「起業はしたいけど失敗しそうで不安」
「具体的な起業手順とか知りたい」
今回はこのような悩みを解決してきますね。
まず、エンジニアはとても起業がしやすいです。
作りたいサービスやアプリを自分で作る事ができるため、大きな開発費などをかける事なく挑戦をする事ができますね。
しかし起業をしても必ずうまくいくわけではありません。
この記事で起業をする際の注意点についても解説をしていきますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
目次
エンジニアが起業しやすい理由とは?
冒頭でも述べましたが、エンジニアは起業がとてもしやすいです。
その理由としては主に「サービスを形にしやすい」ことが挙げられます。
エンジニアといっても幅は広いですが、アプリケーションやシステムの開発をする事ができるため、自分が作りたいものを形にしやすいです。
会社を設立して新しいサービスを作るのはもちろん「起業」ですが、“フリーランスエンジニア” として独立することもまた立派な「起業」だと言えますね。
自分のスキルを提供して仕事を取ってくるわけですので、エンジニアは起業、つまり非常に独立しやすい働き方と言えます。
エンジニアが起業しやすい背景として、現在はIT業界が大きく成長していることも考えられますね。
新しい技術、サービスが次々にリリースされているため、チャンスに溢れているといってもいいでしょう。
その背景から、「サービスを形にしやすい」エンジニアは起業がとてもしやすいと言えます。
起業する上で知っておくべきこと
エンジニアが起業する上で、絶対に理解しておくべき事があります。
起業するにあたって必要な内容ですので、ぜひ覚えておいてくださいね。
- 開業資金
- 開業届
- 営業
- 経理
上記が独立するにあたって必要なこととなります。
具体的に解説していきますね。
開業資金
起業する場合、事前の資金があった方がいいですね。
開業資金のみでなく、ある程度の運転資金を用意しておいた方が安心できます。
当然ですが、起業するにあたって「プライベート用」と「仕事用」の銀行口座は分けておきましょう。
仕事用の口座を用意することで収入や支出が明確に把握できて、管理がしやすくなります。
開業届
起業するにあたり、以下の2パターンが考えられます。
- 個人事業主
- 法人
まず個人事業主として「起業」する場合、開業届を出す必要があります。
開業してから1ヵ月以内に、住所管轄地の税務署に開業届を提出しなければなりません。
開業届を出すにあたっての費用はかかりませんが、しっかりと事業が成長するまでの貯金はある程度備えていたほうが安心できますね。
次に法人を設立する場合、定款の作成および認証、設立登記などをおこなう必要があります。
設立する法人の種類にもよりますが、“法人の設立” と言えば以下の2種類になりますので、覚えておきましょう。
- 合同会社:(登録免許税6万円のみ)
- 株式会社:登録免許税(15万円)と定款承認(5万円)
株式会社の方が信用度が大きい分、設立にあたっての費用は大きくなりますね。
営業
起業をするのであれば、営業をすることは必須と言えます。
会社と違い、営業を別の部署の人が代わりにするわけではないため、自分で仕事を獲得しなければいけませんね。
営業をする人を雇う場合もあるかもしれないですが、人件費がかかってしまうためあまりおすすめはできません。
営業も自分である程度できた方が、スキルアップにもつながりあなたにもメリットとなります。
起業をするのであれば、自分で仕事を獲得できるようにならなければいけないため、「営業」は切っても切り離せない大切な内容だということを覚えておきましょう。
経理
起業をすると、経理などの事務的な作業が伴います。
請求書の管理や税務に関する仕事をしなければいけないため、覚えておきましょう。
「簿記」などの知識があるといいのですが、全員が経理に関する知識を持っているわけではありません。
そんな場合に、簡単に経理業務ができる「会計ソフト」を使用してもいいかもしれないですね。
とはいえ自分で経理の仕事をする事ができるといいのですが、もちろん「税理士」にアウトソーシングすることも可能です。
しかしその場合、費用がかかってしまうことは理解しておきましょう。
起業する際の注意点
起業にあたっての事前知識が身に付いたら、忘れてはいけない「注意点」があります。
その注意点とは、具体的に以下の5つです。
- 収入が安定しない
- 初めから大きな仕事はもらえない
- 自分を安売りしない
- 仕事の責任はあなたにある
- ライフバランスも考える
収入が安定しない
会社員の頃とは違い、毎月の「給料」がなくなります。
仕事を獲得してクラアントに納品をしなければ、報酬は手元に入りません。
そのため継続的に仕事を受注できなければ収入が安定しないことは理解しておきましょう。
しかしエンジニアは、収入としては一般的な会社員よりも水準が高いです。
軌道に乗ってそれなりのスキルがあれば、大きな収入を得ることは可能ですので、起業したての軌道に乗るまでは耐えましょう。
初めから大きな仕事はもらえない
起業したての頃は、大きな仕事を受注できる可能性は低いです。
それは会社としての信用度がまだ低いからですね。
起業前からのコネがある程度ある場合は可能かもしれないですが、あなたの事業内容をまだわからない人から仕事を獲得することは難しいですね。
小さな仕事でも積み重ねて、”あなた” 信用度を上げていきましょう。
自分を安売りしない
先ほど、「小さな仕事を積み重ねる」と述べましたが、それでも自分を安売りすることは避けましょう。
いくら信用を積むためとは言え、業務に見合った報酬を得られなければ生活はできません。
あまりにも無理難題な仕事を押し付けられても困りますので、しっかりと線引きはしなければいけませんね。
自分を安売りしてしまうと、その後獲得できる仕事にも影響がある場合があります。
自分の持っているスキル・知識をしっかりと適正な価格で提供できるように、”相場” をリサーチしておくことは重要ですね。
仕事の責任はあなたにある
起業するにあたり、仕事の責任は全てあなたにあります。
例えば、クライアントに依頼物を納品したのに報酬が振り込まれなかった、というケースも出でくるでしょう。
当然ながら先方が悪いのですが、しっかりとリスクヘッジができなかったあなたの責任でもあります。
仕事の責任は全て自分にある、という強い責任感を持って取り組みましょう。
ライフバランスも考える
起業をしたら、会社員の頃とは違い明確な「労働時間」がなくなります。
だからと言って1日中仕事をしていては体を壊してしまう恐れもありますので、しっかりとプライベートとのバランスをとって仕事をすることは大切ですね。
当然ながら、イレギュラーによって急遽仕事をしないといけない場合もあるでしょう。
そういった場合は別ですが、体調を崩してしまっては意味がありません。
バランスよく仕事をこなし、あなたの事業を成長させていきましょう。
まとめ
いかがでしたか?
現在「エンジニア」として働いているのであれば、とても起業しやすいです。
収入も大きくなりやすいため、ある程度の経験を積みスキルを持っているのであればぜひ挑戦してみるべきです。
何かしらのアイデアを形にしやすいのがエンジニアのメリットですので、この機会に起業についての知識を深めていいきましょう!