在宅バイト、在宅ワークを始める前に知りたいポイント!

こんにちは。
家で仕事をするのって少し憧れますよね。私も学生時代は主に接客のアルバイトで、在宅ワークで稼いでいる友達はほぼ見かけませんでした。

でも今はインターネットが発達し、学生のアルバイトとしても在宅ワークが可能な仕事があるみたいです。時間の都合をつけるのが難しい育児中のお母さんや、副業ワーカーの方も自宅で仕事ができたら助かりますよね。

今日はそんなみんなが気になる、在宅ワークが可能なバイトについてまとめてみます。自分に合った在宅ワークが見つかるかもしれません。

おうちでバイト、在宅ワークってなに?

よく耳にするようになった、在宅ワークですがどんな仕事があり、普通のバイトと何が違うか知っていますか?詳しくみてみましょう。

内職と何が違うの?

内職は「家内労働法」によって、最低賃金や安全・衛生面の基準が定められています。また仕事内容は製造または販売業者から委託を受けて行う物品の製造加工と定義されています。

そのため内職とは部品の組み立て、商品の袋詰め、裁縫などの手作業で行う仕事のことをいいます。

一方在宅ワークは内職のように法的に決められているわけではありません。その仕事内容はパソコンや電話などの情報通信機器を使って行う業務とされています。

具体的に例を挙げると、プログラミング、Webデザイン、電話対応、データ入力、翻訳などがあります。

また給与面に関しても、基本的に時間や作業量に比例して支給される内職とは違い、在宅ワークは個人のスキルや裁量により報酬額が決まります。つまり在宅ワークの場合、同じ仕事をこなしても報酬額は人により大きく異なる場合があります。

このように内職は法律により定義されていますが、比較的新しい働き方である在宅ワークは厚生労働省のガイドラインはあるものの、まだ法律はできていません。内職と在宅ワークは意外とはっきりと分けることができますね。

在宅バイト、在宅ワークの探し方

では次に在宅バイト、在宅ワーク求人の探し方についてみていきます。在宅でできる仕事は今や一般的な求人サイトでも簡単に探すことができます。

求人サイトのキーワード検索で「在宅」、「フリーランス」、「業務委託」、「オンライン」などをチェックすると在宅ワークの募集広告を見つけることができます。在宅ワークが気になっている方は一度試してみてください。

また、在宅ワークメインの求人が多いことで有名なのがクラウドソーシングサイトです。クラウドソーシングサービスとはネットを介して仕事を委託したい人と、仕事をしたい人を繋ぐサービスです。

無料で登録できるサイトも多いので、まずは登録して求人をチェックしてみるのもいいかもしれません。

求人の応募から採用決定まで

在宅ワーク特徴としては一般的なアルバイトとは違って、対面での面接等はしない場合が多く、仕事の依頼から契約、納品、給与の支給に至るまでオンラインのみで完結する案件も多くあります

もちろんオンライン秘書や言語教師、コールセンタースタッフなど接客に関連する仕事は面接を通して合否が決定する場合もあります。しかしクラウドソーシングサイトの求人で、納期までに仕事を完了するタスクタイプの求人はインターネット上で全ての処理が完了するようになっています。

求人の応募はまず履歴書や自己紹介シートなどを提出する書類審査が一般的です。中でもプログラミングやWebデザイン、ライティングなど、その仕事に経験やスキルが必要とされる場合にはポートフォリオと言われる作品集の提出が必要になります。

ポートフォリオには自身が作成したWebサイトや、デザイン、アプリケーションや記事などをまとめ、これまでの成果をアピールする為に使います。経験者のみが応募できる求人では必須の場合が多いので、これまでの実績がある場合には日頃からポートフォリオをまとめておくことで仕事を探す時に役立ちます。

コンペ方式の採用とは?

