皆さんは長期休暇をどのように過ごしていますか?学生の頃は休暇日数が多く、時間を持て余していたかもしれませんが、社会人になると長期休暇は貴重なものに。
今回はそんな
について紹介します。理想の充実した長期休暇を過ごすにはどうすれば良いのか、一緒に考えていきましょう!
目次
有意義な長期休暇とは?
世間一般的な意見
まず大多数の方が考える有意義な長期休暇について紹介します。
・海外旅行
・芸術鑑賞
・スポーツ関連
・趣味に没頭する
・勉強に費やす
以上の項目は、有意義な長期休暇について考えた時に大体の方が思いつくはず。
1つずつ見ていくと、時間に制約があり長い休みがないとできないことが殆どですが、中には勉強や趣味などに連日時間を費やすという意見もあります。
このように長期休暇の過ごし方についての意見は人それぞれ。そんな様々な意見の中から、本当に有意義な長期休暇を過ごすということについて考えていきましょう。
そもそも有意義とは?
[名・形動]意義のあること。意味・価値があると考えられること。また、そのさま。「有意義な話」「一日を有意義に過ごす」⇔無意義。
出典:weibo辞典
有意義という言葉の意味を辞書で調べると、どんな辞書にも「価値があること」という説明があります。つまり有意義な長期休暇とは「価値のある長期休暇」を指しているのです。
この意味を考慮して先ほどの項目を振り返ると、『普段の忙しい日々ではできないことをやりたい』という意思が読み取れると思います。
有意義でない長期休暇
ただ時間を浪費している
では逆に、有意義でない長期休暇とはどんなものを指すのでしょうか?一番は「ただ時間を浪費している」長期休暇が挙げられるでしょう。
ここで注意して欲しいのが、時間の浪費と休息は全くの別物だということ。
時間を浪費するとは時間を無駄遣いすることを指していて、読みたくもない漫画をだらだら読んだり、眠くもないのに睡眠をとったり、明確な意思がない状態で行動する状態です。
対して休息は、日々の疲れをとるために必要な行為。毎日十分に取れない睡眠時間をたっぷり摂ったり、暇な時間を作ってあえて暇を楽しんだり、「やりたい」という意思がある場合は浪費とは言えません。
自分が過ごしていた時間は休息なのか、それともただの浪費なのか、ここで振り返ってみましょう。
1日の終わりの満足感の差について
有意義な長期休暇と有意義でない長期休暇は、1日の終わりや長期休暇終了後など、行動を振り返ったときの満足感にも差を与えます。
ただベッドの上で過ごしていた1日でも、浪費であれば「貴重な1日を無駄にしてしまった」と感じますし、休息であれば「久しぶりに充実した休日を過ごした」と前向きな気持ちになるはずです。
もちろん休息ではなく、本来自分のやりたいことに時間を費やせた場合は達成感に満ち溢れるでしょう。
これは翌日のコンディションにも影響します。無駄にしたと感じた場合は焦りを感じて「今日こそは」というネガティブな気持ちでスタートすることになりますが、前日の休日が充足していれば「たっぷり休めたから今日はやりたいことをやろう!」とポジティブな気持ちでスタートできるのです。
満足のいく休息の取り方
ここまで休息と浪費は違うと説明してきましたが、中には休息のための暇でも「無駄」だと感じてしまう方もいるでしょう。そう捉えて焦ってしまう方は、少し考え方を変えてみましょう。
例えば休息をとらないまま、疲れた体で長期休暇を過ごすことを想定してみてください。朝は元気でも夕方になるころには睡魔に襲われたり、後半で体調を崩してしまったり、思い通りに過ごせなくなるはずです。
休息をとらない場合でも、結果的に「こんなはずじゃなかった」と後悔してしまうのではないでしょうか?
