「お給料がもう少し多ければなぁ…」こんな風に考えたことがある人も多いのではないでしょうか。現在は物価高や資源高騰などで、働いていても生活が苦しくなってしまうこともあるかもしれません。
月の収入があと3万円あれば生活費にまわしたり、買い物や趣味に使ったりと少し生活に余裕が生まれますよね。
副収入を得る方法の代表的なものとして副業がありますが、サラリーマンが副業で毎月3万円を稼ぐためにはどんな方法があるのでしょうか。副業でお金を稼ぐ方法やおすすめの副業、副業を行う際に気をつけたいポイントについて解説していきます。
目次
サラリーマンの副業の実情
まずはサラリーマンの副業の実情から確認していきましょう。以下の割合や調査結果は、株式会社パーソル総合研究所の「正社員の副業に関する実態・調査」「正社員の副業に関する実態・意識 [従業員側調査]」を参照しています。
副業しているサラリーマンの割合
株式会社パーソル総合研究所の調査結果を見てみると、副業を行っている会社員の割合は9.3%となっています。
年代別では男性・女性共に20代の割合が一番多く、現在副業をしていないが副業意向ありという割合も40.2%となっていて、今後副業をする人が増えることも考えられます。
副業収入の平均
月の副業収入の調査結果を見ると、月収のボリューム層は5~10万円が最も多く、月収の中央値は4.1万円と報告されています。数値だけを見ると意外と稼げているように感じますが、月収1~5万円までの割合が約半分を占めています。
副業に充てている時間の割合
株式会社パーソル総合研究所の調査結果を見ると、1ヶ月当たりの副業労働日数は1~5日が最も多く、次いで5~10日が多い結果となっていました。
また、本業勤務日の平均労働時間は2.56時間、本業の休日における平均労働時間は4.48時間となっていて、平均値から見ると無理のない範囲で副業をしている人が多い傾向にあるようです。
人気の副業
株式会社パーソル総合研究所による調査によると、サラリーマンや正社員に人気の副業は次のように報告されています。
順位 | 職種 |
---|---|
1位 | WEBサイト運営(ブログ運営、YouTubeなど) |
2位 | 配送・倉庫管理・物流 |
3位 | ライター・WEBライター |
4位 | eコマース(インターネット通販・ネットショップ販売) |
5位 | 販売・サービス系職種(店舗内・事業所内) |
6位 | 事務・アシスタント(データ入力含む) |
7位 | その他専門職 |
8位 | フードデリバリー・配達 |
9位 | 医療系専門職種 |
10位 | IT系技術職種 |
ブログやサイト運営、ライターなどはパソコンがあればできる副業ということもあり人気も高いようです。
サラリーマンが副業で毎月3万円稼ぐ方法
では、実際に副業で毎月3万円を稼ぐためにはどうすればよいのでしょうか。副業で3万円稼ぐために、まずは副業の計画を立てましょう。
副業にどのくらいの時間を費やせるか
副業を始める前に、副業にどのくらい時間を費やすことができるのかを把握しておきましょう。
サラリーマンとして平日8時間働いている人の場合、家に帰ってから仕事ができる時間というのは意外と少ないものです。自分の時間を削って夜間に副業を行うか、土日の休みの日を使って副業を行うかは自由ですが、無理のない範囲で行う必要があります。
副業に充てられる時間によってもできる副業が変わってくるため、事前に時間の目安を決めておくと良いでしょう。
どんな副業をするか
上述したように、副業には様々な種類があるため、自分のやりたいことやスキルを活かした仕事など自由に選ぶことが可能です。デザインや動画編集などのスキル、料理やDIYなどの特技なども副業に活かすことができます。
副業に必要な物も、副業の種類によって異なります。スマホがあればできるものやパソコンが必要なもの、編集ソフトやカメラなどの機材を使うものなど様々なので、副業をする前に必要な物を揃えておきましょう。
サラリーマンが副業で毎月3万円稼ぐためのポイント
サラリーマンが副業で毎月3万円を稼ぐのは簡単なことではありません。副業で安定した金額を稼げるようになるために大切なポイントをおさえておきましょう。
コツコツと続けることが大事
副業の中には短期で大金を稼げるものもありますが、大抵の副業ではすぐに成果が出るとは限りません。副業にかける時間や仕事の質によっても報酬金額は変わるもので、何より習慣化して継続していくことが何よりも大切です。
