「自分に合った仕事を選びたい。」
この記事は、そんなことを知りたい方に向けて書いています。
家にいながらできる仕事、家で働くことを指す「在宅ワーク」。
最近はテレワーク（リモートワーク）の推進や、完全リモートの会社が増え始めているなど、在宅での仕事は「当たり前」と言える時代になってきました。
通勤や人間関係などに振り回されず、自分の好きな場所で好きな時間に働ける、まさに「自由」な在宅ワークについて、今回は実際に在宅webライターを副業にしている筆者が、
※オススメは個別解説
・在宅でできる仕事のポイント
・在宅でできる仕事の働き方
・在宅でできる仕事の選び方
の５本立てで解説をしていきます。
在宅ワークに興味がある人はぜひ最後までご覧ください。
目次
在宅でできる仕事２８種類
在宅でできる仕事には数え切れないほどたくさんの種類があります。
また、日々新しいジャンルの仕事も増えており、去年と今年を比較しても大きく違うことでしょう。
というわけで今回、たくさんありすぎてよく分からない方のために、「定番&人気&稼げる」仕事と「その他」で分けて紹介しますね。
【定番&人気&稼げる】在宅でできる仕事６種類
在宅ワークを始めるにあたって必ず利用すると言っても過言ではないクラウドソーシングで、数多く募集されている案件は大きく分類して以下の５つです。
webデザイン
webライティング
データ入力
動画編集
募集されている案件が多いということは、それほど需要があるということ。
IT系は今後もますます成長が見込めるジャンルですし、データ入力も昔からずっとあり続ける仕事の一つですね。
上記５つに、ブログを追加した合計６つが、定番&人気&稼げる在宅ワークになります。
この６つの在宅ワークについて、「仕事概要、収入、スキルの要否」など詳しく解説しています。
プログラミング
プログラミングとはカンタンにいうと「特殊な言語を使ってコンピュータへの指令を順番に書き出す」こと。
これにより、アプリ開発やWebサイト制作ができるようになります。
実際の案件をみてみると１ページのWebサイト制作で２万円くらいのものがよく募集されています。
一つ一つの報酬が比較的高いので、月５〜１０万円稼ぐことも難しくはないでしょう。
プログラミングスキルを習得するには、独学やオンラインスクールと言った方法が挙げられます。
独学でも不可能ではありませんが、学習には２００〜２５０時間程度必要とも言われているので、モチベーション維持が難しい人はスクールがオススメですね。
学習方法についてはこちらの記事でも解説していますので、よければ合わせてご覧ください。
webデザイン
webデザインとは、Webサイトのレイアウト、デザイン、コーディングなどを行うことで、一言で表すと「Webサイトを一から作る」ことを言います。
コーディングとは、HTMLやCSSといった言語を使って、ウェブ上の文章を整えたり、サイトの見た目の装飾をすること。
実際の案件を見てみると、Webサイトのトップページのレイアウトに関する依頼が多く、１案件／数千円から十数万円が平均的。
webデザインに最低限必要なスキルは、先ほどの言語のほかには、IllustratorやPhotoshopなどのデザインソフトについて学ぶ必要があるでしょう。
独学でも学習可能ですが、オンラインスクールや専門学校という選択肢もあります。
webライティング
webライティングとはその名のとおり「web上の文章を書く仕事」のこと。
具体的には、オウンドメディアと呼ばれるその企業独自のメディア（広報誌やブログ、DMなど）の制作に携わることが多いでしょう。
実際の案件を見てみると、記事のテーマや文字数を指定された依頼に対し、決められた期日までに記事を納品することで報酬が発生します。
初心者の頃の平均的な報酬は１文字０．５円〜１円で、大体１記事3,000文字が多いでしょう。
記事のテーマは専門的なものから、育児や生活系など主婦さん向けも多いので、始めやすさも魅力の一つですね。
データ入力
データ入力とは依頼先から提供される手書きの資料等を、パソコンで入力する作業を言います。
入力するデータは名刺などの顧客情報、会議の議事録、売上伝票などさまざまなため、その内容によっても報酬は前後します。
１文字で換算すると０．１円〜１円が相場で、そこに情報収集も加わると上がっていくイメージですね。
１日５時間週３日ほど作業できるのであれば、月収５万円も難しくありません。
