「ネットビジネスに興味があるけど、どんな種類があるの?怪しくない?」
この記事は、そんなことを知りたい方に向けて書いています。
会社の給料だけで生活はできるけど、収入の柱を増やしてちょっと贅沢をしたい、生活を豊かにしたいと思う人も少なくないでしょう。
例えば月5万円の収入が増えるだけでも年間で60万円。この収入はあなたの生活にどのような変化をもたらすでしょうか?
本記事では、実際に株式投資や物販、ブログなど、いろいろなネットビジネスをやってきた筆者が、15のネットビジネスについて詳しく解説していきます。
自分の人生をより充実させたい方はぜひ最後までご覧ください。
目次
【ネットビジネス一覧15種類】をカテゴリー化して解説
インターネットを使ってお金を稼ぐビジネスを幅広く指す「ネットビジネス」。
その種類はたくさんあって、どのような視点で選べばいいのか悩んでしまいますよね。
そのため、今回は次の3つの視点で各カテゴリのトップを個別に紹介したのち、残りを解説します。
②初期費用(始める時にかかる費用はいくらか)
③収入(どのくらい稼げるのか)
一番お手軽なネットビジネスとは
必要なスキルがなく、今回紹介するネットビジネスの中で最も手軽なのはクラウドソーシングです。
・全くのスキルなし、特別なツールなしでも始めることができる。
・仕事の種類が豊富なので、ネットビジネス初心者にオススメ。
クラウドソーシングとは、仕事を依頼したいクライアント(主に企業)と、仕事を受けたい人(主に個人)をマッチングさせるサービスのこと。
案件の種類は豊富で、例えば業界大手の「ランサーズ」に募集されているのは次のとおり。
・web制作・webデザイン
・デザイン制作
・ライティング・ネーミング
・システム開発・運用
・翻訳・通訳サービス
・写真・動画・ナレーション
・営業・マーケティング・企画
・タスク・作業
例えばタスク・作業はいわゆるデータ入力やアンケート回答、軽作業等の内職系になり、スマホやパソコンだけあれば未経験でも問題ありません。
また、企業とやり取りするのが不安。と言う方であれば、連絡が一切不要で、案件を選んで作業するだけで報酬が発生する【タスク案件】もあるなど、初心者にもやさしいので安心です。
一番安く始められるネットビジネスとは
始める時に最もお金がかからないネットビジネスは、先ほどのクラウドソーシングともう一つ、スキルマーケットと呼ばれるビジネスでしょう。
・自分のスキルや経験を売るので、不労所得的な側面もあり。
・自分では大したことないスキルでも、人からすればお宝かも。
スキルマーケットとはカンタンに言うと、自分のスキルや知識、経験を出品することができるサービスのこと。
スキルの例を一つ挙げるとデザイン・ロゴ作成。例えば「500円でツイッターのアイコン作りますよ〜。」といったスキルを出品しとします。
それを誰かが購入し、デザインの要望の聞き取りなどをして制作したアイコンを、購入者へ納品することで報酬が発生する仕組みですね。
代表的なサービスは「ココナラ」で1スキル500円から出品可能です。
「自分なんかに誰かに提供できるスキルはないよ・・・。」
と思う方でも、一度サイトをご覧ください。こんなスキルにも価値があるの?と驚くことでしょう。
あなたにも、誰かに提供できる何かがきっとあるはず。
一番かせげるネットビジネスとは
今回紹介する15のネットビジネスの中で最も稼げるのはプログラミングでしょう。
・市場が伸びているので食いっぱぐれない。
・一番稼げるけど必要な学習時間も一番多い。
プログラミングとは簡単にいうと「特殊な言語を使ってコンピュータへの指令を順番に書き出すこと。」です。
これにより、アプリ開発やwebサイト制作などが可能になります。
プログラミングは将来性が抜群な業界の一つで、子ども向けプログラミング市場は2020年から2025年にかけて5倍に成長する見込みという統計(コエテコ)もあります。
実際の仕事内容については、さきほどのクラウドソーシングサイトで見てみると、ショッピングサイト制作や、Webサイトの機能追加など依頼がメイン。
報酬は1案件数千円〜数十万円がボリュームゾーンのため、例えば5万円の案件を月1つこなすだけでもそれなりの金額になりますよね。
そんなプログラミングですが、必要な平均学習時間は今回紹介するネットビジネスの中ではもっとも多い200〜250時間。
毎日3時間勉強したとしても2〜3ヶ月は学ぶ必要があります。