クラウドソーシングサイトでは一般の求人サイトとは違い、コンペ方式と言われる採用方法があります。例えば会社のロゴデザインのコンペでは何人ものデザイナーがロゴのデザインを考え応募をし、会社側はその中から気に入ったデザインを選び報酬を支払います。

初心者が挑戦するには参入のハードルが低いと言われますが、コンペで選ばれなかった場合その作業時間にお金は支払われないため、じっくりと検討して参加する必要があります。

こうして採用が決まると一定の期間、または単発の案件ごとに契約を交わし仕事の依頼が完了します。時給が安定しているレストランの接客アルバイトなどと比べると自分で案件ごとに応募、契約を進めるためしっかりと確認しながら仕事を獲得しなければいけません

在宅ワークの収入


内職との違いでも触れましたが、在宅ワークは時間や作業量に対して支払われるのではなく、個人のスキルを基準に完成した作品や成果で値段が決まる場合が多いため個人差が大きいのが現状です。

例えば同じアプリケーションを制作する場合、ある人は2日間で完成させたのに対し、スキルのある人は3時間程度で終わらせてしまえばその分効率的にお金を稼げたことになります。

在宅ワークの場合はスキルに応じて報酬が高くなるため、ある程度の収入を得ようと思うとスキルアップをするのが必須となるでしょう。反対に誰でもできる仕事では数をこなさない限り、高収入を得るのは難しいといえます。

誰でも挑戦できる在宅バイト、在宅ワーク4選

在宅ワークにスキルが必要なのは分かったけど、始めは誰でも初心者です。そんな初心者が挑戦しやすい在宅バイト、在宅ワークを紹介します。

参照:平成24年度厚生労働省委託事業「在宅ワーカーの就業意識に関する調査」

 

データ入力

その名の通り決められたデータをパソコンで入力していく仕事です。必要なのは基本的なパソコン操作とタイピングスキル、また正確に仕事を進めることも重要です。

最近はインターネットショッピングが盛んになっている為、商品登録などの求人も多く見かけます。関連して簡単な画像編集などができると仕事の幅が広がりそうです。

Webライティング

オンラインメディアが普及し、Webライターは常に不足しているともいわれています。初心者が参入しやすいため全体的に報酬額が低下している点に注意が必要です。

ただ文章が書けるだけではなく、SEO(検索エンジン最適化)を意識したり専門知識を磨くことで単価を上げることができます。

オペレーター、コールスタッフ

カスタマーサービスのスタッフとして企業の顧客対応をする仕事や、自分から電話をかけ交渉する営業電話などの仕事があります。

これまでにコールスタッフなどの経験がある場合、自宅で勤務できるためメリットも多いでしょう。しかし平日のみの勤務も多く、時間的な制約があります

テープ(文字)起こし、議事録

講演会やインタビューなどの録音内容を聞き、それを文章としてまとめる仕事です。実際にオンライン会議に出席し、議事録を取るタイプの仕事もあります。

こちらもスピードと正確性の求められる仕事ですが、そこにプラスして言語力がある場合に単価が上がるようです。例えば英語で行われる会議に参加し、議事録を日本語にまとめる仕事では一般的な案件より報酬が高価に設定されています。

スキルアップできる在宅バイト、在宅ワーク4選

やっぱりやるからにはスキルが身につく在宅バイト、在宅ワークがしたい!そんな方にお勧めな仕事を紹介します。

Webサイト制作(コーディング)

特にWebサイトを作成するコーディングの仕事はクラウドソーシングサイトに多くの求人が出ています。クライアントが提示する納期内でデザイン案の通りにコーディングを行い、修正チェックを経て納品となります。

加えてWebデザインの知識やWordPress、画像編集の知識があると重宝されます。コーディングが出来るとその他IT関連の仕事への理解が深まり、専門性の高い仕事が出来るようになります。

Webデザイン

Webサイトで利用する画像やイラストの制作・加工をする仕事です。特にこれといった資格が必要な仕事ではないですが、経験のない初心者が仕事を獲得するには充実したポートフォリオと営業力が必要です。

