こんにちは、風呂が沸いていると思ったけど水風呂に入ってしまったたかぽんです。
今回は「プログラミングを楽しく学ぶ方法」について解説します。
この記事を読む人は、以下のような方を想定しております。
プログラミングが楽しくない
という悩みや…
楽しめる方法なんてあるのかな?
上記のような方がこの記事を読めば、プログラミングを楽しく学習することが可能です。
それでは解説していきます。
目次
プログラミングが楽しくない理由3つ
それは以下の3つです。
・文法をいつまでも学習
・手段の目的化
・計画性が皆無
では、1つずつ解説します。
理由1:文法をいつまでも学習
1つ目は、文法をいつまでも学習しているからです。
もちろんプログラミングを学び始めるときは文法を最初に学びます。しかし文法の勉強に時間をかけすぎると、プログラミングがつまらないと思い始めるのです。
例えば変数や関数など学ぶとして、「どこでどうやって使われるのか全く分からない!」となります。
なので、文法をいつまでも学習することはやめましょう。
理由2:手段の目的化
2つ目は手段の目的化。
実は、プログラミングは目的を達成するための手段でしかありません。プログラミングをただ勉強するという理由だけでは弱すぎです。
とりあえず勉強するだけだとなんのためにやってるのかが分からなくなり、モチベーションが下がります。結果、挫折することも…。
しかし、学ぶ目的がはっきりしている人はどんなに地味でも、エラーが立ち塞がっても、学習を継続できます。
例えば英語を毎日勉強している人は「大学受験」や「留学」といった明確な理由があるからです。プログラミングも同じでして、プログラミングで何を成し遂げたいかを考える必要があります。
理由3:計画性が皆無
最後の理由は、計画性が全くないからです。もし計画的にプログラミングを学んでいないと以下のような事態に陥ります。
・半年経ってもプログラミングを学んでいるだけ
・開発しておらず、ずっと文法の勉強をやってる
・参考書や動画を何周もやってる
これではプログラミングを学んだだけで終わってしまいます。これらの事態を避けるためにも計画的にプログラミングを学びましょう。
プログラミングを楽しく学ぶ方法3つ
ここまではプログラミングが楽しくない理由を解説してきましたが、ここからは楽しく学ぶ方法を解説します。楽しく学ぶ方法は以下の3つです。
・文法の勉強は最低限
・目的を明確化
・計画を立てる
それぞれ解説していきます。
方法1:文法の勉強は最低限
1つ目は、文法の勉強は最低限にすることを心がけましょう。
プログラミング初心者は「完璧に暗記しないとダメだ」と思いがちですが、かなりしんどいです。
もしやろうとすると、基礎固めに多くの時間を費やすことになります。ですので、忘れたら調べるというやり方でいきましょう。
具体的な学習方法
プログラミングの文法を学ぶには以下の順番でいきましょう。
- Progateで文法の基礎を学ぶ
- Udemyで学ぶ
Progateで文法の基礎を学ぶ
いきなり書籍に入る人がいますが、ハードルが高いです。なので、まずはProgateで文法の基礎を学びましょう。
Progateにはスライドと演習があり、スライドで理解して演習でコードを打つという流れで学習するサービスです。
インプットした後にアウトプットするので、基礎を高速で理解できます。
ただし、Progateで学習できることは基礎の基礎ですので2周したらすぐに次にいきましょう。次のステップでProgateの内容をもう1度学習するので、2周で十分です。
Udemyで学ぶ
次に、Udemyで学びましょう。書籍でもいいですが、情報が古くてコードが動かなかったり操作が飛ばされて分かりにくいこともあるので動画で学習するのをオススメします。
Udemyとは?
現役のエンジニアや講師が分かりやすく解説した動画を販売しているサービスのこと。
テキストだけでなく図にして説明したり、コードを実際に書いて動きを確認できるのでイメージがつかみやすいです。
Udemyで2~3周すれば文法を理解できるようになります。
方法2:目的を明確化
2つ目は、プログラミングを学ぶ目的を明確にしましょう。プログラミングを学ぶ目的は以下のようなものがあります。
・お金を稼ぎたい
・サービスを作りたい
・リモートで仕事したい
・海外で働きたい
・人生を安定化させたい
このような目的でもいいですが、目的が浅いです。あなたならではの目的を見つけて、学習のエネルギー源にしましょう。
具体的な目的の見つけ方
目的の見つけ方は、以下の手順です。
- 大まかな目的を決める
- 1の目的に決めた理由を見つける
最初は大まかな目的で大丈夫です。
例えば、「お金を稼ぎたいから」とします。先ほども言いましたが、このままでは目的が浅いのでプログラミングを学び終わる前に挫折する可能性が高いです。
なので、次になぜ1で決めた目的にしたのかをはっきりさせてください。ここでは「お金を稼ぎたいから」を目的にしたので、「海外に行きたいから」とします。
そうすると、「海外に行きたいからお金を稼ぎたい」という目的ができました。
これでも十分明確になりましたが、さらに明確にすると現実味を感じ、学習を続けやすいです。
次に「いろんな料理を食べたいから」とすると「海外旅行したいのは、いろんな料理を食べ歩きたいから。そのためにお金を稼ぎたい」、このように目的を明確にするとやる気が一気に高まります。
