30歳の正社員が今思う事!転職とキャリアについて

こんにちは、みいです。30歳といえば、色々考えることが多くなる時期ですよね。

私自身も今年30歳という節目を迎えます。新卒正社員として企業に就職した後、一度の転職を経て現在も正社員として働く傍ら、こうしてライターのお仕事もさせて頂いています。

自分の仕事に満足できているか、これからこのまま仕事を続けていけるか、スキルアップへの関心やライフプランと照らし合わせたときに感じる不安など…この記事が人生について一緒に考えるきっかけになればと思います。

30歳のキャリアってどんなもの?

30歳は結婚や出産もピークを迎え仕事にも何かしら影響が出てくる頃ですよね。30歳のリアルをまとめてみます。

30歳の年収(男女)


こちらの調査(パーソナルキャリア株式会社:duda)を参考にすると30歳での平均年収は414万円で内訳をみると男性で446万円、女性が365万円となっています。新卒の頃から男女ともに年収を伸ばしていますが、女性に関してはライフイベントが影響してくる20台後半からの伸びが鈍くなっています。

これに関しては正社員のみの調査ではないため、結婚を機に勤務形態を変更したりパートやアルバイトで働いている場合も含まれている結果です。世界的にみても日本は男女の賃金格差が大きいことが問題になっているのが実情です。

参考:パーソナルキャリア株式会社/duda:平均年収ランキング(年代別・年齢別の年収情報)

30歳の雇用形態

厚生労働省の調査(平成30年実施)によると30歳も含む若年労働者(15~34歳)の雇用形態は63%が正社員、37%が非正規雇用となっています。新卒から一斉に就職することが一般的な日本ではこの層の正社員比率が一番高くなっています。

最近では働き方も多様になりフリーランスなど会社に属さない働き方を選ぶ人たちも増えていますが、その場合でも新卒で一度正社員として経験を積むという道を選ぶ人も多いです

正社員として安定した生活を歩んできた人が30歳を迎えるころに自分のキャリアや生活について考える機会が多くなるのはこうした背景があるのかもしれません。

参考:厚生労働省/平成 30 年若年者雇用実態調査の概況

正社員の転職は30歳まで?

昔ほどではないですが転職は出来ればしない方がいいと言われることも多いですよね。そんな転職について少し知っていきましょう。

30歳までが転職に有利ってほんと?

転職に関しては年齢が関係してくるというのはある程度本当だと思います。それは会社側が長く働いてくれる人材を雇いたいと考えている事、未経験であっても素直に知識を吸収してくれる人材を求めている事、年齢による年収調整の問題などが挙げられます。

このようにポテンシャル採用に関しては30歳ごろまでが良しとされていますが、反対に言えば謙虚に学ぶ姿勢とスキルさえあれば年齢は問題にはなりません。

30歳を迎えるころには、なんとなく仕事をこなすだけではなく自分だけの付加価値やスキルについて少し考え始める必要があるでしょう。

転職を考える理由(スキル、ライフプラン)

かつては終身雇用制度が一般的で一度就職をしたら滅多なことがなければ転職をしない事が良しとされていました。しかし現在は様々な状況の変化も重なり、転職のハードルも大幅に下がっています。

リクナビの調査によると30代で転職経験のない割合はグッと減り47%となっています。つまり半分以上の人が転職を経験しているという事になり、思ったより多いと感じる人もいるのではないでしょうか?