目先の利益だけにとらわれず、長い目で見ながらコツコツ続けていくことが副業で稼げるようになる秘訣です。
副業を続けていくことでスキルアップにつながり、本業の仕事にも活かすことができる可能性もあります。
他人と比較しないことが大切
ネットやSNSが主流となっている中で、副業についての情報も入手しやすくなってきています。副業は一人で仕事をする場合が多いですが、SNSなどで副業仲間と知り合える機会もあるかもしれません。
副業の報酬はピンキリで、中にはたくさん稼いでいる人や自分の好きなことを仕事にしている人などもいて、そんな人と比べて自信を失ってしまう可能性もあります。
モチベーションが下がり途中で挫折する原因にもなりやすいため、他人と比較せず自分のペースで続けていくことが大切です。
副業のメリットとデメリット
副業にはそれぞれメリットとデメリットがあります。
副業のメリット
サラリーマンが副業をするメリットは次の通りです。
- 収入を増やせる
- 自分の好きなことを仕事にできる
- 新しいスキルを獲得できる
- 人脈を広げられる
- 気軽に新しいことに挑戦できる
- 経営スキルやマネジメント力を伸ばせる
収入を増やせる
副業をすることで収入を増やすことができます。本業以外の収入源があることで、生活費や貯金の予算や趣味や旅行など自分のためのお金にすることができ、生活に潤いを与えることが期待できます。
自分の好きなことを仕事にできる
副業には様々な仕事があるので、絵が好きな人は「イラストレーター」、文章を書くのが好きな人は「ライター」など、自分の好きなことを仕事にすることができます。
新しいスキルを獲得できる
副業には未経験者を歓迎しているものもあります。未経験の仕事にも挑戦して新しいスキルを得ることも可能です。
「プログラミング」や「デザイナー」などは専門的なスキルが必要ですが、社会的にも需要が高く報酬も高額になりやすい職種です。副業がきっかけで独立し、好きなことを本業にできる可能性があるのも副業のメリットです。
人脈を広げられる
どんな副業をするかにもよりますが、副業での新しい出会いがこれからの仕事につながる可能性があります。本業とは関係のない職種の人達と知り合える機会が作れるのも副業のメリットです。
気軽に新しいことに挑戦できる
副業には、未経験からできるものから専門的なスキルが必要なものまで様々な種類があります。スキルがなくてもスマホやパソコンがあれば始められる副業も多く、気軽にチャレンジしやすいのが副業のメリットでもあります。
経営スキルやマネジメント力を伸ばせる
副業は基本的に自分一人で行うため、収支やスケジュールなど自分自身で管理する必要があります。
本業もこなしながらの副業の管理は、最初のうちは慣れないかもしれません。しかし副業を続けていくことで管理の仕方が分かるようになり、経営やマネジメントのスキルを磨くことができます。
副業のデメリット
サラリーマンの副業には、メリットだけでなくデメリットもあります。
- 本業に支障が出る可能性がある
- 思うように稼げない可能性がある
- 確定申告や収支管理を自分で行わなければならない
- 会社に副業がバレてしまう可能性がある
- 詐欺に遭う可能性がある
本業に支障が出る可能性がある
サラリーマンで副業を行う場合、日中は本業をして夜間を副業の時間に充てるという割合が多いでしょう。副業を始めたばかりの頃はモチベーションも高まっているため頑張れますが、続けていくうちに疲労がたまってきます。
副業に時間をかけてしまうあまり睡眠不足になったり、過労が原因で体調を崩してしまったりすると、本業に影響してしまう可能性もあります。
思うように稼げない可能性がある
副業の種類にもよりますが、必ずしも最初から稼げる副業ばかりとは限りません。株式投資やFXなどはうまくいけば大きく利益を得ることができますが、その分リスクも大きく、ある程度の自己資金も必要です。
また、初期費用で収入が増えるどころか減ってしまったり、副業に費やした時間の割に稼ぐことができなかったりする可能性もあります。
税金や収支管理を自分で行わなければならない
会社で働いている場合は会社がまとめて年末調整を行ってくれていますが、副業は自分自身で確定申告を行わなければなりません。
副業で確定申告が必要なのは、年間の所得が20万円を超える場合と、個人事業主となり年間所得が48万円を超える場合です。確定申告が漏れていた場合や支出が適正でなかった場合は追加徴税や罰則を受ける可能性があるため注意が必要です。
