こんにちは、食欲の秋を口実に日々食欲を暴走させているすずしょうです。
さて、本題に入りたいと思います。
ITエンジニアって理系出身の人が就職するイメージが強いですよね。
ですから、大学入学後にITエンジニアに興味を持った文系の方は「文系じゃITエンジニアになるのは厳しいよね・・・」と思われるかもしれません。
しかし、ご安心ください。
文系の方でもITエンジニアになることは可能です。
今回の記事では、文系の方でもITエンジニアなれる理由や、ITエンジニアを目指す方法についてお話させていただきます。
目次
1.文系学生でも新卒でITエンジニアに就職することはできます
文系学生でも新卒でITエンジニアに就職することが出来る理由は、以下の4つです。
- プログラミングは大学以外でも学べる
- IT業界は深刻な人材不足である
- 技術の変遷が早いので、文系理系問わずスタートラインは同じ
- 文系ならではの知識や能力が活きる可能性がある
では、それぞれについて解説します。
1.プログラミングは大学以外でも学べる
「プログラミングは理系じゃないと厳しいのではないか」と考えてしまいがちですよね。
それは「大学プログラミングを専攻していないと身につけるのは厳しいから」という誤解が理由です。
しかし、実際はプログラミングは大学以外の場所でも学べます。
今はプログラミングスクールがたくさんありますし、動画や書籍などの独学でプログラミングを学ぶためのツールも充実しています。
ですから、大学でプログラミングを専攻していなくても大丈夫です。
文系学生の方でも、大学以外の場所でプログラミングを学ぶことはできます。
2.IT業界は深刻な人材不足である
IT業界は、とにかく人が足りていません。
業界としては成長をし続けており、それに比例して人材にたいする需要も高まり続けているのですが、供給が全く追い付いていない状況です。
IT業界の有効求人倍率は、現在5倍程度で、他の業種よりも圧倒的に売り手市場です。
それがさらに、今後はよりIT業界に入りやすくなると予想されます。
なぜなら、10年後には最大で80万人程度のエンジニアが不足すると予想されているからです。
また、IT業界の成長だけではなく、労働人口の減少もIT業界への就職のハードルを下げる要因になっています。
現在は深刻な少子高齢化社会であり、労働人口は間違いなく減少します。
すると、有効求人倍率も当然アップしますよね。
流石にレベルの低すぎる人材は、どれだけの売り手市場でも雇ってもらえませんが、ある程度のスキルを身につけて、しっかり企業研究や就活対策をこなせば、あなたもIT業界に入れます。
理系学生だけでは到底人手不足は解消されません。
エンジニアを志す文系学生の力が必要なのです。
3.技術の変遷が早いので、文系理系問わずスタートラインは同じ
確かに大学でプログラミングを学んでいる理系学生は、一時的にはプログラミング未経験よりもリードした状態にいるでしょう。
しかし、その差はすぐになくなり、皆同じスタートラインに立たされることになります。
なぜなら、IT業界はとにかく技術の変遷が早いからです。
つまり、ひとつ技術を習得しても、すぐにその技術が必要なくなってしまったり、新たな技術を身につけなければなくなったりするということ。
ですから、大学でプログラミングを専攻していない文系学生であっても、ハンデはすぐに解消され、同じスタートラインから戦い続けることができるのです。
4.文系ならではの知識や能力が活きる可能性がある
ITエンジニアは、一般的なイメージとは異なり、実は高いコミュニケーションスキルが要求される職種もあります。
例えば上流工程システムエンジニアがそうで、クライアントとの綿密なコミュニケーションのやり取りをしたうえで、ニーズを正確に把握する必要があります。
こういった能力は文系学生の方が優れているケースが多いため、敢えて文系出身のエンジニアを求めている企業も存在するのです
2.文系学生が就職しやすいエンジニアの種類
文系学生が就職しやすいエンジニアの種類は、以下の2つです。
- 上流工程システムエンジニア
- 保守運用ITエンジニア
では、それぞれについて解説します。
1.上流工程システムエンジニア
上流工程システムエンジニアは、文系学生が就職しやすいです。
なぜなら、上流工程システムエンジニアの仕事は、プログラミングスキルよりも、クライアントの要望を汲み取って設計書に落としこむ能力の方が重視されるからです。
こういった能力は文系の方の方が優れている傾向があるため、文系の方は上流工程システムエンジニアであれば活躍できる可能性が高いでしょう。
保守運用ITエンジニア
保守運用ITエンジニアもまた、文系学生が活躍しやすい職種です。
なぜなら、保守運用ITエンジニアの仕事で求められるのは、利用者の話を聞き、実際にどのような問題が起きているのかを想像する能力だからです。
こういった能力も、文系学生の方が発揮しやすい傾向にあるので、ぜひ検討してみてください。
3.文系学生がプログラミングスキルを身につける方法
文系学生がプログラミングスキルを身につける方法は、以下の2つです。
- 独学
- プログラミングスクールに通う
では、それぞれについて解説します。
1.独学
昔と比べ、プログラミングの独学のハードルは本当に低くなりました。
今はプログラミングを学ぶための動画や書籍がたくさん出ています。
独学を続けるには強い意志が必要なので、挫折しやすいというデメリットはありますが、費用は安く抑えられるので、金銭的に厳しい方でもプログラミングを学ぶことは可能です。
2.プログラミングスクールに通う
深刻なIT人材不足の中、世の中にエンジニアを送り出すためのプログラミングスクールもどんどん増えています。
プログラミングスクールへの通学を検討している方は、よく情報収集をしたうえであなたにあったプログラミングスクールを選んでください。
費用は基本的に数十万円かかりますが、より確実にITエンジニアになれる可能性が高くなります。
4.文系学生がITエンジニアを目指すための就活のコツ
文系学生がITエンジニアを目指すための就活のコツは、以下の2つです。
- 未経験OKの求人を狙う
- 文系学生が就職しやすい職種を狙う
では、それぞれについて解説します。
1.未経験OKの求人を狙う
未経験OKの求人を出しているは、採用後社内でITエンジニアとしての能力を育てていくことを想定しています。
ですから、ある程度のプログラミングを身につけておけば、実地経験がなくても採用してもらえます。
2.文系学生が就職しやすい職種を狙う
先述の上流工程システムエンジニアや保守運用ITエンジニアの求人は、敢えて文系学生を求めているケースもあります。
よりIT業界で働ける可能性を高めたい文系学生の方は、こういった職種をメインに攻めるのも手です。
5.まとめ
最後に、今回の記事を簡単にまとめさせていただきます。
文系学生でも新卒でITエンジニアに就職できる理由
- プログラミングは大学以外でも学べる
- IT業界は深刻な人材不足である
- 技術の変遷が早いので、文系理系問わずスタートラインは同じ
- 文系ならではの知識や能力が活きる可能性がある
文系学生が就職しやすいエンジニアの種類
- 上流工程システムエンジニア
- 保守運用ITエンジニア
文系学生がプログラミングスキルを身につける方法
- 独学
- プログラミングスクールに通う
文系学生がITエンジニアを目指すための就活のコツ
- 未経験OKの求人を狙う
- 文系学生が就職しやすい職種を狙う
以上です。
ご参考になれば幸いです。