こんにちは、みいです。働き方の多様化が進み、将来長く働ける環境を整えるために独立開業を考えている人も増えつつあるのではないでしょうか?
法務関係の弁護士や司法書士、不動産関係の建築士や労務関係の労務士など独立開業というと難しい国家資格を突破した人がその専門性を生かして独立するイメージがありますよね。
実は資格がなくても独立できるというのは知っていますか?今日はそんな資格なしで独立が目指せる仕事内容についてまとめていきます!
目次
独立開業とは
独立するとはどういうこと?基礎的な部分をまとめます。
フリーランスと独立開業の違い?
フリーランスは特定の会社に所属する事無く、自分のスキルや経験を生かして業務の委託を受け、売り上げをあげる働き方の事を言います。フリーランスとして働く際に個人事業主として開業届を提出すると開業したことになります。
つまり独立開業には個人事業主(フリーランス)として開業している場合も含まれることになりますね。独立開業とは一般的に他の組織から独立して事業を始める事を指しますので、フリーランス以外にも医師や弁護士などが自身のクリニックや事務所などを開設する時にも使われます。
独立開業に興味がある人はどの位?
こちらの調査(マイナビ独立:2020年意識調査)では独立開業に興味があると回答した人は全体の40.5%にものぼっています。
意外と多いなと感じたのではないでしょうか?年齢の内訳を詳しく見てみると20代、30代で独立開業に興味がある人の割合が多いのが分かります。
その理由をみてみるとやはり、収入を増やしたいという金銭的な面が1位になっています。続いてやりたいことがある、自分の能力を試したいという自己実現の為という回答が上位を占めています。
参照:マイナビ独立/【2020年版 意識調査】 独立・開業に興味がある人の割合はどう変わった? 独立・開業後の目標年収はどれくらい?
独立開業でやっていける?
そして気になるのが、独立開業してやっていけるのか?という部分ですよね。
こちらの回答でも独立開業時に重視するポイントとして挙げられているのは、以下の様なポイントです。
・自分のペースで働けること
・生涯に渡って働けること
・定年後も安定した生活を得られること
会社員として安心して働くには職場が安定していること、そして解雇されずに働く場を確保すること、昇給して給料をアップすることなどが必要です。年金の問題などから老後に不安を持つ人も増え、20代30代の若い会社員でも副業として独立開業することに興味を持っていたり、会社を辞め独立しステップアップすることを検討している人が多いのかもしれません。
資格なしで独立開業できる6職種
と思っている人の為に資格がなくても独立できる仕事を紹介します!
プログラミング
スキルアップを目指せるプログラミングは独立開業できる仕事の中でも比較的給与が高く人気があります。しかしプログラミングで生計を立てているのは企業で経験を積んだ後に独立している人が多いのが現状です。
副業のお小遣い程度であれば独学であっても達成できるかもしれませんが、しっかり稼ぎたいという人はプログラミングスクールなどで知識を付けた後、一度会社員として現場で実務を学んだ方がより高い年収が望めます。またステップアップにはプログラミングだけでなく営業力や人脈も必要です。
Webデザイナー
Webデザイナーもパソコンとインターネット環境があれば比較的自由に働ける仕事として、独立開業をしている人が多い職種です。最近は視覚的コンテンツを主に取り扱っているインスタグラムで、プロモーションを行っているWebデザイナーの方を多く見掛けます。
Webデザイナーのように自分の世界観をお客さんに訴えかける必要がある職種では、SNSである種自分のポートフォリオを無料で作る事ができるのは大きなメリットがあると思います。
単価をアップしたり活動時間を短縮するのがデザイナーなどアートの領域で働く場合難しいといわれるので、自分だけの付加価値を付けていくのが大切ですね。
マーケティング
マーケターと言われるマーケティングを専門に請負い仕事をしている人たちです。Webでの情報が大きな影響力を持っている現在ではマーケティングというとWebマーケティングを担当している人が大多数。
マーケティングに関しても実績が無ければ始まりません。会社員として実績を積んで独立開業をしている人が多いようです。
コーチング
最近チラホラと見掛けるようになったのがコーチングという仕事です。
コーチングとは
コーチングは「答えを与える」のではなく「答えを創り出す」サポートを行います。 この考え方は「答えはその人の中にある」というコーチングの原則に基づいています。
参照:一般社団法人日本コーチ連盟
つまりその人が自分の答えを見つける手助けをするのがコーチングです。特にフリーランスなど組織に属しておらず、気軽に悩みを相談できる人が居ない人達にコーチングの需要が高いようです。
ライティング
ライティングは初心者から挑戦できる仕事として注目度が高く、クラウドソーシングサイトなどでも比較的簡単に案件を獲得することができます。独立開業するには、単価を挙げていく努力をすることが必須です。
取材記事など実際に自分で足を運びネタを取ってくるライティングやキャッチコピーなど直接売り上げに影響するライティングは単価が高くなっています。自分の専門分野を持つなどの工夫が大事になります。
ネットショップ
インターネットショッピングが一般化してきたことで、維持費0円でも自分のECサイトを持つことが可能な時代になりました。ネットショップは商品の企画から調達、顧客とのやり取りまで全般的に行う必要がありますが、責任をもって行えば独立開業も可能です。
在庫を持たなければいけないのが難点ですが、無在庫での対応が許可されているサイトなどもあります。自分のスタイルに合わせて一度調べてみてくださいね。
独立開業時の注意点
独立開業の前に一度立ち止まって、確認して欲しい部分をご紹介します。
資金の準備
事業を始めるのにパソコン1つなど初期投資が要らない場合でも、会社員を辞める場合には基本的な生活費はもちろん、税金の負担も重くなります。事業をするということは安定した収入を得られるまで時間が掛かります。
精神的な安定のためにもある程度の余裕をもって独立開業をすることをおすすめします。中には本業の邪魔にならない程度で副業として始める方も多いようです。
諸手続きの確認
会社を離れて独立開業する際に注意しておきたいポイントがいくつかあります。
・年金手続き
・健康保険手続き
・確定申告(青色申告)
むしろこれらの手続きを完璧にすることができないのであれば、会社員として仕事をしている方がはるかに楽です。独立開業をする前には必ずチェックしてください。
事前準備が必須
特にネットショップなどは在庫管理をする必要がある為見切り発車で始めて売り上げが立たないとなると大赤字になってしまいます。他の人がやっているから、なんとなくできそうだからなどという理由で始めてしまうと失敗することもあります…。
当たり前のことですが、本当に自分がやっていけるか?どんなニーズがあって自分がどんな付加価値を与えられるのかをよく考えて始めることがなにより大事です。
仕事環境の整備
意外と忘れがちなのが仕事環境の整備です。会社ではあまり意識してないかもしれませんがデスクに照明、パソコン、椅子、加湿器など快適に仕事ができる環境が整えられています。
それは会社が設備投資をして社員が快適に仕事をし業績を上げてくれることを望んでいるからです。椅子や机が高いからと言って家にあるソファーで仕事をしていたら後々大変な健康被害が出る可能性もあります。
独立開業をするときめたらまず作業場を整えることを覚えていてください!
まとめ
資格なしでも独立開業できる仕事が意外とあるんだと分かって頂けたかと思います。独立するにはマネジメントにまつわる営業や、事務処理、財務報告などの業務も必須になります。
見切り発車をして失敗してしまう事が無い様に、事前の準備が何よりも大事ですね!この記事が将来を考えている方の参考になれば嬉しいです。