プログラミングスクールに通えばエンジニアに転職できるって本当?

こんにちは。

元IT業界転職エージェントの渡辺です。

今回はプログラミングスクールに通えばエンジニアに転職できるのかという疑問に対して解説していきます。

社会のIT化に伴い、エンジニアの数はかなり増え、身近な職業となったと思います。

そんな中で、プログラミングスクールの広告も良く見かけるようになりましたよね。

でも実際にプログラミングスクールに通えば、エンジニアになれるのかどうか不安な方もいらっしゃると思います。

そこで、この記事ではプログラミングスクールに通えば、本当にエンジニアに転職できるのか紹介していきます。

プログラミングスクールの種類

まずはどのようなプログラミングスクールがあるかよくあるスクールを解説していきます。

有料プログラミングスクール

いわゆる皆様が一般的にイメージするプログラミングスクールです。

わざわざ有料と分類するのは、無料スクールも存在しているためですが、もちろん多くのプログラミングスクールは有料です。

もちろんそれぞれのスクールによって特色は異なりますが、プログラミング以外のスクールと同じようなイメージです。

様々なコースを設けているスクールが多く、期間も1ヶ月から半年以上、費用も数万円から百万円近くまでと本当にピンキリです。

経験者を対象としているスクールもありますが、多くは未経験者もしくは、初心者向けでサービスを行っています。

スクールのカリキュラムをこなした後に転職支援のサービスを行っているスクールも多くあります。

【プログラミングスクールおすすめ13選】費用別・目的別徹底比較!

無料プログラミングスクール

最近増えてきているのが、無料のプログラミングスクールです。

無料のプログラミングスクールの場合は、スクールを卒業後、エンジニアとして就職することが前提となります。

期間は1.5ヶ月から3ヶ月程度で、プログラミングの勉強と平行して転職活動を行い、転職が決まった時点でスクールを卒業となります。

スクール側は就職が決まった企業からお金をもらうことでビジネスを成り立たせています。

よって無料のプログラミングスクールの場合、100%転職支援付きのサービスとなります。

オンラインスクール

プログラミングスクールの場合には、完全オンライン完結のスクールも少なくありません。

もちろんオンラインスクールの場合には、有料となります。

費用的には通うことを前提としているスクールよりも安く設定されていることが多いです。

オンラインスクールの場合は、現役のエンジニアを対象としているコースも存在しています。

オンラインの特徴を活かして、期間や学習内容などが柔軟であることが多いと言えます。

オンライン完結の場合は、転職支援を行っていないスクールも多いです。

プログラミングをオンラインスクールで学ぶメリット3選!【初心者向け】

プログラミングスクールの転職支援

プログラミングスクールには転職支援をしているスクールも多くあります。

具体的にはどのようなサービス内容が多いのか紹介していきます。

提携企業への紹介

無料、有料ともに教室に通う形式のプログラミングスクールの場合に多いのが、提携企業への紹介です。

エンジニアを欲している企業とプログラミングスクールが提携しており、スクール側から紹介された人を企業が面接して、合格であれば採用していくという流れです。

企業はスクール側から紹介してくれますが、基本的には通常の転職活動と同じく、書類選考や面接を通過しないと採用されません。手厚さはスクールにより切りですが、書類の書き方指導や面接指導も行っている場合が多いです。

なお、提携先の企業はいわゆるSESである場合が多く、就職できたとしてもプログラミングとはほとんど関係のない業務に従事させられてしまう可能性もあります。せっかくプルグラミングを学んだのに仕事先で開発に携われないとなると、その後のキャリアが詰まってしまうことにもなりかねません。

関連企業への斡旋

SESなど、エンジニアを必要としている企業がプログラミングスクールも運営している場合、そのままスクールの運営会社に就職というパターンもあります。

それほど数は多くないですが、無料のプログラミングスクールを運用し、多くの生徒をそのまま自社に就職させているスクールもあります。

エンジニアは人手不足ですから、その解消方法として、プログラミングスクールを展開しているということでしょう。

転職エージェントへの紹介

あまり就職支援に力を入れていないスクールにありがちなのが、提携している転職エージェントへ紹介して終わりというパターンです。

転職エージェントがプログラミングスクールを運営している場合も同じです。

この場合は、通常の転職活動とほぼ一緒と言えます。

未経験からITエンジニアへの転職は可能!その理由と方法を解説!

プログラミングスクールに通えば転職できる?

今回のメインテーマである、プログラミングスクールに通えば転職できるかどうかズバリお答えします。

結論:確実なスキルを身に着ける事のできるスクールであれば、転職できる可能性は非常に高い

未経験でも、実務で通用するスキルやその後の転職に関わるノウハウを教えることに力を入れているプログラミングスクールに通えば、エンジニアとして転職できる可能は非常に高いです。

ただし、どこでもいいからプログラミングスクールに通えば必ずエンジニアに転職できるというわけではありません。

注意点もありますので、ご紹介していきます。

注意点①:実務レベルで通用するスキルが身につくスクールでないと厳しい

当然ですが、単にスクールに通っただけでは実務では到底即戦力になりません。

無料のプログラミングスクールは就職率100%などと謳っているところもありますが、スキルがさほど身についていない状態でどこかの企業に就職できたとしても、実務でついていけず挫折することにもなりかねません。

就職できればいい、転職できればいい、という事ではないですよね。

転職するため、さらには転職してから困らないためにも、実務で通用するレベルまで体系的に学べるスクールを選ぶ必要があるという事です。

Xcodeのインストール方法について

注意点②:スクールのカリキュラムをしっかりこなす必要がある

当たり前ですが、まずはプログラミングスクールのカリキュラムをしっかりとこなす必要があります。

カリキュラムをこなすだけでなく、アウトプットをしっかり行いレベルの高いポートフォリオを作成することが、未経験者がエンジニア転職するための最低条件です。

ですので、アウトプット重視で質の高いポートフォリオ作成まで持っていけるような教え方をしてくれるスクールを選ぶという事が重要になります。そういった道筋を示してくれるかどうかが、良いプログラミングスクールのポイントになりますし、良いスクールで学ぶことによって未経験者がエンジニア転職できる可能性は格段に上がるでしょう。

 

まとめ

いかがでしたか?

今回は、プログラミングスクールに通えばエンジニアに転職できるのかということに関して解説していきました。

転職支援の章で解説したように、「転職保証のあるスクールなら安心」というわけではないという事が理解いただけたかと思います。スクール選びで重要なのは、「確実に実力がつくスクール」であるという事ですね。

エンジニアの世界は本当に人手不足ですので、実務で通用するレベルまで教えてくれるプログラミングスクールに通い、スキルを身に着ければ、非常に高い確率でエンジニアに就職することができます。

本当にエンジニアになりたいと決意できた方は、ぜひそういったプログラミングスクールに通うといいでしょう。

 

BLOGコンテンツをパーソナライズします

あなたは現在「プログラミング学習者」ですか?