昨今では「フリーランス」という言葉が流行し、場所や時間にとらわれず自由にお金を稼ぐことが出来る時代になってきました。
フリーランスで会社員以上に稼ぎ、自由に生活しているという方を見ていると
と思う方も多いはず。今回はそんな方々のために、サラリーマン以外の稼ぎ方と、本当にサラリーマンとして働くのは辛いことなのかについて解説していきます。
目次
サラリーマンは本当に不幸なのか?
早速サラリーマンは本当に不幸なのか?という内容を掘り下げていこうと思います。
サラリーマンになりたくない理由
サラリーマンとして働きたくないという方は、以下のような考えを持っているのではないでしょうか?
・上下関係が苦痛
・もっと収入が欲しい
・他人とは違う人生を歩みたい
・時間や制約に縛られたくない
・そもそも働きたくない
サラリーマンとして働いた場合、毎朝決まった時間に出勤し、毎日決まった時間に退勤するため、平日は今後何十年も同じ生活をすることになります。
学生のうちは進級・進学ごとに生活が変わりますが、それが何十年も変わらないとなると結構苦痛に感じますよね。またサラリーマンのほとんどはスーツを着なければならないので、そのスーツを着るのが嫌という意見もありました。
また会社に入ると必ず先輩や上司がいて、上下関係が発生します。学生時代の先輩後輩よりもはるかに年の離れた上下関係ができることが苦痛に感じるようです。
さらに日本人の多くは卒業後にサラリーマンとして働くため、大体が同じような人生を歩むことになります。年収も努力に見合わないかもしれません。
最近は自由な働き方が主流になりつつあるので、こうして会社員として働くことに抵抗が発生しているようです。
会社から受けられる恩恵は様々
しかしよく考えてみると、会社から受けられる恩恵は色々あります。年金や保険など、必ず支払わなければならないものを数割負担してくれたり、会社によりますが交通費も負担してくれたりします。
備品は既に会社にあるので揃える必要はありませんし、既に会社としての信頼があるので取引もスムーズに行うことが出来ます。
また新人の間、まだ上手く仕事ができないうちでも毎月の給料は保証されていますし、成長の機会もたっぷり与えられています。
確かに時間に縛られることは苦痛かもしれませんが、会社があるからこそ新卒でも安心して暮らせる基盤を作れるのではないでしょうか?
プログラマーの年収の実態。フリーランスで稼ぐためのスキル・考え方を知れサラリーマンが嫌なら?独立するという働き方
しかし会社からの恩恵があるとはいえ、通勤が苦痛、スーツを着たくない、収入をもっと早く上げたいという方は、会社員として働くことをやめるしかありません。
ではどうやって収入を得るのか?ここではサラリーマン以外の働き方とそのメリット・デメリットをご紹介します。
会社員が嫌なら独立しよう
会社員として働くのが嫌なら、独立するしかありません。独立とは組織に属さずに働くことを指し、フリーランスや自ら起業した人が当てはまります。
会社に勤めていれば営業部が仕事を取ってきてくれますが、独立後は営業も納品も全て自分で行わなければなりません。
会社では「部」ごとに分けられていた業務を、独立後はすべて自分でしなければならないので、個人の負担は遥かに大きくなります。
独立後のメリット
独立後のメリットは以下の通りです。
・服装が自由
・努力が収入にすぐ反映される
・在宅で仕事ができる
・やりたい仕事ができる
独立してしまえば出勤時間や服装規定は一切なくなります。そもそも在宅勤務が増えるので、朝ゆっくりできるというのが最大の利点でしょうか。満員電車に乗る必要もなくなるので、出勤時のストレスからも解放されます。
また独立すると作業をする人も代表者も全て自分になります。ということは自分が頑張った分が収入にそのままプラスされることになるのです。
さらに仕事は全て自分で取ってくることになるので、自分がやりたい業務で稼ぐことができます。会社員時代は苦手な仕事も振り分けられるので、仕事内容のストレスからも解放されますね。
独立後のデメリット
独立は楽そうで良いと感じたかもしれませんが、努力量は会社員の倍以上です。
・収入が安定しない
・経費や税金の管理が面倒
・信頼はゼロからスタート
・社会的な信用が無い
・自己管理が必須
以上が独立後のデメリットです。独立後、商品として他社に売るのは「自分のスキル」です。そのためスキルがなければ商品がないのと同じように、思うように稼ぐことが出来ません。
また独立後は業績がゼロからスタートするため、他社からの信頼はゼロベースでスタートします。会社員として働き始めれば会社の業績に応じた信頼が附随しますが、独立するとそれが一切なくなってしまうのです。
よってスキルなし・信頼なしの状態からスタートすると、収入は殆ど安定しません。どちらも磨いていくことはできますが、最初のうちは生活費すら危うい状態になるのではないでしょうか。
さらに独立すると借金や賃貸契約の審査に通りづらくなります。これは独立の最大のデメリット。最近は事務所に属するYouTuberが増えてきましたが、これには借金や賃貸契約の審査を通りやすくするためという背景があったのです。
これはメリットと全く反対の部分になりますが、独立後は始業時間も終業時間も自分次第。ということは仕事が完遂できるようにスケジュールをしっかり行う必要があるのです。
また体調不良で業務が出来なくなっても、それを助けてくれる先輩や同僚はいません。自己管理が出来なければ、契約もなかなか取れなくなってしまうでしょう。
そして最も見落としがちなのがお金の管理です。収入、経費の管理をしっかりまとめ、年度末には自分で確定申告を行わなければなりません。
フリーランスを目指すために準備しておく事スキルなしで独立する方法
ではここからはスキルがないけど独立したいという方に、独立までのおすすめの道のりをご紹介します。
一番おすすめなのが、いきなり独立するのではなく一度会社で経験を積んでから独立するという方法です。
会社員として数年働くことで経験値が積めますし、収入も安定するため生活に困ることはありません。また収入が安定しているうちに、独立後の生活費を貯金しておけば、金銭面の不安も減ります。
さらに余裕があれば、この時経費や税金の雑務について知識を深めておくと、負担も軽くなるでしょう。
現在独立されている方の多くは、会社員を経験した後に独立されています。普通の会社員として働きたくない気持ちが強い方は、こうした道も模索してみてはどうでしょうか?
まとめ
今回は「サラリーマンになりたくない」という方のために、サラリーマン以外の働き方を解説しました。以下がポイントになります。
・独立するのは楽なことではない
・スキルがなければ稼ぐのは難しい
・独立後は自分の努力がダイレクトに反映される
・雑務も全てこなす器用さが必要
・体調管理がシビア
フリーランスになれば時間や働き方の制約からは解放されますが、それと同時に背負う業務量や責任も倍以上に膨れ上がります。フリーランスは決して楽な仕事ではないのです。
特に独立直後はノウハウもわからないため、かなり苦労することになるでしょう。それでも独立して自由な生活を送りたいという方は、ぜひ事業を軌道に乗せられるよう頑張ってくださいね。
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