これから伸びるビジネスとは?世間からの需要があるビジネスを考える

最近は産業が発達し、実に多くの職業が存在しています。その中でも最も従事者が多いとされているのが、金融や小売、運輸、ガス、水道、電気、通信、飲食、保険、不動産などが分類される「第三次産業」です。

しかし増えすぎた職業の中には、今後危ういと言われる将来性のないものも存在します。安心して暮らすためには、この将来性のない職業を避け、将来性のある職業に就かなければなりません。

今回この記事では、そんな将来性のある職業を「これから伸びるビジネス」としてご紹介します。

次の時代で求められている職業は一体どんなものなのか。早速見ていきましょう。

これから伸びるビジネス一覧

これから伸びると予想されている職業は以下の通り。

これから伸びるビジネス一覧
・インターネット広告業界
・IT業界
・EC業界
・医療業界
・エンタメ業界
・介護福祉業界
・化学業界
・建設業界
・人材派遣業界
・食品業界
・ドローン業界
・バイオ医薬品業界
・物流業界
・電子部品・半導体業界
・農業業界

ではこれらの業界はなぜ伸びていくと予想できるのか、その根拠を見ていきましょう。

インターネット広告業界

まずはインターネット広告業界です。最近は1人が1台スマートフォンを持ち、さらに家庭には最低1台のパソコンがある時代。そんな時代の中で発展しているのがインターネット広告業界なのです。

以前よりも多くの人がインターネットを利用するようになり、広告を流すプラットフォームもそれに伴ってインターネット上に遷移してきました。

現在は広告の形にも様々なものがあり、今後も集客率を上げるための様々な工夫が施されるでしょう。

IT業界

IT業界は特に急成長が見込まれている業界です。私たちの生活は完全にIT産業の恩恵により実現しています。

今後はAI、ビッグデータ、IoT(モノのインターネット)、ブロックチェーン、自動運転技術、仮想現実、5Gなど、ありとあらゆる分野でIT業界の発展が見れるでしょう。

しかしこの業界の発展に対して、エンジニアはかなりの人手不足状態。そのため転職先としてエンジニアを選ぶ方も増えているようです。

また面白いのが、世界のトップ企業は殆どがIT企業に占められているという点。最近ではIT業界が他の企業に新サービスをもって進出してくることも少なくありません。これからの発展がどう私たちの生活に影響してくるのか楽しみですね。

EC業界

EC(electronic commerce)とは日本語で電子商取引と訳されます。つまりインターネットでのモノの売買のこと。多くはインターネット通販のことを指します。

店舗に足を運ばなくても、自宅からショッピングができるということで急速に成長を遂げている業界。

最近では配達時間の短縮や、取扱商品の拡大、通販ツールの進化などで、さらに利用者が増えています。

医療業界

医療業界が伸びると予想されている理由は、日本の高齢化だけではありません。若者の健康意識への高まりも背景にあります。

最近では病気の予防だけでなく、美容面で医療機関を訪れる方も増えました。以前に比べて医療機関を受診する機会が増えているのです。

エンタメ業界

エンタメ業界とは、ゲームやアニメ、音楽、映像作品などを筆頭に、個人の娯楽を充実させている業界です。

このエンタメ業界もIT業界の発展に伴い、急速に市場拡大が見込まれています。最近ではゲームをインターネットに接続してオンラインで楽しむのは当たり前、音楽や映像作品は「サブスクリプション」として月額制で手軽に楽しむ時代になりました。

生活にインターネットが馴染んだことにより、エンタメ業界も発展を遂げているのです。

介護福祉業界

介護福祉業界はこれからの日本に必ず必要な存在となるでしょう。理由は簡単。日本が超高齢社会になってしまったからです。

超高齢社会とは65歳以上の人口が全体の21%を超えている状態のこと。日本は2007年にこの超高齢社会に差し掛かりました。

高齢者が増えることで、必然と介護福祉業界や医療業界が伸びていくと予想されています。

建設業界

建設業界は私たちの生活にはなくてはならない存在ですが、なぜここで伸びると予想されているのでしょうか?

