「プログラミングを始めてみたけど、プログラミングが効率よく学習するコツがあれば知りたい…」
そんな悩みを抱えていませんか?
本記事では「プログラミングを効率よく学習方法」について解説していきます。
- プログラミングを効率よく学習する上で重要なこと(考え方)
- プログラミングの学習方法
是非最後までご覧ください。
目次
プログラミングを効率よく学習する上で重要なこと(考え方)
プログラミングを効率よく学習する上で重要なことは大きく分けて3つあります。
- 何を作りたいかを明確にする
- プログラミングはあくまで手段
- インプットよりもアウトプット
それぞれ解説していきます。
何を作りたいかを明確にする
プログラミングを効率よく学びたい人は、「何を作りたいのか?」を明確にしましょう。
「Webアプリを作りたい…」
「ゲームを作りたい…」
「スマホアプリを作りたい…」
など最初はざっくりでも良いので、「何を作りたいのか?」を決めましょう。
なぜ最初に「何を作りたいか?」を明確にしたほうが良いかを申し上げますと、「何を作りたいか」でプログラミングの学習方法が変わるからです。
最初は「予約アプリを作りたい!」など明確でなくても良いです。
一通り基礎を学んだら(参考書を一冊終わったくらい)設計から自分で考えてサービスを作ってみましょう。
プログラミングはあくまで手段
プログラミングを学習する上で意識して欲しいのは、「プログラミングはあくまで手段」ということです。
エンジニアでもそれ以外の仕事でも、顧客の悩みを解決することが最も重要です。
例えばECサイトを作って欲しいというお問い合わせがあったとします。
ECサイトを作るにはプログラミングを使わず簡単に作れるshopifyだったり、バックエンドの言語で作ったり色んな方法があります。
お客様としては、極力お金がかからず売上を出すというのが理想です。
プログラミングはあくまでも課題解決の手段でしかないということを最初に理解しておきましょう。
自分でプログラミングを用いてユーザーに使ってもらえるサービスを作るとなれば、「どんなユーザーが使うのか?」だったり、「どんなことに悩んでいるのか?」などマーケティングの要素も必要になってきます。
ですので、「プログラミングで何をしたいのか?」という問いが明確な人は、「プログラミングはあくまで手段」という意味を理解しているはずです。
もしまだ「プログラミングで何をしたいのか?」がまだ分からない人は、最初に「プログラミングをなぜ勉強するのか?」ということを自問自答してみてください。
インプットよりもアウトプット
プログラミングを学習する上で意識して欲しいことで最も重要なのが、「インプットよりもアウトプット」ということです。
エンジニアの仕事はアウトプットを出すことが仕事であり、プログラミング初学者(実務未経験者)ほど教材を購入して勉強するインプットに偏りがちです。
教材を買った結果、何もせず終わってしまうこともザラにあります。
プログラミングを習得したいならやはりたくさんコードを書いて、1行1行の意味を理解しながら書き進めていくしか習得する方法はありません。
習得するには時間がかかるということを念頭に置いて勉強しましょう。
効率の良いプログラミングの学習方法
一番気になる効率の良いプログラミングの学習方法について解説していきます。
効率よくプログラミングを学ぶには意識して欲しいことが3つあります。
学習するプログラミング言語を明確にする
最初に何を作りたいのかを明確にしてもらったのは、全てここに繋がってきます。
プログラミング学ぶには、学習するプログラミング言語を明確にする必要があります。作りたいものとプログラミング言語の関係としては、以下のようになります。
- Webサイト制作は、HTMLとCSS(Sass)とJavaScript(jQuery)
- Webアプリは、RubyかphpかJava
- スマホアプリは、KotolinかswiftかFlutter
- ゲームは、C#かUnity
- AI(人工知能)は、Python
- ブロックチェーンは、solidity
上記の作りたいものとプログラミング言語の関係を知っておかないと、勉強する際に自分がどこに進んでいるのかが分からなくなってしまいます。
ですので、もしプログラミング言語で何を学ぶのか悩んでいる人は早いうちに決断することをおすすめします。
現役エンジニアのメンターを見つける
プログラミングで作りたいものを明確にしたら、現役のエンジニアのメンターを探すことをおすすめします。
現役のエンジニアに質問できる人がいるかどうかというのは、プログラミング学習をする上で非常に大きいです。
実体験として、現役エンジニアのメンターから教わったこととして一番大きかったのは、ソースコードを共有してエラー解決する際に、どこが原因でエラーが出ているのかを手順を追ってライブコーディングで解説してもらえたことです。
これは独学では絶対に無理なので、実務未経験の人ほど現役エンジニアのライブコーディングを受けたほうが良いです。
学習や転職について相談できる人がいるかどうかで学習効率が変わってくるのは紛れもなく事実です。ましてやコロナ禍で実務未経験のエンジニア転職が難しくなってきているのが現状です。
現役のエンジニアを探すのに苦労している人は、MENTAという現役エンジニアがメンターをやっているサービスを利用してみると良いでしょう。
もしくはプログラミングスクールなどに入って現役エンジニアから教わるというのも方法として有効です。
プログラミングでエラーが出て自力で解決できないときに質問(相談)できる環境を作りましょう。
複数のプログラミング言語を並行して勉強しない
プログラミング初学者がやりがちなのが、「複数のプログラミング言語を並行して勉強している」ことです。
これはある程度勉強が進んで他のことに興味を持ち出したときにありがちな行動です。
もし他のプログラミング言語をやるとしたら、元々Rubyを勉強していたけど、実務でphpをやることになったといった仕事でやらざるを得なくなった場合くらいで良いです。
プログラミングの勉強をし始めて、実務入ってから1年くらいまでは複数のプログラミング言語を並行して勉強することは基本的におすすめしません。
他のプログラミング言語を同時並行で勉強するとしたら実務に入ってからにしましょう。
実務に入ってないときから複数のプログラミング言語の勉強をすると、学習コストが膨大になってしまいます。ですので、仕事で使えるレベルになるまでは原則1つのプログラミング言語に絞って勉強することをおすすめします。
もし複数のプログラミング言語を独学で学ぶとしたら、バックエンド言語1つとフロントエンドで十分です。
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回は「プログラミングを効率よく学習する方法」について解説しました。
あなたがプログラミングを用いて何をしたいかによって学習方法が変わるということを前提として知っておいてください。
何度も言いますが、「プログラミングはあくまで手段」です。効率よく学ぶのであれば、現役でバリバリ働いているエンジニアに聞ける環境を作りましょう。
私は独学でプログラミングの勉強をしていたので、結果が出るのに時間がかかりました。もっと早く現役エンジニアなど聞ける人を見つけておけば良かったなと後悔してます。
この記事を最後まで読んでいるあなたが効率よくプログラミングの学習が出来るきっかけになれば嬉しいです。