クリエイター要素の強い仕事で、自分だけのセンスを磨けば続けて発注をしてくれる場合もあるようです。クラウドソーシングサイトではコンペ形式の採用が多いです。

動画編集、制作

youtubeをはじめとする動画サービスが人気の昨今では、動画編集者の需要が高くなっています。スキルがあれば継続案件も獲得できる仕事です。

また言語スキルもある場合、海外向けに字幕を付ける仕事などその可能性が広がります。

翻訳

在宅でできる仕事としてのイメージのある翻訳ですが、専門性が高く求人はあまり多くありません。外国語ができるだけではなく、日本語での表現力が必要な仕事です。

翻訳機の精度が上がっているとはいえ、これからも人による翻訳の需要は継続してあるだろうと言われています。こちらも経済や医療など専門分野を持つことで、自分にしかできない仕事として確立することができます。

在宅バイト、在宅ワークをする時に気を付けること

 

好きな時に好きな場所で働ける在宅ワーク。でも待って!気を付けるべきポイントもあるんです。


参照:平成24年度厚生労働省委託事業「在宅ワーカーの就業意識に関する調査」

 

自己管理する力が必要

飲食店の接客アルバイトのように常に誰かに見られたり、バイトリーダーが指示を出してくれるわけではありません。自分でスケジュールを管理し、仕事を受けるかどうか、完成度の高い仕事が出来る状態か、見極める必要があります

基本的にひとりで仕事をするため、自己管理能力が何より大事になります。クライアントとの連絡、納期を守る事、ルールに沿って仕事をすること、契約書や請求書のチェック、実際の案件以外に沢山のすべきことがあります。

上記のことは社会人として当たり前のことですが、在宅ワーカーでこの基本的な事が守れない人が意外と多いんです…

反対にひとりでもこれらを守って仕事のできる、責任感の強い人は在宅ワークに向いているといえるでしょう。

悪徳業者に注意

残念ながら在宅ワークをしたい人をターゲットにした、悪徳業者がいるのも事実です…スキルを付けて仕事をしたいと思っている人に高額の教材や講座を売りつけたり、詐欺の被害にあいそうになったり。

求人に応募する際には、一度立ち止まってその企業について調べてみることも大切です。あまりにも頻繁に同じ求人を出していたり、明らかに他と比べて単価が低かったり、不採用通知とともに講座への勧誘がある場合は注意が必要です。

自分で契約、仕事を進めていく在宅ワークはその案件の選択から自己責任で進めなければなりません。

確定申告などが必要になる場合も?

特に副業ワーカーや、配偶者の扶養に入っている方々は気になる部分ですよね。結論からいいますが、在宅ワークも一定額を越えた場合に確定申告をする必要があります

副業の場合はその副業の所得が1年間に20万以上、専業主婦の場合は1年間に38万円以上の場合に確定申告をしなければなりません。他にも源泉徴収が必要な職種は給与から源泉徴収がなされているか確認する必要があります。

このように、普段会社員やアルバイトをしているときにはあまり気にしていなかった事も、在宅ワークをすることで自分で管理しなくてはいけません。しっかりと規則を守って在宅ワークをするようにしましょう。

まとめ

どうですか?何となくモヤっとしていた在宅バイト、在宅ワークについて少し理解ができたでしょうか?

在宅ワークには自分で仕事内容や、時間を選べるというメリットがあり、パソコンを使いこなすことができる人にとっては働きやすい環境と言えるでしょう。またプログラミングや、Webデザイン、動画編集など在宅ワークの経験を通してスキルアップできる仕事もあります。

これからの時代は会社員としての収入だけでなく、いくつかの収入源を持つことが大切だともいわれています。少しでも興味があれば、在宅ワークをすることで金銭的にも、精神的にも生活を豊かにすることが出来るかもしれません。

自分にあった在宅ワークを見つける参考になればうれしいです。

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