それはIT業界が今最も注力している、「遠隔操作」や「ドローン技術」が実用できるレベルにまで到達したから。建設業界は高齢化が懸念され、それによって人材不足が発生すると予想されています。

しかしこのように作業効率を高める技術が発展すれば、この人材不足問題も解決することが出来るのです。

最近5Gが話題になっていますが、5Gの実現により遅延のない遠隔操作が可能になっています。

食品業界

食品業界の中でも特に需要が伸びているのが、テイクアウト、デリバリー、ケータリングなど、お店の料理を自宅で楽しむ「中食」です。

テイクアウトの中にはコンビニやスーパーの弁当類も含まれるほか、デリバリーはここ数年で話題になっているUber Eatsや出前館などのツールの利用も含まれます。

ドローン業界

日本でも数年前に話題になったドローンは、その話題が収まった後でも進化を遂げ、ついに産業で利用できるようになりました。

今ドローンで特に実用化が図られているのが、物流、空撮分野です。物流業界では、トラックに代わって商品の配達を。空撮分野ではAIと組み合わせてデータの解析を行ったり、測量を行ったりしています。

空撮は測量だけでなく、農業や建築にも役立てることが出来ます。ドローンで撮影した映像はそのまま使用されるのではなく、AIやビッグデータの技術と組み合わせて利用されるようです。

バイオ医薬品業界

この業界は少し意外性を感じるかもしれませんが、医療業界の伸びと共に、更なる業績拡大が見込まれています。

バイオ医薬品とはバイオテクノロジーを利用して作られる医薬品のことで、人間の体内にある酵素やホルモン、抗体などを応用して作られています。

物流業界

物流業界もインターネットの利用促進が関係しています。ここ最近特に、通販が活発に利用されるようになり、スーパーの食材も自宅から注文できる時代になりました。

インターネット上での注文システムを支えるのはIT業界ですが、そこから先、実際に商品を家まで届けるのは物流業界の仕事です。

しかしこうした業績アップに伴い、働き方改革や人材不足などの課題もどんどん増加している状況です。

電子部品・半導体業界

IT業界の発展に伴って、今後さらに需要が拡大すると予想されているのが半導体や電子部品製造業です。

機械の中でもIT業界はソフトウェア部分で、半導体・電子部品業界はハードウェア部分を担当します。ハードウェアはスマホやパソコンそのものを指し、ソフトウェアはそれにインストールするアプリケーションを指します。

実際2018年から2019年の収益成長率では平均が0~5%が安全と言われているところ、驚異の9.3%の伸び率を見せています。

電子機器には欠かせない大事な部品なので、IT業界と共に業績が伸びていくでしょう。

農業業界

農業業界を含む第一次産業は現在深刻な人手不足と高齢化に悩まされています。しかし国産の食材を求める声は減りません。

この課題を解決するのが、農業の技術革新です。特に農業とIT技術を掛け合わせることで、生産をより効率的に行うことが出来るようになったのです。

次々とIT企業が農業業界に進出していますが、今後は市場規模そのものが拡大されるのではないかと期待が高まっています。

【IT業界本当に大丈夫!?】2030年に45万人が不足する??

今後はどんなビジネスが伸びるのか

ここまで一覧で今後伸びると予想されている業界を紹介しましたが、これらの業界に見られる特徴は何でしょうか?

今後伸びるビジネスに見られる特徴
・IT業界と関係性がある
・AI代替が難しい
・生活に欠かせない
・柔軟性がある

以上がこれらのビジネスに見られる特徴です。EC業界や物流、インターネット広告、エンタメ、建築、農業、半導体、ドローン、食品、これらの業界は業績が伸びた背景に「IT技術の進歩」があります。

それとは対称に、AI代替が不可能な医療やバイオ業界も無くなることがないビジネスです。この2つの業界は生活には欠かせないので、今後も伸びると予想されました。

そしてIT技術の革新によって頻繁に変化する時代で、その変化について行けるという点も重視すべき点です。

まとめ

今回は「今後伸びるビジネス」について紹介しました。このような情報は就職・転職だけでなく、投資などにも役に立つ重要な情報です。

また今後さらに技術革新が活発になれば、頻繁にこの「伸びるビジネス」が移り変わる可能性もあります。情報は簡単に手に入れられる時代。皆さんはしっかりとアンテナを張って、情報に敏感になっておきましょう。

コロナ後はどうなる?IT業界の動向と将来性を徹底解説!

BLOGコンテンツをパーソナライズします

あなたは現在「プログラミング学習者」ですか?