・今の仕事をこのまま続けてて大丈夫だろうか?
・やっぱり手に職をつけたい!
そのようにお考えの方も、たくさんいらっしゃるかと思います。
今回は「手に職をつける」というテーマでプログラミング学習の始め方についてお話していきますね。
目次
手に職をつけたい理由
「手に職をつけたい!」と考える理由から整理していきたいと思います。
理由としては概ね2つです。
- ・収入をあげたい
- ・安心したい(今のままでは将来が心配)
(どちらが正解とかではありません。)
「手に職をつける」ということは「専門スキル(技術・知識)を身につける」と同じこと。
逆の見方をすると、専門スキルがないと「誰にでもできる仕事」しか選べない。
そうなると収入が少なくても「仕方ない」と受け入れるしかないし、将来的に長年続けられるかどうかも心配。
- そんな不安を持ったまま生活するのはイヤだ。
- だから、手に職をつけたい。
- 専門スキルを身に付けたい。
それが「手に職をつけたい!」の理由ではないでしょうか。
どのスキルを身に付けるのがいい?
「手に職をつけたい」でGoogle検索をするとたくさんの情報が出てきます。
様々な資格や仕事が紹介されていますよね。
どれがいいのかについては、難易度も違いますし、人によって年齢や向き不向きもあるので一概には決めることはできません。
ただ、この記事をご覧いただいているということは少なくとも「プログラミング」がその選択肢に入っているのではないでしょうか。
- 「ほんとに「プログラミング」がいいのかな?」
- 「このままプログラミング学習を始めてもいいの?」
- 「プログラミング学習はどうやって始めたらいいの?」
と悩まれている方もいるのではないでしょうか。
そういった状態でいきなり「始め方」に進むのではなく、まずは「何を選ぶべきか」から見ていきましょう。
選ぶポイント
「どの資格、あるいはなんの技術を身に付けるのか」の選び方に正解はありません。
ですが必ず考慮していただきたい点が2つあります。
- 需要
- 将来性
需要はあるか?
ものすごく時間をかけて勉強して、ものすごく難しい国家資格をとったとしても、その「資格所有者の求人募集がそもそも出ていない仕事」もあります。
これでは、なんのために頑張ったのか…となりますよね。
でも、そうなってしまってから気付いたのでは、遅いのです。
逆に、比較的そんなに多くの学習時間をかける必要がなくても「常に人手が足りないから募集がたくさん出ている仕事」もあります。
そうなると企業側も人材の取り合いになり需要と共有のバランスが働くため、報酬があがる傾向が高いです。
大切なことは「需要」がどれくらいあるか、です。
特に「収入をあげたい」という理由でスキル習得するのであればかならず「需要」が高いスキルを選びましょう。
将来性はあるか?
これも同じくらい重要な観点です。
せっかく専門職につけたとしても数年後にその仕事自体がなくなってしまえば費やした時間や労力が無駄になってしまいます。
特に、「安心したい」という理由でスキル習得するのであればかならず「将来性」があるものを選びましょう。
「プログラミング」の需要と将来性
では、プログラミングはどうでしょうか。
需要は?
まず需要です。
業種別の求人倍率を見ると、圧倒的に高いのは「IT」です。
(※「求人倍率が高い」=「人材の需要が高い」)
つまり、まったく「人材がぜんぜん足りていない業種」ということなので「需要はめちゃくちゃ高い」と言えます。
将来性は?
では将来性はどうでしょうか。
今やテクノロジーの技術は生活にもビジネスにもなくてはならないものになっています。
日本は特に少子化の影響で、今後労働人口は減る一方です。
少ない人数でも仕事が回る仕組みや技術が様々な業種でどんどん進化していってます。
その仕組み・技術には、「IT」の力、つまり「プログラミングの技術」が必要です。
今後、少なくなったり不要になるどころか「プログラミングができないと何もできない」ようになっていくでしょう。
「プログラミング」の中からどれを選ぶべき?
「IT」の業界は
- 需要
- 将来性
いずれも条件を満たしていることをお伝えしてきました。
次は具体的に「プログラミングの始め方」について見ていきましょう。
まずは「どの言語にするか」ですね。
プログラミングといっても様々な「言語」がありますので、どれを選べばいいか悩みますよね。
こちらの記事も参考にしてください。
【初心者向け】おすすめプログラミング言語5つと選び方をご紹介!ここでも考え方は同じです。
様々な言語があるなかで、どのように選べばいいかについては、
- 需要
- 将来性
この同じ視点で選択をすべきです。
とはいえ、技術の進歩が非常に速い世界です。
「将来性」の予測は、何年も経験があるプログラマーでも難しいでしょう。
ですので、ここでは「需要」の点に重きを置いて見ていきましょう。
オススメ言語は「PHP」
結論から言えば、「PHP」の習得をオススメします。
もっとも需要が高いといえる言語ですし、比較的初学者が学習しやすいからです。
言語で求人検索をした際にも非常に多いです。
求人数だけでみると、「PHP」よりも「JAVA」の方が多いため、「JAVA」のほうがいいのでは?となりそうですが、Javaのデメリットとして
- プログラミング初心者にとって学習の難易度が高め。
- 会社ごとに独自の開発ツールを使うことが多く、ツブシがききにくい。
- 大規模システムが多く、雑用業務ばかりで経験が積めないケースもある。
という点があるため、あまりオススメしません。
「Ruby」も案件数は多いですし、学習しやすいため人気の言語の1つです。
ですが、最近は少し案件が減少傾向にあります。
また、多くのプログラミングスクールがRubyを教えているため、未経験者の求職者がもっとも増大しているため競争率が高い状況です。
一方「PHP」はWEB開発に特化されている言語で、学習コストは低め。
歴史が長いため案件数も多く、トレンドに大きく影響を受けにくい安定さがあります。
また、WEB開発ができるようになれば、個人で仕事を受ける幅も広いという強みもあります。
あわせて、HTML・CSS・JavaScriptを学習することでWeb開発の幅が広がるため、セットで学習されることをオススメします。
ウェブカツ!!って何?他のプログラミングスクールとの違いを比較まとめ
今回はプログラミングの始め方を、「手に職をつけたい」というテーマで以下について解説いたしました。
手に職をつけたい理由
「手に職」に「プログラミング」は正解?
「プログラミング」の中からどれを選ぶべき?
将来のためにスキルを身につけることをお考えであれば、ぜひ参考にしてみてください。