当たり前の話ですが、誰でもできる仕事は安く、スキルがある人にしかできない仕事は高いということですね。
エンジニアで稼ぎたい人必見!!独学から1年で年収1,200万を稼ぐエンジニアが語る、エンジニアに必要な20のスキル!!ネットビジネス一覧
先ほどは各カテゴリのトップのネットビジネスを紹介しましたが、ここではそのほかの一般的なネットビズネスを一覧にして解説していきます。
webライティング
web上の文章を書く仕事であるwebライティング。
具体的には、オウンドメディアと呼ばれる企業独自のメディア(広報誌やブログなど)の制作に携わることが多いでしょう。
先ほど紹介したクラウドソーシングを使うことが主流で、記事のテーマや文字数を指定した依頼に対し、決められた形式で納品することで報酬が発生します。
報酬の体系は1文字◯円や1記事◯円などさまざまで、初心者でも月5万円稼ぐことは難しくありません。
記事のテーマもたくさんあるので、「自分でも書けそう!」というジャンルがきっと見つかりますよ。
・マニュアルが用意されている依頼が多く初心者でも安心
webデザイン
webデザインとはwebサイトのレイアウト、デザイン、構築など、Webサイトを作ることを言います。
こちらもクラウドソーシングやスキルマーケットを使って仕事をすることが一般的ですね。
具体的な案件を見てみると、webサイトのトップページ制作などが多く、報酬は1案件/数千円~十数万円がメイン層。
デザインソフトやHTML・CSSなどのスキルが必要となり、独学・スクールで学ぶ方が多いでしょう。
・一人でWebサイトを作れるので市場価値が高い
アプリ開発
アプリ開発とは名前のとおり、androidやiosなど、スマホ向けアプリを開発する仕事のことです。
開発にあたってはSwiftというios専用の言語などがありますが、学習時間については前述したプログラミングと大きくは変わらないでしょう。
実際の案件をクラウドソーシングで見てみると数千円から数万円の層が多く、時給制で進行中のプロジェクトに参加するケースもあります。
先ほどふれたSwiftでできることについては、こちらの記事でも解説しています。
【初心者必見!】Swiftのプログラムではどんな開発ができるのか解説!ECサイト(ハンドメイド作品など)運営
EC(electronic commerce)サイトとは、自分の商品やサービスを販売する独自のネットショッピングサイトのことを言います。
最近よく見かけるものだと、「ネットでお店を開くなら〜」というCMでおなじみのBASE(ベイス)。
古着(古物商許可証が必要)やハンドメイド作品など、さまざまなお店が開設されているので、趣味で何か作っている人などにはオススメですね。
これまで趣味だったものが誰かの手に度りお金も入る、まさに一石二鳥なビジネスでしょう。
輸入ビジネス
輸入ビジネスとは海外から仕入れた商品を、日本で販売するビジネスのことを言います。
どんなビジネスなのか、例を使ってカンタンに解説します。
※知らない方も多いですが、Amazonには個人でも出品できます。
②Amazonで1,000円で販売されている海外製の洋服が、海外のネットショップでは500円で売られている
③海外のネットショップでその洋服を仕入れてAmazonで販売する
仕入額と販売額の差額が収益になる、商売の基本とも言えるようなビジネスですね。
最近は輸入ビジネスに関する書籍も多く出版されており、仕入れをするための一定の資金があれば誰でも始めることができます。
ブログ
ブログとはweb(ウェブ)log(記録、日記)の略で、自身の体験談や日記を掲載したホームページのようなものです。
ブログの主な収益は「広告収入」というもので、例えば自分が読んだおすすめの本をブログで紹介したとします。
その時に企業と提携した特別なURLを記事中に貼り付けし、そこから本が購入された場合に、購入代金の数パーセントの報酬が発生するのです。
たくさんの人に読まれる記事を書くことができれば、あとは何もしなくても収益が発生するので、いわゆる不労所得と言うやつですね。
そんな夢のあるブログですが、初心者の頃は記事を書いたところで誰にも読まれず、少なくとも半年間は収益0が続くと覚悟した方がいいでしょう。
アフィリエイト
アフィリエイトとは成功報酬型広告と言い、ブログ記事などに商品やサービスなどのURLを添付し、そのURLを経由して購入等された場合に報酬が発生するビジネスのことを言います。