会社に副業がバレてしまう可能性がある
副業を解禁している会社も増えてきてはいますが、就業規則で副業が認められていなかった場合、住民税から副業していることがバレてしまう可能性があります。
詐欺に遭う可能性がある
高額な副業報酬を謳う副業サイトや広告の中には、詐欺サイトや詐欺案件が紛れています。特に「1日数分の作業だけで稼げる」「短期間で確実に稼げる」などのうますぎる話は危険です。
副業でなかなか稼げない時にそんな広告を見たら釣られてしまいそうになりますが、簡単にお金を稼げる方法などは存在しません。過大な広告や宣伝には十分に気をつけましょう。
サラリーマンでも毎月3万稼げるおすすめの副業
では実際に、副業で毎月3万円稼げる副業にはどんなものがあるのかをご紹介します。副業収入は個人差も大きいため、あくまでも参考として。自分の働き方に合うものや得意なものなどを見つけてみてください。
アルバイトやパートとしての副業
副業として本業が休みの日にアルバイトやパートを行うという方法があります。
アルバイトやパートなど雇用の場合は時給制なので、働けば働いた分だけ収入を増やすことが可能です。週末だけや日雇い制のアルバイトもあり、時給1,000円8時間のバイトを月4回以上やるだけで3万円以上稼ぐことができます。
求人情報はネットで探すことができて履歴書が要らない求人もあり、仕事を探すのには困らない環境です。
ただし、ここで注意したいのが、時給制のパートやアルバイトは給与所得になるため住民税に反映されてしまうということです。
基本的に住民税は本業の会社の給料から天引きされる形で徴収されているため、副業を禁止している会社であれば副業をしていることがバレてしまう可能性が高くなります。そのため会社に内緒で副業をする人にアルバイトやパートなどの副業は不向きです。
スキルがなくてもできる副業
専門的なスキルがなくてもできる副業もあります。
覆面調査
覆面調査は一般客としてお店やサービスを利用して、お店の商品やサービスの内容について調査し、評価するというものです。「ミステリーショッパー」とも呼びます。
お店の種類も幅広く、飲食店やエステなど業種も様々です。調査する項目についてはあらかじめ伝えられているので、入店からの接客の様子や店内の清潔感、サービスの内容などをチェックしていきます。
報酬は利用金額の全額を受け取れるものもあれば、代金の一部を受け取れるというものもあります。商品やサービスをお得に体験できるので、外食やおいしいお店を見つけるのが好きな人、美容に興味がある人などにおすすめの副業です。
モニター
モニターには、アンケートに答えて報酬を受け取るアンケートモニターや、座談会やオンライン調査などの参加モニターなどがあります。
アンケートモニターはそれぞれのアンケートによって報酬額が変わりますが、相場は1件につき1円~10円ほどとあまり多くありません。空いた時間を使ってコツコツと続けてもそこまで大きな金額は稼げないため、他の副業と掛け持ちして行うのが良いでしょう。
参加モニターは、オンラインや座談会など、参加型のアンケートモニターとなっていて、直接足を運んだり顔出しでの参加になる分報酬も高くなっています。時間に余裕がある人や、スケジュール調整がしやすい人は参加モニターもおすすめです。
ポイ活
ポイ活は、ポイントサイトで広告クリックやアンケート回答などでポイントを貯めて、貯まったポイントを現金や電子マネーなどに交換できるという方法です。
特別なスキルは必要なく、ポイントサイトのほとんどはスマホで利用できるため、休憩中など空いた時間を利用して取り組むことができます。
ただし、毎日コツコツ続けたとしてもポイ活ではそれほど大きな金額を稼ぐことはできないため、毎月3万円を目指す場合は他の副業との掛け持ちが必須となります。
特技や趣味などを活かした副業
自分の特技や趣味など、好きなことを活かせる副業もあります。
WEBライティング
WEBライティングとは、インターネットで見られるまとめ記事やブログ、コンテンツに記事を書くという仕事です。
報酬制のライティングは基本的に1文字につき〇円という単価型が多く、特別なスキルや知識を必要としないものもあるため、副業初心者でも取り組みやすい副業となっています。
ライティングの仕事はクラウドソーシングサイトで探すことができ、「クラウドワークス」や「ランサーズ」といったサイトが有名です。
誰でも取り組みやすい分報酬額はピンキリで、費やした時間の割に稼げないという可能性もありますが、実績を作っていくことで少しずつ文字単価を上げていくことも可能です。
