リモートワークできる環境で働きたい!そのためにエンジニアになりたい!
もしそうお考えであれば、いくつか注意しなければいけないことがあります。
なぜならば、「エンジニア = リモートワーク」ではないからです。
今回は、
- リモートワークを目指すための、プログラミングの始め方
についてご紹介していきます。
目次
リモートワークを目指す場合の注意点
リモートワークを希望するのであれば、「どの言語」を選択するのかは重要です。
なぜならば、リモートワークできる仕事がほとんどない言語もあるからです。
エンジニアといっても、様々な種類があります。
- システムエンジニア
- インフラエンジニア
- ネットワークエンジニア
- Webエンジニア
- アプリエンジニア
などですね。
この中でリモートワークができるのは、ほぼ、
- Webエンジニア
だけです。
Web系プログラミング言語の選び方
次は「Webエンジニア」になるためのプログラミング言語について、どんなものがあるかを見ていきましょう。
Web系の言語とは
大きく以下の2つに分けて見ていきます。
- フロントエンド
- バックエンド
それぞれ特徴をみていきましょう。
フロントエンド
Web制作において見た目を担当している部分です。
- HTML
- CSS
- JvaScript
といった言語を使います。
バックエンド
Web制作においてデータ処理を担当している部分です。
代表的なものをあげると以下の4つです。
- PHP
- Ruby
- Java
- Python
こちらはどれか1つを選べばOKです。
全てを習得する必要はありません。
ただ、上記言語とは別にデータベース(MySQLなど)を扱えるようになる必要があります。
フロントエンドの言語
フロントエンドでは、以下の全てを身につけておく必要があります。
HTML・CSS
Webの基本中の基本。
ホームページの画面を作るために必要です。
これができないとお話になりません。
JavaScript
HTMLやCSSで作成したページに動きをつけることができます。
jQueryというライブラリ(便利ツールのようなもの)も使えるとさらに仕事の幅が広がります。
バックエンド言語(リモート不向き)
では続いてバックエンド言語ですが、
以下の2つはリモートワークを目的とする場合は不向きです。
Java
Javaはどちらかというと大規模で堅牢なシステムに向いている言語です。
大規模なシステムを開発している会社はほぼ「現場常駐」です。
実際にJavaでリモートワークの案件はゼロではないかもしれませんが、ほとんど見かけることはありません。
Python
比較的新しい言語ということもありますが、そもそも案件自体がまだまだ少ないです。
(今後は増えていく可能性はあります)
Javaと同じく、実際に探してもリモートできるPython案件はまだまだ少ないですね。
バックエンド言語(リモート向き)
リモートワークに向いているのは以下の2つです。
先ほどの2つは、汎用性が高い言語でWeb系以外でも使われますが、こちらはWeb特化型。
実際にリモート案件も多いです。
さらに、この2つの言語は学習コストが低めで初学者には向いているという特徴もあります。
Ruby
Rubyは日本で開発されたプログラミング言語で比較的開発速度が早く、特にWeb系ベンチャーやスタートアップで好まれて使われています。
この言語を使っているリモート案件が比較的多いのも特徴ですね。
PHP
こちらもリモート案件のみならず、そもそもWeb系の中では案件数が多い言語です。
この言語の強みはWeb系企業の案件が多いという点だけではなく、世界中で使われている「WordPress」で使われているという点でしょう。
(全世界の3分の1のWebサイトがWordPressで使われています。)
ただWeb系の開発チームに加わって働くだけでなく、個人でWordPress案件を獲得することもできます。
つまり幅広く使えるということですね。
いきなりリモートは難しい?
ここまでリモート向きの言語についてお話ししてきましたが、
未経験者が学習をして、「いきなりリモート」は少し難易度が高いですね。
いきなりリモートが難しいワケ
単純に考えるとわかりますが、会社側から見て「どんな人かわからないエンジニア」にリモートで仕事を任せるかどうか?です。
経験者で実績がある人や紹介で信頼がある人であれば別ですが、未経験からいきなりリモートは難しいというのが現状です。
とはいえ、コロナの影響でリモートワークが増加傾向にあります。
アピールの仕方次第では今後チャンスも増える可能性は十分ありますので、どうしても!という方は常に情報にアンテナをはっておきましょう。
まずは常駐で経験を積もう
現実的な方法として、「まずは現場に常駐」から始めることをオススメします。
その常駐期間で経験を積み、それからリモートに移行するパターンです。
ここでご注意いただきたいのが、エンジニアになって経験を積めばそれでOKなわけではありません。
大切なことは、「信頼を築くこと」ができるかどうか、です。
- 「この人ならリモートで任せても大丈夫」
そう思ってもらえば、リモート勤務の交渉なども通りやすくなるでしょう。
ただ「プログラミングができる」だけではダメなんです。
言われたことをただこなすだでもダメです。
「信頼をしてもらい、会社から必要と思われるかどうか」なのです。
そのためには、営業やマーケティングなどのビジネススキルがあれば大きな力になるでしょう。
エンジニアにそんなものは必要ないとお考えですか?
それではいつまでたっても信頼は得られませんし、自分の望んだ環境は手に入りません。
オススメの学習方法
学習方法としては大きく分けて以下の3つでしょうか。
- 独学
- 教えてもらう
- 学習サービスを利用する
「1」は学習コストを抑えることができるのがメリットですが実践的なスキルに絞って短期間で学習することは難しいです。
コストをケチって自己投資を惜しむことで、スタートがそれだけ遅れるという大きなデメリットがあります。
ご事情でどうしても独学しか選択できない場合は下記ページを参考にしてください
プログラミングを独学で始める!勉強法や注意点をまとめました【初心者向け】「2」もありですが、教えてくれる人は「実際にリモート案件を獲得している人」にしましょう。
「3」は短時間で効率よく学習したい方にオススメです。
今は多くのスクールがあるので選ぶのが難しいかもしれませんが、「どんなプログラミングスキルが学べるか」だけではなく、「どんな力が身につくのか」という観点で探してみてください。
- 「実践的なスキルに絞って学べるカリキュラムがある」
- 「ビジネスの考え方・やり方が学べる」
この点を満たしているところがオススメですね。
あと、途中で「あわないな」「無理だな」と思った際に、途中で解約することができるサブスクリプション制(月額料金制)のところもオススメです。
分割払い可能だとしても、40万、50万の金額支払いが確定するのはリスクがあります。
「全額返金保証」を謳っているスクールも条件や縛りが必ずあるので、事前確認は確実にしてください。
まとめ
今回はリモートワークをテーマに
リモートワークを目指す場合の注意点
Web系プログラミング言語の選び方
いきなりリモートは難しい?
について解説いたしました。