「プログラミングスクールに通おうと思ってるけど、ネットで調べてみたらプログラミングスクールの嘘や失敗談などがたくさん出てくる…」
「正直なところプログラミングスクールってどれが本当の情報なのか分からない…」
そんな悩みを抱えていませんか?
本記事では、プログラミングスクールの実態とエンジニアの市場について解説していきます。
この記事を読むことで、以下のことが分かるようになります。
- プログラミングスクールの実態
- 現在のエンジニア市場
- 未経験エンジニアがやるべきこと
- プログラミングスクールの選び方
ぜひ最後までご覧ください。
目次
プログラミングスクールの実態
プログラミングスクールの嘘がたくさん出てきてどれが本当なのか分からないという人が多いので、よくある話について深堀りしていきます。
スクールに行けばエンジニアになれるというのは本当なのか?
「プログラミングスクールに行って、エンジニアになれる」というキャッチコピーをよく見ますが、確かに転職活動に成功してエンジニアになった人がいるのは事実ですが、それは本当に一握りです。
転職活動に成功して、エンジニアになれたとしても現場で全く歯が立たず挫折して辞めてしまう人がいるのもまた事実です。
コロナによってエンジニアのリモートワークが増えてしまった以上、実力のあるエンジニアの需要が一方的に高まっている傾向というのが現状です。
スクールで実務未経験の人がメンターをやっている
プログラミングスクールの実態として、実務未経験の人がメンターとして教えているという現状です。
コロナによって実務未経験のエンジニアに要求するレベルが桁違いに上がっている中で、実務未経験の人がプログラミングスクールでメンターをやっているのはハッキリ言って論外です。
現場を知らない人がメンターをやっていると、実務未経験の人に求めるポートフォリオのレベルが分かるはずがないです。
そういう理由から、実務経験がないメンターがいるスクールには絶対に行かないほうが良いです。
スクール利用者の転職成功率90%以上
スクールを利用したら転職保証があるというのは実は罠が多いです。
転職保証をしているスクールだと、スクール利用者全員が納得できる会社に就職できるのかというとそれは無理です。
ぶっちゃけ転職できても、エンジニアとは全く関係ない雑務を押しつけられるという話は事実としてあります。
だから、スクールを利用した人の転職成功率90%以上というのは全く当てにならないというのが結論です。
これがプログラミングスクールの実態です。
プログラミングスクールの実態を理解した上で、現在のエンジニア市場と実務未経験のエンジニアが何をするべきか、プログラミングスクールを選ぶ基準について紹介していきます。
現在のエンジニア市場
コロナをきっかけにリモートワークを導入する企業が増えて、エンジニアも例外なくフルリモートで働くことが当たり前になりました。
それに伴ってエンジニアの需要が爆発的に高まり、プログラミングを始める人が増えました。
エンジニアの需要が高まったと言いましたが、これは現場で即戦力レベルのエンジニアが欲しいという話であって、実務未経験のエンジニアが欲しいわけではありません。
あくまでも現場で通用する即戦力のエンジニアが足りないということを頭に入れておきましょう。
実際に実務未経験の人がエンジニア転職をしようとすると、エントリーシートの段階で落とされることもザラにあります。
転職活動で決まって入社したら開発現場に行けないSESだったりすることもよくある話です。
ですので、実務未経験の人はリモートで開発できる即戦力レベルが求められるという前提で転職活動に臨んだほうが良いということを知っておいてください。
実務未経験のエンジニアがやるべきこと
エンジニア市場について理解した上で、実務未経験のエンジニアがやるべきことについてお話していきます。
- 質の高いポートフォリオを作る(コードを書く)
- チーム開発の練習(コードレビューを受けて、コミュニケーションスキルを向上)
- なぜエンジニアになろうと思ったのかと、前職の仕事がエンジニアの仕事にどう活きるのかを深堀りする(面接対策)
質の高いポートフォリオを作る
