この記事では、これからプログラミングを学ぼうと思っている方や、2つめの言語に迷っている語に向けた
について紹介します!
プログラミングは挫折しやすいと言われていますが、実は学ぶ言語の順番を考えれば挫折する確率は低め。この記事を参考に、言語を選んでみてくださいね!
目次
プログラミング言語の種類
難しいプログラミング言語とは?
まずはプログラミング言語の種類とともに、難易度についてご紹介します。
プログラミング言語には様々な特徴があります。その中でも特に初心者向けなのが、コンパイルという翻訳作業が単純な「スクリプト言語」です。
本来であれば機械が理解しやすい言語に翻訳するため、翻訳機を通す必要がありますが、スクリプト言語は1行ずつ理解しながらコードを実行するため、コンパイル後のファイルを作成する必要がないのです。
また初めての言語を選ぶときに見て欲しいのが、拡張機能の種類や量です。
プログラミング言語はさらに利便性を高めるために、何度も更新を重ねていきます。そのためあれもこれもと、必要な要素を詰め込んだ言語はとても複雑になってしまうのです。
中でもC++という、C言語をもとに作成された言語は拡張機能の数が多く、プロのエンジニアも悩ませるほど。
こういった言語は情報収集に時間がかかってしまう上、なにから手を付けるべきか迷うことが多いため、初心者にはおすすめできません。
初心者にオススメのプログラミング言語
ではここからは、初心者に向けておすすめのプログラミング言語をご紹介します!言語の特徴とともに、どういった人におすすめなのかも紹介しているので、今後何をしたいのかも考慮しながら、検討してみてくださいね。
HTML/CSS
まずは一番初心者が理解しやすいHTML/CSSです。これらはプログラミング言語とは別のジャンルの、マークアップ言語とスタイルシート言語という部類に入ります。
ポイントとしてはHTMLとCSSは必ずセットで使うため、一緒に学んだほうが良いということ。HTMLはホームページの構成を、CSSはその構成に装飾を付け足すので、一緒に身に着ける必要があるのです。
またHTML/CSSはPHPやJavaScriptを学習する方にとっては必須の言語。学習できるサイトや教材も多いため、初心者におすすめです。
JavaScript
JavaScriptもWebページの動作に関わる言語です。HTMLとCSSでは、最低限の静的なページ+簡易的なアニメーションが制作できますが、JavaScriptを使用することで、さらに動的なページの作成が可能になります。
またフォームのデータ送信や、条件付きのフォームなど、より実用的なサイトの作成も。
ちなみにJavaScriptは先ほど紹介した「スクリプト言語」のうちの一種。コンパイルはブラウザ上で行われるため、別途環境構築が不要なのもポイントです。
JavaScriptはフレームワークといって、便利な機能をまとめたアプリケーションを利用することでサーバーの操作も可能になります。
かなり拡張機能が多い言語なので、基本を学んだあとはフレームワークやjQueryについても学ぶと良いでしょう。
Java
Javaは言語のレベルとしては少し高め。しかし仮想マシンという空間でプログラムを実行でき、実行環境に依存しないことから世界中で普及している言語です。
さらにJavaには「オブジェクト指向」という、基本的な設計図を応用することでプログラミングを効率化させる概念も組み込まれているため、習得後は他言語の学習も容易になるのがポイントです。
最初のうちは苦労する点も多いかもしれませんが、習得後はプログラミングの概念がしっかり掴めるはずです!