アフィリエイト
アフィリエイトとは、ブログやサイト上で商品やサービスの紹介をして実際に商品が売れると利益が発生するというものです。
アフィリエイトは最初から稼げるとは限りません。時間をかけた割にあまり稼げないという可能性もあります。しかし、読者が増えて注目され始めると寝ている間にも報酬が発生するようになります。
ブログやサイトへのアクセス数を増やして商品を購入してもらうためにはセールスライティングのスキルも必要になってきます。
ハンドメイドや不用品販売
自分で作ったハンドメイド作品や不要になった物を「メルカリ」などのフリマアプリで販売するという副業もあります。
フリマアプリを使うことで、自分が売りたい商品や不用品を指定した金額で売ることが可能です。フリマサイトの「メルカリ」や「ラクマ」の他、「ヤフオク」などのネットオークションを利用して販売することもできます。
せどり
せどりとは、インターネットでの転売のことを言います。安く入手した商品をネットショップなどで仕入れ値より高く販売して差額を利益にできるというものです。
せどりをするためには、商品を購入する資金だけでなく需要と供給を見定める力や、安く入手できる仕入先を見つけることなども必要で、かなりの労力を要します。
転売先は「Amazon」や「メルカリ」など、大手のネットショップやフリマアプリなども利用することが可能です。
YouTube
最近はユーチューバーとして活動している人も増えてきていて、子どもが将来なりたい職業にランクインするなど、職業としての認知度も高まってきています。
YouTubeは自分の好きなことや得意なことを動画として配信することもできるので、楽しみながらできるというのも一つの魅力です。
YouTubeは広告収入で成り立っていて、動画の再生数やチャンネル登録者の数などに応じて報酬額が変わってきます。動画がバズれば一気に登録者が増えて報酬も大きくなるというチャンスもあります。
しかし、稼げるようになるまでは相当な時間が必要になる可能性もあり、すぐに稼ぎたいという人にはあまり向かない副業です。
動画編集
動画編集も副業として注目されてきています。なぜなら、動画コンテンツを作るためにはかなりの時間を有するからです。YouTubeやInstagramの動画投稿に力を入れている企業やユーチューバーなどからの仕事の発注も増えていて、動画編集のスキルがあれば高単価の案件も受注することができます。
動画編集のスキルは独学で覚えることもでき、動画編集の案件もクラウドソーシングサイト等で探すことができます。
イラスト関係
絵を描くことが得意だという人は、イラスト関係の副業を行うのもおすすめです。ゲームのキャラクターデザインやLINEスタンプのキャラクター、雑誌用のイラストなど、仕事の種類も豊富です。
単価幅も大きいですが、企業に採用されると単価が10万円以上となる場合もあり、本格的な専属のイラストレーターとして仕事ができる可能性もあります。
イラストの仕事もクラウドソーシングサイトで見つけることもできますが、「ココナラ」というスキルを売り買いできるサイトで自分のイラストを販売することも可能です。
プログラミング
プログラミングは、ホームページの構築やサイト上のシステムの修正、アプリ設計などを行うという副業です。
プログラミングの需要は高く報酬も高額ですが、その分専門的なスキルを必要とします。プログラミングに関する知識や経験がなければ、プログラミングの仕事は難しい可能性が考えられます。
現在はプログラミングをネット上で勉強できたり、テキスト本などを使った独学での勉強もしやすくなってきています。パソコンに詳しい人やプログラミングに興味のある人は挑戦してみるのも良いでしょう。クラウドソーシングサイトにも幅広い案件があるため、まずは安い案件から挑戦し実績を積んでいくのがベターです。
フードデリバリー・配達など体力を使う副業
バイクや自転車があれば始めることができるフードデリバリーや配達といった仕事も人気です。
有名なフードデリバリーには「ウーバーイーツ」がありますが、登録すれば基本的にいつでも好きな時に行えて、ノルマなどもありません。やればやるだけ報酬を受け取ることができます。1回の配達での報酬の目安は500~900円ほどで、地域によっては土日だけの配達で3万円を稼ぐことも可能です。
配達の距離やお店の数、時間帯によっても稼げる金額は変わります。また、体力を使う仕事のため、本業に支障が出ないようにバランスを取りながら行う必要があります。