実務未経験のエンジニアがやるべきことは、時間がかかっても良いので質の高いポートフォリオを作ることです。
今の実務未経験の転職活動ではRailsチュートリアルやプログラミングスクールの課題を提出する人があまりにも多いです。
正直に言うと、Railsチュートリアルやプログラミングスクールの課題しかポートフォリオとして提出できない人は受け身という印象を持たれます。
エンジニアの仕事は自分で考えて、課題解決することが仕事です。
実務未経験エンジニアを採用する際、ぶっちゃけな話、技術をいきなり求めることはありません。
実務未経験エンジニアの転職活動はコロナ前と比べて、求められる基準が上がっています。
実務未経験の人であれば、機能を最低限にしてテストがしっかり書いてあり、コンセプトをゼロから考えたポートフォリオを持っていると転職活動で有利になります。
コミュニケーション能力を向上させる
実務未経験のエンジニアが求められることは、コードを書くというのは大前提ですが、それ以上に大切なのはコミュニケーション能力です。
Webアプリケーション開発はチーム開発なので、実務に入る前にチーム開発の練習を行ってコミュニケーションのスキルを向上させましょう。
今はコロナの影響でエンジニアの仕事はリモートでの作業が当たり前なので、テキストでのコミュニケーション能力が必要です。
もしもチーム開発ができる環境がなければ、現役エンジニアをメンターに付けて、ブランチを切ってプルリクエストを出してコードレビューを受けることをおすすめします。
現役エンジニアを探したい人はMENTAというサービスで探してみてください。
面接対策
実務未経験の人が転職活動の面接をする際、IT業界とは全く関係ない業界であれば、エンジニアになろうとした理由や前職でどんな仕事をやってきたかは必ずと言って良いほど聞かれます。
エンジニアになろうとした理由と前職でどんな仕事をやってそれがエンジニアの仕事にどう活かせるのかを深堀りするようにしましょう。
面接対策として、エンジニアになろうとした理由がプログラミング経験者のインフルエンサー(Twitterのフォロワーが10,000人以上の人やYouTubeのチャンネル登録者10,000人以上のユーチューバー)がきっかけだと書くとエントリーシートの段階で落とされる確率が高いです。
理由として、インフルエンサーがきっかけという風にエントリーシートや面接で言ってしまうと、「会社を踏み台にしてすぐに辞めてしまうのかな…」と思われるそうです。
ですので、面接では自分が会社にどんな形で売上に貢献できるのかを深堀りして、「自分を採用するとこんなメリットがあります」という部分をアピールしましょう。
プログラミングスクールの選び方
プログラミングスクールの実態とエンジニアの市場、実務未経験のエンジニアがやるべきことを理解した上で、プログラミングスクールの選び方について紹介していきます。
選ぶポイントとしては、現場で通用するカリキュラムになっていて現役エンジニアがメンターをやっているというところです。
コロナ前と比べて実務未経験のエンジニアのポートフォリオのレベルが明らかに上がっているので、実務未経験のエンジニアの人が転職活動をする際、圧倒的に差別化する必要があります。
そうなると、プログラミングスクールでは現場で通用するカリキュラムになっていて、現役エンジニアがメンターをやるというのが必然の流れです。
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回はプログラミングスクールの実態とエンジニアの市場について解説しました。
コロナをきっかけにエンジニアの需要が急増してますが、実務未経験のエンジニアの門戸が狭いというのが現実としてあります。
未経験エンジニアがいきなり常駐ではなくフルリモートで働くのは、ハッキリ言って大変です。
そういう意味で、実務未経験でこれからエンジニアを目指している人でプログラミングスクールを選ぶときはかなり慎重に精査したほうが良いです。
もしプログラミングスクールを通うなら、現場レベルのスキルを習得できるかどうかと、メンターが現役エンジニアであるかどうかを確認するようにしましょう。