こんな悩みにお答えします。ITの基礎知識があることで、今後のプログラミング習得のスピードがグッとあがりますので、是非最後までご覧ください。
ITとは情報技術の総称のこと
ITとは「information technology」の略で、コンピューターやインターネット、携帯電話などに使う情報処理や通信に関する技術の総称です。現在ではほぼ同じ意味でITC(情報通信技術)が使われる事が多いです。
ITはさまざまな分野で活躍しています。以下ITが活用されている分野の例です。
- 自動車
- 農業
- 交通
- 医療
- 生活
上記以外にもあらゆるところでITは活用され、人々の生活を豊かにしています。
IT業界は5つに分類される
IT業界は以下の5つに分類されます。
- インターネット・web業界
- 通信業界
- ソフトウェア業界
- ハードウェア業界
- 情報処理サービス業界
それぞれ解説していきます。
インターネット・web業界
Webを通したビジネス全体のことです。私たちの身近にも以下のようなものがあります。
- Amazonや楽天などのネットショップ。
- GoogleやYahooの検索エンジン。
- kindleなど電子書籍。
- SNS(ソーシャル・ネットワーク・サービス)
まだまだ無限にWebビジネスの可能性があります。近年オンラインでできることが増え、急速に需要が高まっています。
通信業界
通信業界は主に以下の2つの業界を合わせたものです。
- 通信業
- 放送業
どちらも「電波法」に基づいた認可を受けていることから2つの業界をまとめて通信業界と言います。通信業、放送業についてそれぞれ解説していきます。
通信業
インターネット回線や固定電話や携帯電話のキャリア事業で、通信インフラの整備や通信電波の提供サービスを行います。
通信業の主な企業
- グーグル合同会社(Google)
- 東日本電信電話株式会社(NTT東日本)
- KDDI株式会社
放送業
TVやラジオなどの放送事業で、通信電波を用いた放送事業のことを言います。
ソフトウェア業界
OSやアプリケーションなどを扱う業界です。ユーザーのニーズにあった機能や役割をもつさまざまなソフトウェアの開発だけではなく、さまざまな職種の技術者が活躍する業種です。
ハードウェア業界
PCやスマホや周辺機器、ネットワーク機器や家電などの電子機器本体を製造、開発、販売している業界です。ソフトウェアとの違いをわかりやすくいうと、目に見えないものを「ソフトウェア」目に見えるものを「ハードウェア」と分ける場合があります。
ハードウェア業界の主な企業
- Apple
- NEC
- 富士通
- 東芝
- 日立
情報処理サービス業界
情報システムの開発や構築、運営面を下支えする業界です。ITサービスは今の時代生活の中、どこの企業でも導入する技術です。そのため情報処理サービスは多くの業界、企業と取引することになり、必要不可欠なものになっています。
情報処理サービス業界の主な企業
- 富士通
- トランスコスモス
- NTTグループ
IT業界の職種
IT業界の職種は以下の5つのカテゴリーに分類されます。
- Webプログラマー
- Webデザイナー
- Webディレクター
- SE(システムエンジニア)
- Webマーケティング
それぞれ解説していきます
Webプログラマー
要件定義や仕様書をもとにプログラミングする職業です。Webシステムの開発や運用を行い、プログラミング、運用管理、時には仕様設計なども請け負います。とくに専門知識が必要な分野です。
Webデザイナー
Webサイトなどをデザインすることです。クライアントの要望するWebサイトを作るために、美しいデザイン・機能的な構成を提案、さらに実際にコーディングしていく役割があります。
Webディレクター
Webプロジェクトを監督・指揮・管理することです。主にプロジェクトに関わる人をマネジメントします。依頼されたWebサイトができるまで一連の流れを管理し、プロジェクトにおいてのリーダーとしての役割があります。
SE(システムエンジニア)
システムの設計、開発、テストを手がける職種のこと。クライアントから依頼のすり合わせ、システム全体を示した仕様書の作成、どんなシステムにするかの基本設定、どんな機能を有するプログラムにするかという詳細設定を行ます。実際にプログラミングをすることもあります。
Webマーケティング
Webを中心にしたマーケティングでWebサイトやWebサービス上を用いて行われるものです。より多くの消費者を集客し、サイト上に掲載された商品やサービスなどの販売、促進する役割をします。
データアナリスト
情動を収集、分析するプロフェッショナルです。クライアントの悩みや課題に解決策を提案します。高度な分析技術やスキルが求められます。
押さえておくべきIT用語
難しいと思われるIT用語ですが、その中でもプログラミングの学習前に基本的なものだけ押さえておきましょう。押さえておくべきIT用語は以下の通り。
- ブラウザ
- インターネット
- ネットワーク
- UI(ユーザーインターフェイス)
- GUI(グラフィカルユーザーインタフェース)
- CUI(キャラクターユーザーインターフェイス)
- クラウド
- テキストエディター
- ソースコード
- 実行形式
- バグ
- デバック
- ファイルパス
それぞれ解説していきます。
ブラウザー
PCやスマホなどを利用してWebサーバに接続するためのソフトウェア。
インターネット
世界中を接続しているコンピューターネットワークのこと。
ネットワーク
複数のコンピューターを接続する技術や接続されたシステム全体。
UI(ユーザーインターフェイス)
直訳すると「User(人)」と「Interface(接触面)」。人とコンピューターの接点(画面・使い勝手・見た目)を指します。
GUI(グラフィカルユーザーインターフェース)
「Graphic」マウスや指などで操作できる画面のこと。
CUI(キャラクターユーザーインターフェイス)
「Character(文字)」です。キーボードでしか操作できない画面のこと。
クラウド(クラウドコンピューティング)
インターネットなどのネットワーク経由でユーザーにサービスを提供する利用形態の一つ。
テキストエディター
文字情報だけのファイル(テキストファイル)を作成・編集・保存するためのソフトウェア。
ソースコード
プログラムを作る際に「どんな動作をさせたいか」の処理の内容を書いたテキストファイルのことです。ソースコードはプログラミング言語で書かれています。
実行形式
ダブルクリックなどで起動できる状態のなっているプログラム、あるいはファイルのこと。Windowsでは、拡張子「.exe」のファイルが実行ファイルです。
バグ
不具合(エラー)のことや、プログラムを作成した意図と違う動きをした時のこと。
デバッグ
バグの原因を究明して取り除く作業。
ファイルパス
ファイルがある場所を示す文字列のこと。
まとめ
いかがでしたか?今回はプログラミング初心者の方の為に、ITの基礎について紹介しました。この記事を参考にして、学習効率を上げてプログラミングスキルを最短で身に付けてくださいね。
本当の体験談とレビュー、評判を公開!ウェブカツは怪しい?挫折する?元テックキャンプ生に聞いたウェブカツの実態