神でチャレンジする人の方が多いです。
勉強が好き
エンジニアとして実際に企業に入ってみるとわかることですが、企業の中にはさまざまな経歴を持ったエンジニアが働いています。例えば、
・プログラミングスクールに通って、勉強した人
・独学でプログラミングを勉強した人
という感じです。経歴はさまざまですが、共通しているのはプライベートの時間もプログラミングの勉強に充てているということです。エンジニアとして働けば、そういう生活が待っています。
未経験の場合、年収は300万円以下からのスタートがほとんど。それでもプライベートを勉強の時間に充てるという生活。エンジニアとして働くには、それくらいの覚悟が必要です。
エンジニアとして採用されない人の特徴
エンジニアとして採用される人とは反対に、エンジニアとして採用されない人の特徴も紹介します。
スクールを出ただけでは、採用されない
というような実績があってはじめて、採用するか否か、という土俵に立つことができます。最近は、プログラミングスクールなどでプログラミングを学べる機会が増えてきました。
しかしエンジニアの採用は、ある程度のプログラミングのスキルや業界での経験知識といった実績があること前提です。なのでスクールを出たとしても、そういった実績を第三者に示せるものがないと、採用の土俵に立つことことすらできません。
プログラミングを独学しても、採用されない
と思っていませんか?しかし、独学したとしても採用されません。
それは先述したように、第三者に示せるような客観的な実績がないと企業も判断できないからです。
まとめ
いかがでしたか?今回は、知っておきたい!30代未経験からエンジニアになる方法についてご紹介しました。
これを実践すれば、30代未経験でもエンジニアになる道が見えてきます。ぜひ参考にしてみてくださいね。