こんにちは、ガルシアです。
「就活をしているが会社の数が多すぎて、自分に合っているかどうか分からない」
「何を基準に仕事を探せばいいの?」
「仕事始めてから後悔するようなことだけは避けたい」
こんな悩みを抱えていませんか。
国内に何十万とある企業の中から、自分に合う仕事を探すのは至難の業です。どれがいい仕事か分からないからと適当に就職したら後悔するかもしれません。
ですが、結論から言うと自分に合う仕事の見つけ方はあります。
この記事では以下の3つについて解説します。
- 仕事選びの大切な基準
- 参考にしてはいけない仕事選びの指標
- 自己分析のポイント
ぜひ、最後まで読んでください。
目次
【仕事を選ぶ基準を解説する前に】おすすめの仕事は人によって違う
大前提として、万人におすすめできる仕事はないと思ってください。なぜなら、仕事に対する好み、適性は人によって違うからです。
当たり前のことじゃないかと思うかもしれませんが、知らず知らずのうちにこんな言葉に流されていないでしょうか。
- 大手は安定しているから中小企業は受けちゃダメ
- 手に職をつけるために弁護士や医者を目指した方がいい
- フリーランスなんて不安定なんだからなるもんじゃない
もちろん、どの言い分も正しい面はあります。しかし、今は大手でも会社が傾く時代です。弁護士も司法試験の合格者が増えて。競争が激しくなっています。
世間がおすすめする職業に囚われて、後悔する人は少なくありません。
仕事選びは他人軸ではなく、自分軸で選んだほうがいいでしょう。
【優先順位がはっきりする!】仕事を選ぶ基準6つ
ここでは、仕事を選ぶ際に有効な6つの基準についてお話します。
どの指標もこれからの仕事探しに役立つので、ぜひ参考にしてください。
- 自分に適性があるか
- 人に誇れる仕事か
- 業界に将来性はあるか
- スキルアップできるか
- 長く続けられる仕事か
- 人間関係は良好か
自分に適性があるか
職業適性があるかどうかは、仕事選びで最も大切な基準の1つです。
もし不向きな仕事についてしまうと、周りより仕事ができないせいで上司にしょっちゅう怒られるかもしれません。スキルアップにも時間がかかるから、人材価値が上がらないでしょう。
仕事の適性の有無はおろそかにしてはいけないポイントなのです。
しかし、どうやって職業適性を見極めたらいいか分からないですよね。向いている仕事の見つけ方は「【仕事選びの基準がはっきりする】自己分析をしよう」を読んでください。
人に誇れる仕事か
人に誇れる職業であることも、仕事を選ぶ上で大切です。誇りある仕事とは、自分の仕事の素晴らしさを語れるかどうかにあります。
私の知人で航空整備をしている方がいるのですが、飛行機の話をするともう止まりません。
仕事の楽しさを活き活きと語っている姿は、誇りある仕事についている証と言えるでしょう。
今興味のある仕事は、我を忘れるくらいハツラツと話せそうな職業か考えて見ましょう。
業界に将来性はあるか
業界に将来性があるかどうかも、仕事選びに大切な基準です。業界が下り傾向だと年収が上がらず、転職でも不利になるからです。
たとえば、かつては日本産業のお家芸と言われていた白物家電(冷蔵庫や洗濯機など)は、中国、東南アジアの台頭で競争力を失っています。
逆にIT業界は成長市場なので、給料の右肩上がりが期待でき、転職もしやすくなるでしょう。
伸びる業界を見極めるポイントは、就職活動で人気ランキングに上がってくる会社に注目することです。
就職活動をしている22歳は一番時代の流れに敏感なので、どこの業界が成長市場か分かっている可能性が高いです。
スキルアップできるか
仕事を通じてスキルアップできるかどうかも、職業選びで重視すべきポイントです。なぜなら、スキルが身につかないと転職できなくなる可能性があるからです。
私は大手企業(もしくは公務員)だし転職は関係ないと思われている方もいるかもしれません。
しかし、1つの会社しか経験しないリスクはこれだけあります。
- 会社の業績悪化でリストラの憂き目にあう
- 待遇が悪くなっても転職できないからイヤイヤ続ける
時代の変化が激しい昨今、スキルアップは今以上に求められます。「この会社なら自分が成長できるのか」と言う視点で仕事を探しましょう。
長く続けられる仕事か
ある程度長く続けられるかどうかも、仕事選びで大切な基準です。どんな仕事でもそうですが、1人前になるために最低3年はコミットしなければいけません。
長く続けれられる仕事かどうかは、以下の指標を参考にするといいでしょう。
- 企業の大きさ
- 業界の将来性
- 参入障壁の高さ
ただし、長く続けられる仕事に就けてもあぐらをかくのは禁物です。スキルアップを怠れば、たちまち市場価値の低い人材になってしまうでしょう。
業界の専門性も上げつつ、転職に有利なビジネススキルも身につけましょう。
人間関係は良好か
人間関係も仕事を選ぶ上で疎かにしてはいけません。