副業で毎月3万円稼ぐ時の注意点
ここまでサラリーマンが副業で毎月3万円稼ぐための方法や副業の種類などを解説しました。
ここからは、実際に副業を行う際に気をつけたいポイントについて解説します。
副業ができるかどうか就業規則を確認する
副業や兼業を促進する動きが出始め、社員の副業を許可している会社も増えてきています。しかし、会社によっては副業が禁止されていたり、競合会社での副業を制限したりなどのルールがある会社もあるため、就業規則を確認し、事前に上司の許可を得ておくのが安心です。
機密情報の漏洩や会社に損失を与える行為はしない
副業をする場合は情報漏洩や損失を与える行為に気をつける必要があります。
副業を禁止する会社が懸念しているのは、自社の機密情報の漏洩や企業に損失が出てしまうということです。
意図的ではなかったとしても、競合する会社に自社の情報を与えてしまった場合は自社に損失を与えてしまったり、社会的信用を損ねてしまったりする可能性もあるため気をつけましょう。
本業に影響しない副業を選ぶ
サラリーマンの場合は平日8時間会社で働いていることがほとんどです。会社から帰ってからも、食事やお風呂、明日の準備などやることは意外と多いものです。副業をする際はそういった家庭での時間を考慮しておくことも大切になってきます。
副業に時間がかかってしまい夜中まで副業をして寝不足になったり、寝不足が原因で体調を崩し、会社を休んでしまったりしては本末転倒です。副業をする際は、あらかじめ1日の副業に取り組む時間の目安や目標とする金額などを決めることで、できる副業が絞られ選びやすくなります。
あくまでも副業は本業のスキマ時間に無理なく行うという認識の下で行うようにしましょう。
リスクの大きい副業や詐欺に注意
株式投資やFX、仮想通貨などの副業は休憩時間などの短いスキマ時間を使ってできる副業です。うまくいけば一度で大きな利益を出すこともできます。しかしこれらはリスクも高く、利益を出すどころか不利益をもたらす可能性もあります。
投資やFXで稼ぎたい場合は投資の知識も必要になるため、始める前に勉強して知識を身につけておきましょう。
また、稼げると謳う副業には詐欺が多く、高額なセミナー参加費用やテキスト費用などの初期投資を求められる可能性があります。怪しい宣伝や広告には十分注意しましょう。
年間所得が20万円を超えると確定申告が必要
確定申告とは、1年間の所得を申告して税金を納めるための手続きを行うことを言います。
必要な経費支出を除いて年間の所得合計が20万円を超える場合は、確定申告が必要です。確定申告で申告した所得は住民税に反映されるので、住民税額から会社に副業がバレてしまう可能性もあります。
基本的に住民税は会社の給料から天引きされる「特別徴収」となっていますが、申告時に「普通徴収」にしておくと、副業分の住民税のみを直接支払う形に変更できます。
まとめ
今回は、サラリーマンが副業で毎月3万稼ぐための方法や、おすすめの副業について解説しました。
- 現在副業しているサラリーマンは多くはないが、副業意向の意思がある人も増えている
- 副業を行うためには、副業に費やす時間の目安を決め、何を使った副業が自分に合っているかを考えておくことが大切
- 副業は初めからうまくいくとは限らないため、失敗してもいいという気持ちで継続することが大切
- 副業にはスキルなしで気軽にできるものや、自分の好きなことが仕事にできるものがある
- アルバイトやパートなどの給料は住民税に反映されるため、会社にバレてしまう可能性が高い
- 副業での所得が20万円を超える場合は確定申告が必要
- 基本的に副業は自由だが、会社に損失を与える行為や本業に支障が出るような副業の仕方は厳禁
副業は収入アップだけでなく様々なメリットがありますが、副業の内容によってはマイナスになってしまったり、労働時間が増えて疲れてしまったりというデメリットもあります。
副業を始める前に、自分が副業をする目的や目標を決めて、本業とバランスを取りながら副業を行うことが大切です。はじめから誰でも稼げるというわけではないので、コツコツと経験を積み重ねながら継続していくことが副業成功の秘訣です。
スキルアップやキャリア形成につながる副業に関しては、こちらの記事でも詳しく解説されています。あわせてご確認ください。
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