方法3:計画を立てる
3つ目は、計画を立てましょう。もし計画を立てないと思うように進まないので、挫折の原因になります。
受験をしたことがある人はわかると思いますが、受験を成功させるには「計画」が大切です。
いつまでにどこまで点数を伸ばすか、問題集を終わらせるかといった計画を立てず、なんとなくやるだけでは成功しません。
プログラミングも同じで、なんとなく学習していてはいつまでも次のステップに行けないです。なので、学習前に計画を立てましょう。
学習計画を立てる3つのステップ
プログラミングを楽しく学ぶ方法の1つとして「計画を立てる」と紹介しました。
この記事を読んでいる方は「では、どうやって計画を立てるんだろう」という疑問が湧いてくるはずです。その疑問の答えは、以下の3つのステップをこなしてください。
・ステップ1:何を作りたいか決める
・ステップ2:学ぶ言語を決める
・ステップ3:学習期間を決める
では、それぞれ詳しく解説します。
ステップ1:何を作りたいか決める
まずは、何を作りたいか決めましょう。もしここで決めないと、学習するプログラミング言語を決められないからです。
プログラミングで開発したいと言っても、以下のようにいろいろあります。
・組み込み系開発
・Webアプリケーション開発
・ネイティブアプリケーション開発
・ゲーム開発
・AI開発
興味があるものを選んだら次にいきましょう。
ステップ2:学ぶ言語を決める
次に、学ぶ言語を決めましょう。実は、何を開発するかを先に決めると自ずと選択肢は限定されます。
もし言語を先に決めてしまうと、その言語にあったものしか開発できません。
ここではステップ1で挙げたものを詳しく解説します。
組み込み系開発
組み込み系とは?
家電製品などの独立した機械の中に組み込まれたコンピュータを制御するシステムのこと。
開発言語は、以下の言語です。
・C
・C++
・Java
これらの言語は今回紹介する言語の中でも習得するのは難しいです。なので、どうしても組み込み系をやりたい人以外はオススメできません。
Webアプリケーション開発
Webアプリケーションとは?
インターネットなどのネットワークから利用するアプリケーションのこと。
開発言語は以下の言語です。
・PHP
・Ruby
・JavaScript
これらの言語は比較的初心者でも取り組みやすい言語で、フリーランスとして働きやすいので「リモートワークをしたい」という目的も達成できます。
ですので、これからプログラミングを学ぶ人にもオススメです。
ネイティブアプリケーション開発
ネイティブアプリケーションとは?
スマートフォンやPCなどにインストールして利用するアプリケーションのこと。
開発言語は以下の言語です。
・Swift
・Java
・Kotlin
SwiftやKotlinは比較的新しい言語で、学びやすい言語ですので初心者でも学習可能です。
ただし実務経験者を求めている求人や案件が多く、転職や案件獲得は難しいので選ぶ際は注意してください。
ゲーム開発
ゲーム開発とは?
PS4やPS5、NintendoSwitchなどはもちろん、スマホやPCなどのゲームを開発する仕事です。
開発言語は以下の言語です。
・C++
・C#
・Java
他にもありますが、紹介した言語はいずれも習得が難しい言語です。ゲームを作りたいという思いが強い人はぜひ学習してみてください。
AI開発
AI開発とは?
自動車や掃除機などの身近なものから、企業の業務のサポートなどに使われる人工知能を開発する仕事のこと。
開発言語は以下の言語です。
・Python
・R
・Julia
他にも使われる言語がありますが、代表的なものを紹介しました。AIに興味がある人や開発したいという人にはオススメです。
ステップ3:学習期間を決める
最後に、学習期間を決めましょう。まずはいつまでに目的を達成したいかという長期的なものから決めて、いつまでに目標を達成するかという徐々に短期的なものを決めていくのがオススメです。
例えば、「3ヶ月以内にRubyでWebアプリケーションの開発をする会社に転職したい」という目的があるとしましょう。ここから3ヶ月という期間が決まりました。
次は学ぶものに合わせて期間を決めます。Webアプリケーションを作るのに必要な知識は以下の通りです。
・HTML/CSS
・Ruby
・Ruby on Rails
まずはHTMLとCSSですが、1週間で基礎を理解できます。
次に、Rubyですが3週間あれば文法などの基礎知識は問題ありません。
最後にRuby on railsを2週間あれば学習可能で、ここまでで1ヶ月と2週間です。
基礎の学習は終わりましたが、ポートフォリオを作らなければいけません。ですので、3週間で作成し、残りの期間で転職活動を行えば3ヶ月で転職が完了します。
このように何がどのくらいかかりそうか調べて、計画を立てていきましょう。
まとめ:楽しく学ぶには学習を早く終わらせましょう
いかがでしたか?今回は「プログラミングを楽しく学ぶ方法」を解説しました。
最後に、プログラミングを楽しく学ぶ方法を簡単にまとめます。
・文法の勉強は最低限にする
・学習の目的を明確にする
・計画をしっかり立てましょう
上記全て実践すると、学ぶ期間を短くできるので次のステップに早く移れます。
この記事によってプログラミングに対する気持ちがマイナスからプラスに変わったなら嬉しいです。ありがとうございました。