動画編集
動画編集とは、依頼先から提供された素材動画の編集、字幕や効果音などの装飾を行い、１つの動画として完成させることを言います。
最近はYouTubeが人気なこともあり、動画編集も今、非常に注目されている仕事ですね。
実際の案件を見てみると10分くらいの動画にまとめる案件で５千円〜がメイン層。
初心者でも１日あればできるレベルなので、月５万円は比較的カンタンに稼げるでしょう。
無料の動画編集ソフトも多いので、独学でも１〜３ヶ月あれば十分にスキルを身につけることが可能です。
ブログ
ブログとはweb（ウェブ）log（記録、日記）の略で、自分の体験や日記を掲載するホームページのようなものです。
主に「アフィリエイト（広告収入）」が収入源となります。
これまで紹介した仕事が企業から委託されるものに対し、ブログは自分のビジネス、いわゆる個人事業というやつですね。
ちなみに初心者の頃は収益化が難しく、半年間は収益ゼロを覚悟したほうがいいでしょう。
とはいえ、稼げるようになればあとは何もしなくても報酬が発生するので、不労所得になるブログはオススメの在宅ワークです。
【その他】在宅でできる仕事２２選
２０２１年３月現在でまとめた結果をカテゴリー別にまとめました
お手軽系【６種類】
1．シール貼り
商品の値札、封筒の宛名、書籍の訂正シールなどを貼る仕事
2．ポイントサイト
何かを購入する時にポイントサイトを経由したり、誰かをポイントサイトへ紹介して、お金に変換できるポイントを貯める
3．アンケート回答
アンケートに回答して数円〜数百円の報酬を得る（回答に必要な時間などで報酬も変化）
4．商品モニター
企業から新商品のサンプルなどを受け取って、使用後に感想や評価を回答して報酬を得る
5．フリマアプリ
不用品などをメルカリなどのアプリで販売する
6．せどり（転売）
販売メディア（例えばブックオフとAmazon）ごとの価格差を利用して安く仕入れて販売する
職人系【５種類】
7．写真撮影
ショッピングサイト向けなど、依頼を受けて自宅に届いた商品の撮影を行う仕事
8．DTPデザイナー
Desk Top Publishingの略で、印刷物制作にあたってデザインや印刷用データを作る仕事
9．パタンナー
ファッションデザイナーが作ったデザイン画から、パターンという型紙を作る仕事
10．ハンドメイド
自分で作った作品（スマホケースや服、バッグ等）を販売する仕事
11．イラストレーター
SNSアイコンや挿絵、広告や雑誌など、さまざまなメディアのイラストを書く仕事
投資系【４種類】
12．株式投資
企業が資金調達のために発行した株式を購入（投資）し、株式の価格変動による差益や、企業からの配当で稼ぐ
13．FX
外国為替取引ともいい、通貨同士の売買を行い差益を稼ぐ
14．仮想通貨
お札や硬貨などの形がなくインターネット上でやりとりされるデータの売買を行い差益を稼ぐ
15．不動産投資
簡単にいうと不動産（マンションの１室など）を購入し、大家になって稼ぐ
文章系【３種類】
16．シナリオライター
YouTube動画などのシナリオを書く仕事
17．リライト、校正、編集
記事の校正（誤りチェック）や、文章を短くまとめたり情報を更新する仕事
18．ネーミング、キャッチコピー
お店や商品の名前やキャッチコピー（短い文章の宣伝文句）を考える仕事
教える・サポート系【４種類】
19．宿題代行
小中学生の宿題から大学生の論文まで、あらゆる宿題を代行するサービス
20．オンライン講師
オンラインで資格勉強など、生徒の知りたいことを教えるサービス
21．在宅コールセンター
企業の商品やサービスについて、一般の方からのお問い合わせなどに電話対応するサービス
22．在宅秘書
個人事業主やフリーランスの方の秘書業務をオンラインで行うサービス
在宅でできる仕事のポイント３つ
在宅ワークのポイントは主に次の３つ
②求人がたくさある
③スキルの学習環境が整っている。
順番に補足していきます
ポイント①初期費用が安い
在宅ワークに最低限必要なものはパソコン１台。
スマホでできるものもあれば、ハンドメイド作品など特別な道具が必要な場合もありますが、基本はパソコンさえあればどこでもいつでも在宅ワークを始めることができます。
ポイント②求人がたくさんある
在宅ワークのポイントの２つ目は、求人や仕事の種類がたくさんあるということです。
在宅ワーカーなら必ず使うであろう、クラウドソーシングを見るとよくわかるでしょう。
