マーケットイン、プロダクトアウトの現代の考え方

こんにちは。最近5Kg痩せた、たかやまです。今回はマーケットイン、プロダクトアウトの考え方を説明していきます。製品をマーケティングをしていく上でどちらの考え方を採用していくべきか迷うこともあるでしょう。

今回は実際の事例も混ぜながらわかりやすく説明していきます。ぜひ最後までご覧ください。

マーケットインとは顧客の声に答えていくもの

マーケットインとは、市場のニーズから製品の開発や販売方法を探っていく方法です。顧客のニーズを調査してそれに基づいて製品を開発、販売していこうという考え方です。このマーケットインの考え方で実際に世に出ている製品例をご紹介します。

事例 

缶コーヒー 

朝専用の缶コーヒーが生まれた背景には、忙しいビジネスマンは家でゆっくり飲むコーヒーよりも手軽にサッと飲めるコーヒーを求めているというアサヒ飲料が行った調査によって開発されました。結果顧客のニーズにぴったりハマったというわけで大ヒット商品になりました。  

ロボット掃除機 

夫婦共働きの家族が増えたことにより、家事に割ける時間がなかなか取れなくなってきている家族が増えました。家事を代わりにする代行サービスや家事時短製品というのはそのような方々の声を製品化されたものです。ロボット掃除機もその1つであります。 

ライザップ

ライザップは、ダイエットが長続きしない、もっと効果のあるダイエットをして効率的に痩せたいといったニーズを狙ったサービスになります。ダイエットはなかなか自分の力だけで継続していくことは難しいです。

プロダクトアウトとは作り手側が基準になって作っていくもの

プロダクトアウトとは、作り手側が主体であり、製品化したいものを世に出していく考え方です。プロダクトアウトの考え方で実際に世に出ている製品例をご紹介します。

事例 

iPhone  

Appleの製品であるiPhoneはプロダクトアウトの考え方で世に出ている製品です。タッチパネルで全ての操作を完結させることに成功したiPhoneはスマホ市場に新しい価値を生み出し、現在の地位を築きあげました。iPhoneをきっかけに様々なスマートフォンが登場しました。現代ではモバイル端末を持つ人は人口の96%ほどになり、そのうちスマートフォンを持つ人は8割を超えています。

iPad

タブレット端末という概念そもそもを生み出したのがiPadではないでしょうか?スマートフォンとパソコンの間として生まれ、イラストやデザインの作成、動画の視聴などで活躍しています。顧客の隠れたニーズに答えた製品です。

ウォークマン

SONYの携帯音楽プレイヤーのウォークマンもプロダクトアウトの考え方で作られた製品です。今まで音楽を持ち運ぶという概念がなかった所にこの製品が新しい価値生み出しました。現在でも音楽をいろんな場所で聞くのは当たり前になっております。

マーケットインのメリット

顧客の求めているものを販売できる

顧客のニーズにフォーカスして製品を開発していくので、市場に出した時に受け入れられやすいです。また求めているものを販売していく訳なので売れます。売れる製品を出す会社だとも思われて、信頼の獲得やリピート率の獲得にも繋がります。

売り上げの予測が立てやすい

顧客のどんなところでどれだけ使われるのかが大体わかります。会社を経営していく上でも売り上げ計画がある程度わかっている製品があると計画が立てやすいのです。マーケティングをしていく時もどこへ、どんなアプローチをかければいいのかがすぐにわかるので販売戦略も立てやすいです。

マーケットインのデメリット

隠れたニーズに答える製品にはならない

マーケットインはあくまで世間、一般の声を基に製品を開発していきます。そもそもユーザーの声ばかりを聞いていては本当の意味でユーザーが欲しているものはわかりません。

iPhoneはユーザーから「メールと電話ができて、音楽も聞けて動画も見れて簡単にネットに繋がる携帯がほしい」という声に答えてできた製品だと思いますか?そんなものはユーザー側も未知の世界なので想像すらできません。ですが現在は多くの方に持たれ生活に浸透しています。本当にユーザーが必要なものはユーザーの声の中にあるとは限りません。

大ヒット製品にはならない

ある程度の需要は見込まれますが、革新的な製品として爆発的な大ヒットになることは難しいです。

企業イメージがブレる

マーケットインの第一は顧客です。顧客ありきでそこに向けた製品を作ります。なので企業のイメージがブレます。自社ブランドを確立して他とは違うデザインの製品が多かったのに急に顧客に合わせてきたなんて思われるかもしれません。

プロダクトアウトのメリット

企業の持つ、強みを大きく活かすことができる

自社の特徴や持っている特徴を製品に活かすことができます。作り手側は作りたいものを作る訳なので「情熱」がある製品ができます。人々は「情熱」がある所に集まります。

大ヒット製品が生まれる可能性がある

現在世に出ている製品で大ヒットしているものはこちらの考え方から生まれたものが多いです。なぜ大ヒットするかというと、人々が想像できないような製品を生み出しそれが新しい価値ももたらすからです。顧客の声だけを聞いていて製品化をしていても人々の想像を超えることはできません。なので大ヒットする可能性があるのです。

プロダクトアウトのデメリット

顧客ニーズと合わない場合売れない

大ヒットを狙って顧客の想像の上をいく製品を作ろうと思うと、顧客のニーズと離れてしまい売れない場合があります。どんな製品であっても顧客がほしいと思われなければ売れません。絶対売れると思ってもそれは机上の空論であって市場に出して見ないとわからないのです。

大きく始めると損失が出る

最初から初期費用を大きくかけて始めると上記のような理由で損失が出ることもあります。

認知されるまでに時間がかかる

顕在的な顧客のニーズにはアプローチをしていないので、初見ではなかなか受け入れなれないこともあります。なので最初は営業活動に時間がかかります。

どっちがいい悪いの話ではない

ここまでマーケットインとプロダクトアウトの考え方を見てきました。簡単にまとめるとこんな感じです。

マーケットイン プロダクトアウト
特徴 顧客のニーズから考える 作り手側から考える
メリット 売れやすい

売り上げ予測がしやすい

自社の特徴を製品に活かすことができる

大ヒット製品になる可能性がある

デメリット 大ヒット製品が生まれにくい

顧客の隠れたニーズに答えられない

売れないことがある

本当にいい製品でも知られるまで時間がかかる

これらはどちらがいい悪いの話ではないのです。

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2つの考えをうまく融合していくことが大切

 

プロダクトアウトはまだ表に現れていない潜在的な顧客のニーズにアプローチしているのに対して、マーケットインは表に現れている顕在化しているニーズにアプローチしています。

どちらも顧客のニーズにアプローチしていることは共通しています。なのでどっちのいいところを取れるように融合するような考え方が現代の主流です。

例えば、まずは小さくマーケットインで製品を開発してみます。ポイントは小さく始めることです。そうして市場のニーズを探っていきます。あくまでここでは市場のニーズを探るために製品を小さく市場に出します。そうするとニーズがわかります。

反響がなければ撤退し、PDCAを回します。なぜダメだったか?どうすればいいか?そうしてまた小さく市場に製品を出していきます。反響があったものをプロダクトアウトの考え方でこのニーズに対して自社の強みを活かすにはどうしたら良いか?と考えを進めていきます。このように両方の考えを混ぜて進めていくことが大切です。こちらの記事も合わせてどうぞ。

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まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回はマーケットイン、プロダクトアウトの現代の考え方について書いてきました。現在は2つの考え方を融合しているのが現在の考え方です。参考になったら幸いです。