30代までの転職の理由は年収アップを目指すスキルアップ転職や、結婚などライフイベントによる転職が多いようです。

参考:リクナビ/年代別の転職回数と採用実態

転職へのマイナスイメージ

では、意外と転職する人が多いのにもかかわらず、未だに転職についてマイナスイメージが強いのはどうしてでしょうか?実際に正社員として転職をしてみた経験から以下の事が言えると思います。

1からの転職活動は大変
一度新卒での就職を体験した人は分かると思いますが、就職活動というのは一筋縄ではいかず自分でモチベーションを保ちながら継続して行う必要があります。一度安定した生活をしていた人がそれを捨て労力を伴う転職活動を再スタートするのは少し勇気が要る事かもしれません。

条件良く転職できるとは限らない
引き抜きなどの場合を除いては、転職をすることで前職の条件よりも必ずしもプラスになるとは限りません。とくに新しい分野に挑戦する場合にはある程度の減給は覚悟する必要があるでしょう。

転職は意外と悪くない?

こんな大変な部分もありますが、転職によって新しく得ることもあります。

再就職のスタートは意外とスムーズ
前職で基本的な社会的マナーや仕事のやりかたが身についているため、いくら仕事の分野が違うといっても新卒の時ほど苦労することはありません。また意外な所で前職の経験が生かされたり、そこにプラスして新たなスキルを獲得するチャンスがあります。

新たな分野に挑戦できる
転職を考える場合に仕事の幅を広げたいと思う人も少なくないと思います。転職を考える際には自分が持っているスキルとこれから身に着けたいスキルを考慮しながら転職活動をするため新卒の時よりは少し余裕と知識をもって新しい分野に挑戦することもできます。

30歳で働き方を考える

悩みも多い30歳、働き方についても自分なりの考えをまとめておくことが大切です。

正社員を続けること

筆者は引っ越しを機に、前職を離職し新たに就職活動をすることになりました。そこで選択肢は正社員として働くか、非正規として働くかの2つ。

個人的には生涯を通して何らかの仕事をしてキャリアも付けたいと考えているので、できれば正社員でという部分を軸に就職活動を行いました。そして無事に自分に合った現在の職場に出会い、現在正社員として働いています。

一方で周りでは出産や育児などのライフイベントにあわせてフリーランスという形で働く同世代の方々も増えてきました。自分自身で営業をし計画を立てて働くことができるフリーランスはやはり長く働くという面ではかなりメリットがあると思います

複数のキャリアを築くこと

正社員として働く傍ら、自分自身が挑戦したい仕事を副業として続けることにしました。そこで掛け持ちフリーランスではありますが自分のスケジュール管理や責任を持って働くことの重要性を感じています

フリーランスとしての仕事内容は自分がとても好きな内容なので、専業としてもっと仕事を受けたいと思うこともあります。しかし今の私には正社員としての大きなプロジェクトに参加しながら無理のない程度で新たな分野でのフリーランスの仕事をするスタイルがとても合っているのだと思います。

そしてもし正社員の仕事がなんらかの理由で続けるのが難しい状況になったとしても、今ならフリーランスでの経験も生かして柔軟に対応できるという自信と、人生の選択肢を増やすことができました

自分でバランスを取る事

何よりも大事なのは自分自身でプライベートと仕事のバランス、本業と副業のバランスなどを上手く取っていくことです。いくら仕事をしたいと思っても、家族や周りの賛同が得られなければ難しい場合もあります。

20代新卒で会社に入った時には全く考えもしなかった今のスタイルですが、自分自身のキャリアやライフプランを考えていった結果辿り着きました。バランスの取れた生活は人生をとても豊かにしてくれます。

もし今自分の中でのバランスがいまいちだなと感じている人は、この機会にゆっくり見つめなおしてみるのはどうでしょうか?

まとめ

今回は30歳になる筆者のリアルな仕事観を紹介させていただきました。

給料面もありますが、これまで頑張ってきた自分の力を生かす場所が欲しいと考えているのでなんらかの形でずっと仕事はして行きたいと考えています。その為には資格を取る努力をしたり、情報を敏感にキャッチするようにしたりと日頃から小さな努力をしています。

たとえ正社員ではなくても仕事は自分が必要とされる場所として大切なのではないかなと感じています。この記事を読んで私と同世代の方々の日々を振り返るきっかけになれば嬉しいです。

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