「自分にできることなんて・・・」と思っている方でも、必ずできる仕事が見つかることでしょう。
ポイント③スキルの学習環境が整っている
在宅ワークの一部には、webライティングやプログラミングなど、ある程度の知識や、特別なスキルを学ぶ必要があるものもあります。
しかし最近は書籍や動画も多く出されており、スクールなどもあることから、未経験でも安心して始めることができます。
特にスクールでは、コース修了後に職業あっせんをしてくれるところもあるなど、在宅ワークのハードルはそんなに高くありません。
在宅でできる仕事の働き方
「在宅ワークにはメリットがたくさんあって働きやすいことはわかったけど、実際どんな働き方があるのか？」
と思う人もいるでしょうから、ここでは３つほど紹介していきます。
正社員・契約社員・バイト（パート）
いわゆる「企業に雇用される」働き方です。
給与の形態は固定・時給・月給・出来高がメインで、特にIT系などは完全リモート出勤の企業も少なくありません。
業務委託（フリーランス）
企業からあなた個人に対して業務を依頼する働き方。
企業（クライアント）とあなた（ワーカー）をつなぐクラウドソーシングを利用するケースが多いでしょう。
企業に雇われているわけではないので、納期と品質を保てれば、いつどこで働いても自由。
極端な例をあげれば夜中の2時から始めてもいいし、土日だけカフェで働くことだってOK。
個人事業主
例えばハンドメイド作品の販売や、ブログ、YouTubeなどは個人事業に該当するでしょう。
個人事業、起業と聞くと身構えてしまうかもしれませんが、今は一人でもカンタンに事業を立ち上げられる時代。
クラウドソーングの場合は仲介料が発生しますが、個人事業の場合はありません。
その分、高収入を目指しやすいというメリットもありますが、詐欺に遭う可能性というデメリットもあるので、どちらもしっかりと理解したうえで始めましょう。
在宅でできる仕事の選び方
在宅ワークは以下の３つの視点から選びましょう。
②スキル
③ライフスタイル
順番に補足していきます。
ポイント①収入
まずは目標とする収入を設定しましょう。
どのくらいの収入を目標にするのかによって、在宅ワークの種類はもちろん、仕事につかう時間にも影響が出るからです。
例えば、テープ起こしで月５万円稼ぎたい場合、実際の案件を見てみると【zoom会議の音声（100分）で１万円】というものがありました。
人が１分間に話す言葉は３００文字程度と言われているので、単純計算で３万文字の文章をタイピングする必要があります。
一般的なタイピング速度は１分間で６０文字程度と言われているので、8時弱かかる計算になります。
当然こんなにスムーズに行くわけないので、例えば３日で完成とした場合、５万円稼ぐには１５日必要ということになりますね。
もし１ヶ月に使える時間が１０日だったら、データ入力で月５万円稼ぐことはできません。
と言ったように、目標とする金額によっても仕事の内容は変わってくるのです。
ポイント②スキル
始めようと思っている在宅ワークに必要なスキルは何か、また自分にどんなスキルがあるのか考えてみましょう。
在宅ワークの中には、ある程度の知識や実績、特別なスキルが必要なものも少なくありません。
また、当然の話ですが、誰にでもできる仕事は安く、スキルがある人にしかできない仕事は報酬も高く設定されています。
在宅ワークを選ぶに当たってスキルは非常に重要になるので、この機会に新たにスキルを習得するのもいいでしょう。
ポイント③ライフスタイル
在宅ワークを選ぶ際の意外に重要なポイントがライフスタイル。
どれくらいの時間が確保できるか？集中して作業することができるか？など、仕事の質や納期などにも強く影響するからです。
例えば子育て中の主婦さんの場合、時間がかかるデータ入力や企業からモノを受け取るシール貼り、ハンドメイド作品づくりなどには向かないかもしれません。
本業が忙しくて残業続きのサラリーマンさんの場合も、作業に使える時間を考える必要がありますよね。
まとめ
いかがでしたか？今回は、
プログラミング、webデザイン、webライティング、データ入力、動画編集、ブログ
・そのほかの在宅ワーク２２選
・在宅ワークの働き方
・在宅ワークの選び方
について解説しました。
時代に合わせて変わる在宅ワーク選びに、少しでもお役に立てたら嬉しいです。
最後までご覧いただきありがとうございました。