ブログとほぼ同じ意味ですが、ブログが体験談や日記といった意味合いが強いのに対し、アフィリエイトは収益を目的としていることが特徴でしょう。
物販・せどり・転売
3つまとめて解説しますが、要は安く仕入れて高く売る、先ほどの輸入ビジネスと同じ仕組みのビジネスのことを言います。
輸入ビジネスが海外で仕入れるのに対し、こちらは国内で仕入れ国内で売ることを指します。
主な仕入先はオークションサイトやフリマアプリ等のいわゆる「電脳系」、実際に古本屋などで商品を仕入れる「店舗系」に分類されます。
同じ商品でも販売メディアが異なれば価格も異なるので、その価格差を利用するだけで、特別な知識がなくても稼ぐことができますよ。
ちなみに筆者は、主にゲーム用のヘッドホンやマウスをヤフオクで落札し、Amazonで販売することで月3万円ほどの利益を挙げていた時期があります。
(労力と収入が割に合わずやめてしまいましたが・・・。)
株式投資
カンタンに説明すると、企業が事業をしようとするときには当然、資金が必要になりますよね。
このとき、例えば投資家が100円の投資をする際、企業が発行する100円の証明書のことを株式といいます。
この100円の株式が、企業の成長などによって120円に価値が上がったとき、株式を売却することで20円の利益が発生するのです。
株式には1株あたりの金額(数円〜数万円)と、最低購入単位(だいたい100株単位)が決まっており、安い株式だったら数千円から投資可能。
実際の株価変動に連動したトレードを無料で体験できるサービス(トレダビなど)もあるので、興味がある方はそこから始めてみましょう。
FX
FXとは外国為替金証拠取引といい、カンタンに言うと為替レート(外貨との交換比率)を使って差益を得る取引のことです。
例えば、今の為替レートが1ドル100円の時に1,000円で10ドル購入したとします。
その数時間後に1ドル110円になったとき、10ドル売却することで1,100円、つまり100円の利益が発生する仕組みですね。
とはいえ数時間で100円では、たいして稼ぐことはできませんよね?
なのでFXはレバレッジと言って、軍資金の最大25倍までの金額を使って取引することができるのです。
FXも株式投資と同じく無料のデモトレード体験ができるので、まずは実際のトレードの感覚を知るのもいいでしょう。
仮想通貨
仮想通貨とは、お札や硬貨などの形がなく、インターネット上でやりとりされるデータのこと。
一番イメージしやすいのはオンラインゲームの通貨でしょう。
100円で100コインを購入すれば、そのゲームの中だけでアイテムを購入できるのと同じ。
仮想通貨は値動きの幅(ボラティリティ)が大きく、多くの人がその仮想通貨を求めれば価値が上がり、人気がなくなれば下がります。
そうした差益で稼ぐのです。
一番有名な仮想通貨はビットコインで、2021年3月時点で1ビットコイン=540万円前後。
「そんなに高いと買えないよ!」と思うかともいるかと思いますが、日本の多くの仮想通貨取引所では0.001ビットコイン以下で取引できるので、だいたい500円から購入可能ですよ。
まとめサイト運営
まとめサイトとはキュレーションサイトともいい、他のサイトのコンテンツを転載してまとめたサイトのことです。
有名どころは2chのまとめサイトや、naverまとめ(2020年サービス終了)といったところ。
収益源は広告収入となり、読者が知りたい情報を1つにまとめたキュレーションサイトは、アクセスを集められるようになれば、1日数千円から数万円程度の収入が見込めるでしょう。
文章を書く能力も必要ないので、比較的初心者でも始めやすいビジネスの一つですね。
まとめ
いかがでしたか?
今回はネットビジネスを手軽さ、初期費用、初期収入などのカテゴリ別などで紹介させていただきました。
紹介した15のネットビジネスで共通して言えることは、
スキルが必要ないものは収益もそれなり、スキルが必要なものはその分稼げる。
と言うことです。
また、先行き不透明な現代社会、食いっぱぐれないよう、自分の力だけで稼ぐことができるよう、スキルは非常に重要なものになっていきます。
これからは自分の市場価値を高めていくことが大切と言うことですね。
この記事が、あなたのネットビジネス選びの参考になれば嬉しいです。
最後までご覧いただきありがとうございました。