Ruby
Rubyはシンプルな構文かつ、柔軟な対応により、プログラミングの効率を格段に向上させた言語です。
Ruby on Railsというフレームワークも用意されており、今まで以上にアプリケーションの開発がしやすくなりました。
2つ目におすすめなプログラミング言語
続いて紹介するのは、1つの言語を習得した後に学びたい言語です。ここで紹介する言語はメインとして使用する言語というよりは、必要不可欠、またはオプション的な機能を付け足すために必要な言語。そのため1つ目に基盤となる言語を学んでから身に着けることがオススメ。
PHP
PHPはデータベースを操作することが出来る言語です。どんなアプリケーションを作るにせよ、データを格納し、正確に記録するデータベースサーバは必須になりますが、そのサーバ側の処理を行うのがPHPなのです。
そのためPHPは一番先に学ぶのではなく、HTML/CSSを学んだあとがオススメ。余裕がある方はSQLについても知識を取り入れておくと、より学習が捗るでしょう。
PHPは文法が比較的柔軟に作られているうえ、JavaScript同様にスクリプト言語なので、取得しやすいと言われています。
Python
PythonはAIや機械学習、ビッグデータの処理に活用されている言語です。簡単かつシンプルな文法、そして作成された目的が「コードを読みやすく・書きやすくするため」という理由から、学びやすいのが特徴です。
しかしPythonはあくまでもAIや機械学習に便利な言語。実行速度がかなり遅いため、メインの言語として学ぶのはお勧めできません。
将来AIの開発に携わりたいという方は学ぶ必要がありますが、そのような職に就くにはかなりの実力が必要。覚悟して取り組みましょう。
初心者におすすめできない言語とは?
逆に初心者におすすめできない言語も存在します。
先ほど紹介した複雑で難しい言語に加え、参考書があまり存在しない言語です。やはりプログラミング学習は、正しい内容がきちんと構成された本で学習するのが最適。
最近人気になったマイナーな言語などは、参考書も少ないため、非常に学習しにくいのです。日本人が開発したRuby以外は、まず英語でリファレンスが作成され、それを翻訳して出版されるため、非常に時間がかかります。
初めてのプログラミング言語は、学習教材が充実している言語を選ぶのがおすすめです。
挫折せずにプログラミング学習を進めるには?
学習方法には様々な意見があると思いますが、私の経験上から言える「挫折しないコツ」をご紹介します。
焦って先に進まない
何よりも大切なのは、基礎をじっくり固めることです。特に最初のうちはプログラミングに関する知識、概念がなにもない状態なので解説をじっくり読んで基本を習得するのが大切。
テキストを購入した場合は、内容をしっかり理解できているか確認しながら読み進めましょう。
また最近のテキストの多くはサンプルコードがダウンロードできるようになっていますが、あえてこれを利用せず、自分でコードを入力して実行結果を確かめるのもおすすめです。
分からなくなったらとにかく検索!
テキストやリファレンス、ブログに書いてる内容が分からない!と困惑したら、とにかく検索しましょう。その中でも分からない言葉があればさらに検索し、書いてある内容が理解できるようになるまで調べつくします。
また調べた言葉の意味や内容は、テキストやメモ帳などに残しておくと再度調べる手間が省けるのでお勧めです。
IT業界の言葉は初めて聞く横文字がとにかく沢山!最初のうちは、カタカナだらけでうんざりするかもしれませんが、それも最初のうち。
勉強を進めていくうちにボキャブラリーが増えていくので、最初のうちの辛抱です。
参考書やノートにメモを取る
中にはテキストなどは汚したなくないと思う方もいるかもしれませんが、個人的にテキストはどんどん汚すほうが吸収が速いと思っています。
例えばエラーが発生した部分、理解できずに調べた部分、大事だと思った部分など、とにかく何かあった部分にはメモをとったり、マーカーを引いたりするようにしましょう。
書き込むという動作を行うことで、つまづいた部分が記憶に定着します。余裕がある方は暫く時間をおいて、つまづいた部分に戻るのもおすすめです。
まとめ
今回は初めてのプログラミングに役立つ情報をまとめてお届けしました!最初は分からないことだらけで挫折しそうになるかもしれませんが、諦めずに継続することがオススメです。
またエラー発生時はスキルアップのチャンス!エラーを解決しようとする姿勢が、スキルだけでなく問題解決力も向上させます。再度同じエラーが発生した場合でも、落ち着いて対処できるようになるのです。
参考文献:
PHPとはなんでしょう? – php