「システムを作るのは大変なので、簡単に構築したい」
WordPressで作られている会員サイトは意外と多く、そして簡単に作ることができるのはご存知でしたか?
複雑なシステムを構築しないといけないイメージだと思いますが、WordPressのプラグインを導入することで簡単に会員サイトを作ることができます。
今回の記事ではおすすめの会員サイト構築プラグインについてご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。プラグインによって備わっている機能も違うので、それぞれ比較してみましょう!
目次
WordPressの会員サイトを作れるプラグイン10選
- WP-Members Membership Plugin
- ProfileGrid
- Memberful WP
- Ultimate Member
- Simple Membership
- WP Private Content Plus
- Theme My Login
- BuddyPress
- Groups
- Membership & Content Restriction
会員サイトを作ることができるプラグインにも、たくさんの種類があります。もちろん、プラグインによって備わっている機能にもばらつきがあります。
今回は10個のプラグインを紹介していきますので、ご自身の運営目的にあったものを探してみましょう!
WP-Members Membership Plugin
機能としてはシンプルですが、初心者にとっても簡単に会員サイトを作ることができるため、人気のあるプラグインです。
このプラグインの特徴は、以下の通りとなっています。
- 日本語対応
- 登録時に管理者に通知
- コンテンツの制限機能
- ショートコードでカスタマイズ可能
- ブラック機能搭載
日本語対応しているため、英語が苦手なユーザーでも気にすることなく利用できます。無料でも十分な機能が備わっているのですが、有料プランを利用することでWooCommerceプラグインやPayPalとの連携が可能になり、サイトの収益化を行うことができるようになります。
ProfileGrid
SNSのような形でユーザー同士が投稿やコミュニケーションできる、会員サイトプラグインとなっています。主な機能は以下の通りです。
- 会員へのメール通知
- ユーザーのグループ分け
- SNS形式でユーザーが投稿可能
- カスタムフィールドの追加・編集
- サイトの収益化が可能
WooCommerceやbbPressと連携することができるため、サイトの収益化を行うことができます。
また登録したユーザーへメール通知を送ることができるので、メルマガ機能としても活用することができるプラグインとなっています。
Memberful WP
無料プランでも決済システムの「Stripe」と連携させることができるため、サイトの収益化を行うことができます。主な特徴は以下の通りです。
- メンバーシップレベルに応じてコンテンツの制限
- 登録ユーザー自身で、登録情報の変更が可能
- Stripeと連携可能
無料プランのままでは、カテゴリが2つまでしか登録できないようですが、有料プランへの変更で解除することができます。しかしそこまでカテゴリ数を増やさないのであれば、無料プランでも十分な機能が使えます。
Ultimate Member
「Ultimate Member」にはたくさんの機能があり、完全に使いこなすには細かな設定が必要となります。会員ごとに、会費などによって与える権限の設定ができるため、かなり細かい設定ができるという特徴があります。
- 権限の追加やカスタマイズ調整
- ログインフォームなどのカスタマイズ
- ユーザーのプロフィールページの生成
無料プランと有料プランがあり、有料プランではWooCommerceによる課金要素やSNSとの連携、そしてリアルタイム通知などの機能が開放されるため、とても細部にこだわった会員サイトを作ることができます。
Simple Membership
「Simple Membership」は、無料ながら高機能が備わったプラグインです。
主な特徴は以下の通りです。
- PayPalやStripeと連携可能
- reCAPTCHAの導入
- 会員ごとのレベル変更
高機能なプラグインとして評価が高いことが特徴です。慣れないうちは設定に時間がかかるかもしれません。また決済システムのPayPalとStripeと連携することができるため、決済の幅が広がります。
豊富な機能と合わせて、コンテンツ販売を中心に利用できる会員サイトと言えるでしょう。
WP Private Content Plus
「WP Private Content Plus」はコンテンツごとにユーザーに制限をかけることができるプラグインです。主な特徴は以下の通りとなっています。
- コンテンツの公開範設定
- WooCommerceと連携可能
- 各種メニューへのアクセス制限
有料プランに変更することでWooCommerceと連携ができるようになり、決済機能を付与することができます。会員サイトの特徴として、コンテンツを公開したいユーザーの範囲を設定しづらいですが、「WP Private Content Plus」ならば簡単に行うことができます。
Theme My Login
ユーザーログインを簡単に行うことのできるプラグインで、会員登録する際にスムーズに登録することができるようになります。主な特徴は以下の通りです。
- ログイン/ログアウトページの作成
- 登録時の管理者通知
- 認証メールの自動送信
ユーザーが新規に登録した際などに、管理者へとメール通知が送られるプラグインです。そのため会員の登録状況を把握しやすいため、サイト管理がしやすくなります。
ショートコードを設置することで、新規にページ作成をする際スムーズに設置できますね。
有料機能もあり、二段階認証や各種SNSによるログインや、セキュリティ面の強化につながる機能も追加することができます。
BuddyPress
サイトにSNS機能を搭載することができ、「友達登録」や「いいね」など、ユーザー同士が交流しやすいサイトを作成することができます。
主な特徴は以下の通りです。
- 「いいね」「友達登録」機能
- グループの作成
- ユーザーがブログ記事を作成可能
すべて無料で使用することができるプラグインで、サイトにSNS機能を搭載したいユーザー向けのプラグインとなっています。ただ日本語の解説サイトが少ないため、取り入れるには少し難しいプラグインとなっています。
Groups
「Groups」は、ユーザーをグループ分けする際に便利なプラグインです。主な特徴は以下の通りとなっています。
- ユーザーのグループ分けが可能
- コンテンツごとのアクセス権限設定
- ショートコードで細かい設定が可能
全ての機能を無料で利用することができ、ユーザーを管理することができます。
ユーザーやグループごとにコンテンツのアクセス権限設定ができるので、非常に便利です。また、ショートコードを使ってコンテンツの一部にのみ閲覧制限をかけることも可能。
会員登録していないと続きが閲覧できないようにすることができるため、方法によっては活用できる幅が広がりますね。
Membership & Content Restriction
ECサイトの運営に向いているプラグインです。WooCommerceと連携することができ、会員制のECサイトを構築することができるようになります。
主な特徴は以下の通りです。
- ショートコードで会員登録ページを簡単作成
- サイト内で商品販売が可能
- 物販の他にサブスクリプションやコンテンツ販売も可能
特定のユーザーに限定販売することも可能で、有料プランによってサブスクリプションの無料期間を設けることもできます。
商品販売をするにあたってとてもたくさんの機能があるため、ECサイトの運営には欠かせないプラグインと言えるでしょう。
まとめ
いかがでしたか?
この記事では、「WordPressで会員サイトを作る方法」についてご紹介しました。
難しいシステムを構築する必要はなく、WordPressのプラグインによって簡単に会員サイトを作成することができます。
会員サイトを作成しようと考えている方は、プラグインを導入して作成していきましょう!