休息は次の活動エネルギーを貯めるために必要な行為です。休息のための「何もしない1日」」は無駄な一日ではなく、有意義な休暇を過ごすために必要な事なのです。
貴重な長期休暇。思い通りに体を使えるように、必要な時に必要な分だけの休息をとるように心がけましょう。
有意義な長期休暇の過ごし方
結義な長期休暇を過ごすための手順
まずは有意義な長期休暇を過ごすための手順を紹介します。
- やりたいことをリストアップする
- 必要な時間や道具を見積もる
- 時間的に可能かを見直す
まずはやりたいことを紙や携帯のメモ帳にリストアップしましょう。いきなり何がやりたいかと聞かれて、パッと思いつく方は少ないと思うので、日々やりたいことを書き留めていくと良いでしょう。
実はこのリストアップ作業は、日々の時間を有効活用するのにも役立ちます。時間が出来たらやりたいことを考えておくと、気力や時間が余ったときにそのやりたいことを実行でき、時間や労力を有効活用できるのです。
やりたいことが大まかに決まったら、それにかかる時間や道具、費用をざっくりと見積もりましょう。長期休暇は有限なので、やりたいことが多すぎても全てやり遂げることはできませんし、旅行に行きたい場合は費用もそれなりにかかります。
またザックリと見積もりを立てたら、最後に見積もりを見直す作業も必要。あまり詰めすぎず、余裕をもって予定を立てるのがオススメ。「何時に〇〇をする」というよりも、「今日は〇〇と△△をやれれば良いな」くらいの感覚で決めましょう。
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生き物は行動するためにエネルギーが必要になります。やりたいことが先行するばかりで、エネルギーが不足すれば結局は不完全燃焼で終わってしまいます。これが先ほども説明した「休息の大切さ」です。
長期休暇は自由な時間なので、誰からも制約されることなく自分だけの時間にすることが出来ます。なので予定をぎっちり詰めるのはNG。
やりたいことをしっかり消化できるように、エネルギーを温存しつつ、場合によっては適度な休息を摂りながら過ごしましょう。
達成感を得る
長期休暇が有意義かそうでないかは、実際のところ自己満足が殆ど。ある地点で自分の過ごした長期休暇を振り返ったときに「充実していた」と感じれば、それはもう有意義な長期休暇なのです。
長期休暇の過ごし方は人それぞれなので、他人の休暇が凄く充実しているように見えるかもしれませが、他人と比べる必要はないのです。
自分にとって、良い長期休暇であったかどうかだけを意識しましょう。
やりたいことがない場合は?
最後に一番多くの人が悩むであろう問題について考えてみます。
長期休暇に何もやりたいことがないという方は以下の項目を参考に、少し予定を練ってみてください。
・休暇中毎日欠かさずやることを決める
・ライフプラン・キャリアプランを考えてみる
特に何もしたいことがないという方に一番オススメなのは、キャリアプランやライフプランを練り直すと言う事です。
忙しい普段の生活では考えるのを避けてしまう課題を、あえてじっくり考える時間を取ってみましょう。ライフプランとキャリアプランは考えて損がない内容で、結果的に自分にとってプラスの要素となって返ってきます。
逆に何も考えずに過ごしたいという方は、休暇中のルーティンを決めてみましょう。朝起きて掃除する、観葉植物を買って世話をする、散歩に出かける、早起きする、夜更かししないなど、内容は何でもOK!
大切なのは決めた内容をしっかり毎日行う事。振り返ったときにも「やり遂げた」という達成感に溢れているはずです。
さらにハードルを下げるのであれば、より人間らしい生活を送ることを意識してみるのがオススメ。どういうことかというと、毎日おきたい時間に起き、眠くなったら就寝し、食事の時間はまちまちという生活を指します。
これは生活リズムを乱すというわけではないので、昼夜逆転や暴飲暴食は絶対NG。午前中には目を覚まして陽の光を浴び、空腹を感じたら食事を摂る。そして夜は眠くなったら睡魔に身を任せて寝てしまうのが、この生活方法。
時間にとらわれないのがポイントです。特にやりたいことが思いつかないという方は、時間の制約から逃れてみるのもいいですね。
まとめ
今回は長期休暇の過ごし方について紹介しました。
有意義な長期休暇と言われると、やりたいことに満ち溢れる「忙しい日々」を想像するかもしれませんが、体を休めつつ達成感ある日々を送るのが、本当の有意義な長期休暇です。
その時間は自分にとって価値があるのかどうかに重きを置いて、長期休暇を過ごしてみましょう。
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