どれだけ誇りある仕事で業界に将来性があっても、クソ上司に当たってしまったらオワりです。
しかし、仕事を始める前から職場の人間関係を見極めるのは難しいでしょう。おすすめの方法は、就活・転職活動の際に企業を訪問して社員の雰囲気を観察することです
直感的に合わないなと思ったら、その会社は避けたほうが無難でしょう。
【重視してはいけない】おすすめしない仕事選びの基準
仕事選びで大切にするべき基準は何となく分かったと思います。それでは、仕事を選ぶ上で参考にしない指標を解説します。
ぜひ、自分に当てはまっていないか照らしあわせながら読んでください。
- 給料
- 仕事のイメージ
給料
給料の良し悪しだけで仕事を選ぶと後悔する可能性が高いです。なぜなら、給料と仕事の適性、幸福度は比例しないからです。
たとえば、年収1000万円の商社に営業職として就職しても、コミュニケーションが得意でなければ辛いですよね。
仕事が辛くても給料が高ければいいじゃんって思うかもしれません。しかし、給料が高い以外にメリットがない仕事を続ける弊害はこれだけあります。
- ストレスを発散するために毎日遊んで散財
- 仕事に興味が持てずスキルアップしない
- 仕事に誇りが持てないので、グチばかり
確かに、高い年収は豊かな生活を送る上で大切です。
しかし、給料だけを基準に仕事を探すと、後悔する可能性が高まることを忘れないでください。
業界・職種のイメージ
業界や職種のイメージだけで仕事を選ぶと後悔する可能性が高いです。なぜなら、就職したときに現実とのギャップに耐えられないからです。
たとえば、航空業界で花形のCAですが、皆さんはCAの以下のような側面をどのくらいご存知でしょうか。
- お客さんの重たい荷物を持ち運びする
- 不規則な勤務による健康面への負荷
- 事故が起きた際の避難訓練の実施
客室で笑顔で接客するところしか想像できない人がCAを目指したら、仕事の過酷さに耐え切れないでしょう。
仕事選びで大切なのは、職業のイメージではなくリアルな職業の実態です。
興味のある仕事を見つけたら、アルバイトから始めるなど、実際の仕事を肌で感じましょう。
【仕事選びの基準がはっきりする】自己分析をしよう
仕事を選ぶ基準についてはある程度はっきりしたかもしれません。しかし、選ぶ基準を示されても自分の価値観が分からなければ選びようがないですよね。
自分の価値観をはっきりさせるために自己分析をしましょう。主にやるべきことは以下の3つです。
- 過去の成功体験を振り返る
- 好きなことを書き出す
- 何が嫌いかをはっきりさせる
過去の成功体験を振り返る
過去の成功体験を振り返るのは、自己分析で大切です。なぜなら、成功体験から職業適性を見出せるからです。
私の場合ですと高校時代、提出したエッセイを担任の先生に絶賛されて、自分の文章能力に気づきました。その体験がWebライターの源泉になっています。
成功体験なんてないよ!って悩んでいる方は充実した体験でかまいません。充実体験とは時間を忘れて没頭していた体験のことです。
寝食を忘れるくらい夢中になったことを書き出して見ましょう。
好きなことを書き出す
成功体験の次に大切なのが「好きなことを書き出す」と言うことです。当たり前ですが、好きなこと、興味のある分野でないと仕事を続けるのは難しいです。
ただし、好きなことを得意なやり方で実現できるか考えてください。
例えば、ゲーム好きの人がゲームプログラミングの会社に入って成功するとは限りません。
なぜなら、その人が好きなのはゲームのプレイであってプログラミングではないかもしれないからです。
好きなことを書き出したら、前述の職業適性と組み合わせて仕事を選びましょう。
何が嫌いかをはっきりさせる
意外と軽視されがちですが、嫌いなことも明らかにしましょう。なぜなら、嫌いなことは人生を通じて変わることがないからです。
私の例ですが、自分の嫌いなことを挙げてみました。
- 満員電車での通勤
- 自分と馬が合わない人とつきあうこと
- 他人の説教や自慢話
子供の頃は満員電車が嫌いだったけど、大人になってから好きになるというのは考えにくいでしょう。自分と馬が合わない人の傾向も大きく変わることはありません。
このように、自分は何が嫌いなのかはっきりさせれば自分の職業適性が見えてきます。上記の例ですと、人間関係と仕事が選べるフリーランスが向いている可能性が高いです。
嫌いなことが分かれば、自分の就くべき仕事(もしくは働き方)が明らかになります。
すこしメンタル的にしんどいですがが、過去のイヤな体験を振り返って、自分の嫌いなことを言語化しましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
仕事を選ぶのは一大イベントで頭を悩ませる気持ちはよく分かります。しかし、自分の中に明確な基準を作れば、仕事選びで後悔することはありません。
この記事で紹介した仕事選びの基準を参考に、ぜひ自分に合った仕事を見つけてください。