【エンジニア転職】 エンジニアの転職には人材紹介がおすすめ?他におすすめの方法は?

こんにちは。

元IT業界転職エージェントの渡辺です。

今回はエンジニアの転職と人材紹介会社というテーマでお話しします。

現在の転職市場では、人材紹介会社を使うことがスタンダードになっていると言えます。

いわゆる転職エージェントというサービスです。

エンジニアにおいてもそれが当てはまるのか、他に良い手段はないのかと疑問に思う方も多いようです。

そこで、この記事ではエンジニアの転職における紹介会社のメリット、デメリットを解説していきます。

人材紹介会社の仕組み

そもそも人材紹介会社がどのようなビジネスなのか、転職未経験の方のほとんどがわからないと思います。

まずは、人材紹介会社の仕組みから解説していきます。

人材紹介会社のビジネスモデル

人材紹介会社は、簡単に言うと転職を希望する人に対し、無料で転職支援を行ってくれる会社です。

転職希望者に対しては無料のサービスですが、ボランティアではないので、転職先の企業からは紹介手数料(フィー)をもらっています。

基本的に、人材紹介会社に求人を出すのは無料で、転職が決まった際の成功報酬として企業からフィーをもらっています。

フィーは転職先での年収×何%という形で計算されます。

まとめると、人材紹介会社は転職してくれないと売上が発生しませんので、より高年収の人をより多く転職させることが人材紹介会社の目標となります。

人材業界の特徴

元人材業界の人間として、簡単に紹介すると、人材業界は超実力主義です。

とにかく数字をあげることを毎日求められますので、企業に対してテレアポを行いますし、転職させるべく急かしてきたりもします。

そのような業界ですので、周囲からの評判はあまり良くないと思います。

ただし、仕事に対する意識が高い人達も多いですので、うまく付き合っていけば、心強い味方になってくれますよ。

人材紹介会社を利用するメリットデメリット

今では転職市場で大きな存在感を誇る人材紹介会社ですが、利用する側からするとメリットもデメリットもあります。

それぞれしっかりと解説していきますので、ぜひ参考にしてください。

人材紹介会社を利用するメリット

まずはメリットから紹介します。転職したい際に人材紹介会社を利用するメリットは非常に大きいですよ。

①完全無料で手厚い転職支援が受けられる

基本的に転職支援サービスは無料のものが多いですが、人材紹介会社を利用すると、転職の基本知識から教えてもらえるのが大きいです。

履歴書や職務経歴書の添削もしてくれますので、初めての転職の方には心強い味方になってくれます。

企業との連絡も間に入ってくれるので、気をつかいすぎず、円滑に進めることができます。

②大手も中心に求人数が多い

企業からすると人材紹介会社に対しては、無料で求人を出すことができる為、ハードルが非常に低いです。

また、大手有名企業からすると、誰でも見れる求人広告サイトに求人を掲載すると、対応し切れないほどの応募が来てしまうため、有名企業ほど、人材紹介会社を利用する傾向にあります。

人材紹介会社の場合、サービスを受けないと求人を見れませんが、大手であれば、かなりの求人数をもっています。

人材紹介会社を利用するデメリット

 

残念ながら人材紹介会社を利用する場合のデメリットも存在します。

理解した上で付き合えるようにしましょう。

①転職する方向で話を進められる

前述の通り、人材紹介会社としては転職してもらえないと売上が発生しません。

よって、何とかして転職してもらおうとするのが、人材紹介会社です。

私も、正直この人転職しない方がいいのではと感じる人に対しても、転職するように話を進めていました。

その点は理解した上で、慎重に転職活動を行うようにしましょう。

②自己応募よりも選考通過の可能性が下がる

企業からすると、人材紹介会社経由で人を採用すると成功報酬型で費用が発生します。

しかし、求人サイトに求人広告を出す場合には、基本的に広告を出した時点で費用が発生します。

また、企業のHPから直接応募がきた場合には費用は全く発生しません。

つまり、企業からすれば、同じレベルの候補者が人材紹介会社経由で来た場合、そちらを優先する可能性が高いです。

成功報酬型でフィーが発生する人材紹介会社経由ですと、採用ハードルが上がりやすいのは事実です。

エンジニアの転職方法

 

それでは、エンジニアの方が転職しようと思った場合、紹介会社を含めどのような方法があるか簡単に紹介していきます。

①人材紹介会社

これまで紹介した通り、エンジニアに関しても人材紹介会社は多くの求人をもっています。

転職に関して知識のあまりない方はまず、人材紹介会社を利用するのがよいと思います。

②転職サイト

ここでいう転職サイトは、求人広告を載せているサイトのことです。

エンジニアの場合も、転職サイトを見てみるのも良いと思います。

ただし、ある程度キャリアのある方には、物足りない求人が多いと思います。

③スカウトサービス

プロフィールを登録すると企業側からスカウトをしてくれるサービスです。

転職サイトが付随のサービスとしてやっているものもありますが、スカウトサービスをメインでやっているサービスを利用しましょう。

具体的には「ビズリーチ」が有名ですね。

スカウトの場合、直接企業とやり取りする必要がありますが、内定を得られる可能性も高いです。

④リファーラル

IT業界では特に最近増えているのが、リファーラル採用です。

簡単に言うと、社員などからの紹介で採用試験を受ける方法です。

お互いにある程度、素性がわかっていますので、入社後のギャップが少なくメリットが大きいです。

エンジニアにおすすめの転職

私はIT業界で転職エージェントをしていたので、エンジニアの方の転職支援を多く行ってきました。

その経験から考えるエンジニアの方におすすめの転職方法を紹介します。

ツテがあるならリファーラルがベスト

転職した方を多く見てきましたが、入社後にマイナス方向のギャップを感じる人が少なくありません。

それは、企業側としても同様です。

リファーラル採用であれば、入社後のギャップを感じるリスクも小さいですし、転職活動の労力も最小限で済みます。

エンジニアの場合、他社と仕事をすることも多いと思いますので、リファーラル採用も活発です。

もちろん、行きたいと思う会社があればの話ですが、ぜひリファーラル採用も視野に入れてみてください。

ツテがないなら、人材紹介会社とスカウトサービスの併用がおすすめ

リファーラル採用してくれるような会社と付き合いがなかったり、行きたい会社がない場合は、人材紹介会社とスカウトサービスの併用がおすすめです。

人材紹介会社は転職サポートしてくれることが非常に大きいので、利用してみるべきだと思います。

ただし、スカウト経由の方が成功率も高い為、手間はかからなくて済みます。

人材紹介会社を利用して、転職に慣れつつ、スカウトでいい会社から声がかかるのを待つというのがいいのではないでしょうか。

もちろん、人材紹介会社経由で希望する会社から内定が貰える可能性もあります。

うまくサービスを併用して転職の成功確率を上げられるようにしましょう。

まとめ

いかがでしたか?今回は、エンジニアの転職に関して解説していきました。

紹介会社を使っての転職はデメリットもありますが、基本的には非常に有効だと思います。

ただし、知人の伝手なので、自力で転職先を見つけられる人には、必要ないかもしれません。

ぜひ、この記事を参考にして、自分に合った転職手段を見つけてください。

BLOGコンテンツをパーソナライズします

あなたは現在「プログラミング学習者」ですか?