35歳からでも遅くない!プログラミングにチャレンジしよう

こんにちは。38歳の時にプログラミング学習をはじめたサイトウです。

みなさんは年齢を理由に学ぶことを躊躇した経験はありますか?「今更遅い」「今から始めても意味がないだろう」「お金の無駄」など、学習に対する悲観的な言葉を聞いたことは誰でもあるはずです。

近年はプログラミングスキルにますます注目が集まっています。そんな中、30代になってからIT業界に転職する方も増えてきました。

でも、35歳になったら無理と聞いたことがある・・・

大丈夫です。35歳でも40歳でも遅くありません。プログラミング学習を始めるのに年齢は関係ないのです。

今回は、35歳でもプログラミングを学ぶのに遅くない理由をご説明します。プログラミングが気になっているけれど一歩が踏み出せない方や、未経験でIT業界に転職したいと考えている方はぜひ読んでみてくださいね。

なぜ35歳では遅いと言われるのか

そもそも、なぜ世間では「35歳では遅い」と言われているのでしょうか。以下のような理由があげられます。

学ぶ習慣がない

学生生活を終え、社会人として働き始めた後、何かを学び続けている人はどれくらいいるのでしょう?あなたはどうですか?

平成28年に行われた総務省の社会生活基本調査によると、社会人が1日のうち勉強にあてている時間は平均で6分という結果が出ています。学ぶことを諦めている大人がいかに多いかがわかりますね。

これは全体の平均値ですので、学習する習慣のある人たちだけの平均をとれば、確実にもっと長時間になるでしょう。つまり、やる人とやらない人の差がどんどん開いていくということです。

学ばない人は、学習のコツや勘、楽しさといったものをすっかり忘れてしまっています。そのような人が、35歳から学習を始めようとは思わないですよね。新たなチャレンジをする人をやっかむ気持ちや、同調圧力によって「35歳では遅い」と言うのでしょう。

そもそも「35歳から学習することは遅すぎる」ということを客観的に示したデータはありません。やりたいと思ったら気にせず行動に移すべきです。

肉体的限界と学習を混同している

60歳になった自分の親が「オリンピックに出場して金メダルを取りたい」と言い出したら、あなたはどう感じますか?間違いなく「それは無理だよ」と思うはずです。

なぜなら、60歳の人間がアスリートの20代の人間に運動で勝ることはほぼ不可能だからです。体力や持久力においては、個人の努力や工夫ではどうにもできない壁があります。

はたして、これは学習においてもあてはまるのでしょうか?答えは「NO」です。

「学習する」とは、記憶する+それを生かす・アレンジする(応用する)という認知機能の働きです。これは、年齢より個人差が大きく影響します。

池田義博さんをご存じですか?40代半ばで日本記憶力選手権大会に出場し、たった10カ月の練習で初出場ながら優勝をした方です。さらに、2013年にロンドンで開催された世界記憶力選手権において、日本人初の「記憶力のグランドマスター」の称号を獲得されます。

池田さんによると、記憶力の維持に大事なことは

  1. 意欲を持つこと
  2. 復習をし、回数をこなすこと
  3. 感受性豊かにワクワクした日々を送ること

だそうです。つまり、やる気が大切だということですね。

35歳から学ぶメリット

年齢を重ねてから学ぶメリットはなんでしょうか?それは「知恵と経験」です。これは若者にはないあなたの財産です。

例えば

  • やらなければならないことが山積みでも、なんとか時間のやりくりをして業務を完遂した
  • どんな上司や同僚とでもうまくやれる
  • 新入社員時は3日かかっていた仕事が、今は3時間で終わる
  • 突然の変更やミスにも的確に対処できる

経験したことからでしか身につけることのできない知恵やスキルを、プログラミング学習と組み合わせて、あなたしかできない仕事を見つけることができる。これが35歳から学ぶ最大のメリットです。

35歳からの学習は、新しい可能性をみつけるための自己投資なのです。

なぜ35歳でプログラミングスキルを身につけたいのか

あなたは、なぜプログラミングに興味を持ったのですか?なぜ35歳でプログラミングを学ぼうとしているのでしょうか?その理由は明確ですか?

何かを学ぼうとしたとき、挫折せずに続けられるかどうかは「目的がはっきりしているか・目標があるか」という点にかかっています。ここがあやふやなままだと、ほぼ確実にうまくいきません。

しっかりとゴールを設定して、目標地点を定めたのちに学習をスタートさせましょう。例えば

  • IT業界に転職したい
  • 今の仕事を続けながら副業をしたい
  • 趣味でブログを始めたい

あなたの作りたいものややりたいことを今一度考えてみてください。それによって学ぶ言語が変わってきます。

副業であれば在宅でできるWeb系言語がおすすめですし、転職であればバックエンド言語が良いでしょう。ブログならWordPressが使いやすいはずです。

あなたの希望に合わせた言語を選択し、さっそくプログラミング学習をスタートさせましょう!

未経験からITエンジニアへの転職は可能!その理由と方法を解説! プログラミング学習の始め方 | 副業で稼ぎたい編

35歳からの学習方法

現在、プログラミングは様々な手段で学ぶことができます。独学で自分の好きな時間におこなうこともできますし、オンラインスクールに通うという方法もあります。

ご自身の性格や学習に使える時間などから、最適なものを選んでください。下記に、それぞれの学習方法のメリットとデメリットを紹介します。

独学で学ぶ

メリット

  • 時間と場所を選ばずに勉強ができる
  • 自分の好きな書籍やオンラインツールを使うことができる
  • スクールに比べて費用がかからない

デメリット

  • 書籍やオンラインツールの内容が今の自分に合っているか、客観的に指摘してくれる人がいない
  • 時間配分や学習内容を管理できない場合、なかなかスキルが上達しない
  • つまずいたときに挫折しやすい
スクールに通う・メンターをさがす

メリット

  • 必ず勉強しなければならない時間を強制的に作ることができる
  • 学習のノウハウやコツを教えてもらうことができる
  • わからないことをすぐに聞くことができる

デメリット

  • ある程度時間の制約がある
  • 自分に合ったスクール・メンターが見つかるとは限らない
  • 費用が高額になる可能性が高い

ちなみにサイトウ自身はオンラインスクールを利用しました。その理由は

  • 強制的に学習から逃げられない状況に追い込むため
  • 自分で最適な書籍やオンラインツールを選べる自信が全くなかった
  • 早く在宅で仕事ができるようになりたかった

というものです。つまり、自己管理できる自信がなかったということですね。

自分で時間管理をすることができる方や、近くに相談できるエンジニアがいる方は、独学でも楽しくプログラミングを学んでいけると思います。実際、独学でIT業界に転職した方や、バリバリのエンジニアとして活躍されている方もたくさんいらっしゃいます。

大切なのは、自身の性格や過去の失敗から、自分に合った方法を選択することです。どんな方法で学習しようか悩まれている方は、下記の記事を参考になさってみてください。

【無料?有料?】プログラミング学習に最適なツールは何?

まとめ

いかがでしたか?今回は「35歳でもプログラミングを学ぶのに遅くない理由」についてご説明しました。

やってみたいと思った時、すぐに行動に移せるかどうかで、あなたのその後が変わってきます。やらずに後悔するくらいなら、チャレンジしてみるべきです。まわりの意見に従うのではなく、自分の意志や考えに耳を傾けて行動してください。

10年後のあなたが、現在のあなたに感謝してくれるような選択をしていきましょう。この記事が少しでも参考になればうれしいです。

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