こんな悩みをお持ちではありませんか?仕事ができるプログラマーになりたいですよね。仕事ができるプログラマーになるには、ロジックを理解する必要があります。
この記事ではロジックから考えてプログラムを書くために必要な考え方や勉強法を紹介しています。初学者でも分かりやすいように記事を書いていますので是非ご覧ください。
目次
そもそもロジックとは
そもそもロジックとは、処理の内容や手順のことです。プログラミングでよくみられるのは、「もし~なら~する」という条件分岐。
プログラミングにはこういった型がいくつもあるのですが、この型のことをロジックといいます。「こういう動きをしたい」という目的から逆算してロジックを組んでいくことが、できるプログラマーになるために必要な要素となります。
また、ロジックを考えずにプログラミングをし続けていると、エラーが起きた時にどう対処したらいいのかわからない可能性が高いです。
ではどうしたら、ロジックを考えてプログラミングができるようになるのでしょうか。
一からプログラミングができない原因は、作ることを優先にしているから
一から自分で考えてプログラミングできない(コピペしかできない)原因は、とにかく作ることだけを優先にしてしまっているからです。作ることを優先にすることは達成感を得られたり、勉強をしている実感があるので、メリットもあります。
しかし、「プログラミングを上達させたい」、「コピペをつかわなくても自分でコードが書けるようになりたい」、という思いがあるなら作ることだけを優先にするのはやめるべきです。
もちろん、最初はプログラミング言語に慣れさせるためにコードを写経することは全然問題ありません。ただし、いつまでも写経をしているだけでは、プログラミング脳は鍛えられません。
ただ作ることだけを目的にするのではなく、「どんなロジックが使われているか」、「なぜこのロジックが使われているか」ということを考えながらプログラミングをすることが、プログラミング上達の方法です。
プログラミングのロジック勉強法
プログラミングのロジックの勉強法は以下の通り。
- 入門書を数冊よむ
- 初学者向けの無料サイトで学習する
- クローンアプリを作る
- 成果物を作る
- フィードバックをもらう
- 実際にロジックを組む訓練をする
それぞれ解説していきます。
入門書を数冊よむ
ロジックを理解できるようにするためには、まずプログラミングの基礎知識をしっかり学ぶ必要があります。一冊だけではどうしても著者によって、解説のポイントにズレがあるので、複数冊読む必要があります。
複数冊読むことで、同じ動きでも違う表現だったり他の視点から勉強することができるので、より基礎知識の理解が深まります。
初学者向けの無料サイトで学習する
入門書以外での基礎知識の理解を深める方法として、初学者向けの無料サイトで学習する方法もあります。有名なサイトだと「Progate」、「ドットインストール」などがあります。
Progateは完全初心者からでも、ゲーム感覚でたのしくプログラミングの基礎を固めることができます。最初は無料ですが、中級編以降は有料になります。
それでも月額で1,000円ほどです。本一冊の値段よりもはるかにコストパフォーマンスはいいですので、1か月か2か月ほどは課金してもいいでしょう。
「Progate」がおわったら次のステップとして「ドットインストール」で復習を兼ねて基礎知識を深めるようにすると、効率よく学ぶことができます。
クローンアプリを作る
基礎知識を取得することができたら、なんでもいいのでクローンアプリを作りましょう。アプリケーションには様々なロジックが使われており、実際にコードを書きながら、学ぶことができます。
また、クローンアプリならどういう動きをするのかが明確に決まっているため、ロジックを組みやすいです。オリジナルになると完全に一からロジックを組んでいくため、かなりハードルが高いです。
最初は完璧にクローンをつくることを目指しましょう。クローンができたら、そこから違う動きをつけてみたり、変化を加えてロジックの確認をしましょう。
また、コードの内容と処理結果がどうなるのかしっかり関連づけて把握しておくことがポイントです。
成果物を作る
クローンアプリを作ることができたら、いよいよオリジナルアプリの作成です。実際に自分でロジックを考えてプログラミングをしてみましょう。かなりハードルは高いですが、ロジックを鍛えるには一番の方法です。
何度もエラーを繰り返し、エラー解決のたびに一歩ずつ成長を感じることができるはずです。
フィードバックをもらう
成果物が完成したら、エンジニアの人やメンターにフィードバックをもらいましょう。自分一人では考えつかなかったロジックや、違う視点でのロジックが分かります。
新しい気づきを得られるチャンスですので、積極的にフィードバックはもらいましょう。
実際にロジックを組む訓練をする
実際に、自分でロジックを考えてプログラムを組む訓練をすることがプログラミング上達の一番の近道です。ロジックを組む手順は以下の通り。
- 作りたいものを考える
- 必要なイベントごとに分割する
- 言語化する
- コードを書く
まずは小さい範囲から、ロジックを組む訓練をしていきましょう。作りたいものが決まったら、どういう動きが必要なのか、その動きをするために、どんなプログラミンを組む必要があるのかを洗い出します。
そこから、洗い出したプログラムを言語化して、コードを書くという動作を繰り返します。わからない動作があった場合はその都度、検索して必ず解決してから次のプログラムに進むようにしましょう。
そうして一つ一つプログラムを組む訓練を積むことで、大きなプログラムもロジックを考えて組むことができるようになります。
プログラミングのロジックを勉強した結果
プログラミングのロジックを勉強した結果、プログラミングができるようになるだけでなく、様々なメリットがあります。メリットは以下。
- 問題解決能力が身に付く
- 効率よくプログラムを組むことができる
- エラーが減る
それぞれ解説していきます。
問題解決能力が身に付く
プログラミングのロジックを勉強することで、問題解決能力が身に付きます。ロジカル思考とかロジカルシンキングとも呼ばれています。
ロジックを考えているうちにどうやったら物事を体系的に整理できたり、筋道をたてて考える力が身に付きます。
効率的なプログラムを組むことができる
自分でロジックを考えてプログラミングができるようになれば、効率的なコードを書くことができます。コピペでコードを作った場合、無駄なプログラムを組んでいる場合が多いです。
コピペを使わず自分でプログラムを組む場合、不要なコードは使わないため効率的なプログラムを組むことができます。
エラーが減る
コピペでプログラミングをしていないからこそ、きちんとコードの意味を理解してプログラムを組んでいます。そのためエラーが起きることは少ないです。もし、エラーが起きても原因を調べることが容易なので、すぐに解決できます。
まとめ
いかがでしたか?今回は一からプログラミングを書きたい人向けに「プログラミングのロジックの考え方や勉強方法」について紹介しました。プログラミング上達のためには絶対に必要な考え方になるので、これからエンジニアとして活躍したい人は特に参考にしてください。