こんにちは!久しぶりにピアノを弾き始めてすっかりハマっているchieitoです。数年ぶりに弾く曲も、意外と指が覚えていて驚きました。
では本題に入りますが、「プログラミングスキルはどのくらい?」と聞かれて返答に困ったことはありませんか?また今度IT業界に就職するにあたって、プログラミングスキルの基準などを知っておきたいと思っている人も少なくはないでしょう。
そこで今回は、プログラミングスキルの基準について、スキルアップにためにやっておくべきことなどを詳しく解説します。
目次
プログラミングスキルの評価に基準はある?
基本的には、プログラミングスキルの評価に基準はありません。それぞれの企業や部署などで設けた基準で評価されることが一般的です。
例えば、
- どのプログラミング言語をどの程度使えるのか(HTMLとCSSでホームページを一通り作成できるレベル etc…)
- どんな物が制作できるのか(動きのあるサイトやアプリが作れる etc…)
- バグが発生した際に、的確に対処できるかどうか
- クライアントの要望通りに制作できるかどうか
などそれぞれの企業で基準を設けて、スキルがどの程度なのかを判断します。そのため、「プログラミングスキルはどれくらいですか?」と尋ねられたら、上記のようなポイントを相手に伝えましょう。
また企業はこれだけでなく、
- 困難な状況に立ち向かって、最後までやり切る力があるか
- 新しいことに興味を持ったり、変化に対応することができるかどうか
- 多くの人とコミュニケーションを取って仕事を進められるか(協調性)
- 柔軟な思考、対応ができるかどうか
という点も重要視します。
プログラマーやSEの仕事は、チームワークがとても大切です。最初から最後までチームで連携しながらプロジェクトを進めていくので、コミュニケーション能力や協調性が求められます。
またIT業界では、予期せぬトラブルやバグが発生することも珍しくはありません。このような事態に柔軟に対応し、しっかりと対処できる力が必要不可欠なのです。また日々目まぐるしい変化が起こっているIT業界なので、いち早く情報をキャッチしたり変化に対応できる力も必要になってきます。
このように、プログラミングスキルとは知識や技術だけでなく、仕事への姿勢や探究心といった人間性も重要視されるのです。
プログラマーに向いている人とは?適性をチェックしよう!プログラミングスキルを上げるためには?
ではこのようなプログラミングスキルをアップさせるには、どのような勉強をすれば良いのでしょうか。ここでは、プログラミングスキルを上げる方法をご紹介します!
とにかく手を動かす
プログラミングはコードやプログラム方法を覚えることも大切ですが、そこで得た知識をしっかりと「アウトプット」することが最も重要です。たくさん手を動かして実際にプログラムすることがスキルアップに繋がります。
- 実際にプログラミングできるソフトが付属された参考書を用意する
- テキストエディタを使ってたくさんコードを記述する
- ポートフォリオを作成する
このように、学んだことはしっかりとアウトプットしていくことが大切です。またある程度の技術が身に付いたら、クラウドソーシングなどを利用して単発の仕事を獲得したりコンペに参加してみるのもスキルアップに繋がります。
同業が集まるコミュニティに参加する
独学で勉強していたりオンラインスクールに通っていると、なかなか同じ目標を持った人達と関わる機会がありませんよね。他の生徒はどんな勉強方法をしているのか、どんなものを制作しているのかなど、気になりませんか?
最近はSNSやセミナーなど、プログラマーの卵が集まるコミュニティがたくさんあるので、積極的に参加していきましょう。最新のIT情報やおすすめの勉強術、就職についてなどたくさんの情報を交換でき、さらに仲間ができることはモチベーションにも繋がるのでおすすめです。
情報収集を欠かさない
IT業界は目まぐるしいスピードで進化を遂げています。数年前にスマートフォンが普及し始めたと思ったら今はそれが当たり前で、これからはAIの時代とも言われるようになりました。
このように、IT業界はどんどん新しい情報やシステムが導入されていきます。遅れを取らないように、しっかりと最新情報をキャッチしていきましょう。SNSやコミュニティ、ニュースなど様々な手段を使って、情報収集をする癖をつけておくと良いですね!
プログラミングスキルの目安になる資格
プログラミングスキルの評価に設けられている基準はありませんが、評価の目安になる資格は存在しています。スキルアップのために、資格取得を目指してみるのもおすすめです。
Webクリエイター能力認定試験
出典:サーティファイ
Webクリエイター能力認定試験は、HTMLやCSSを使ったマークアップスキルを判定する試験です。レベルは「スタンダード」と「エキスパート」の2つ。試験会場のパソコンを使用して、実技や知識問題を解いていきます。
Webサイト制作に興味がある人は、まず最初にこの試験に挑戦してみてはいかがでしょうか!
PHP技術者認定試験
出典:PHP技術者認定機構
PHPプログラミングのスキルを判定する資格。初級から上級、ウェブ・セキュリティ基礎試験など、いくつかのレベルや試験が用意されています。
PHPは動的なページが作れるスクリプト言語です。WordPressにも用いられている言語なので、これから益々需要が高まるのではないでしょうか。
簡単な試験ではありませんが、本格的にプログラミングスキルを高めていきたいと考えているなら挑戦してみる価値があります。
Ruby技術者認定試験
日本人が開発したRuby。最近は海外でも高い評価を得ており、様々なアプリケーション開発に使われるようになりました。
Rubyは「プログラミングを楽しむ」という目的もあり、比較的簡単で難易度は低めです。初心者でも挑戦しやすく、また今後の需要を考えると、今挑戦しておきたい資格試験と言えます。
試験は「シルバー」と「ゴールド」の2レベル。認定書も発行されるので、就職の際の武器になるのではないでしょうか!
情報システム試験
出典:情報検定
この情報システム検定とは、ICT(情報通信技術)能力を測定する試験。ハードウェア・ソフトウェアといった情報に関する基本知識、プログラミングスキル、システムデザインスキルの3つを評価します。(科目ごとの受験なので、自由に組み合わせ可能。)
システム開発者やプログラマーを目指している人に最適な検定試験です。ここでは他にも、情報デザイン試験や情報活用試験を受けることができます。一つずつ試験を受けていき、どんどんプログラミングスキルを上げていくのも良いですね!
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いかがでしたでしょうか!プログラミングスキルの評価基準は、それぞれの企業によって様々です。そのため、自分では中級以上の技術があると思っていても、企業側は初級レベルと判断することも考えられます。もちろんその逆で、自分が思っていたよりも高評価を得る事もあるでしょう。
低い評価にならないように、日々プログラミングスキルを向上させていくことが大切です。就職だけでなく、独立開業やフリーランスの仕事獲得のためにも、プログラミングスキルはどんどんアップさせてくださいね!
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