こんにちは、みいです。新しい事に挑戦してみたいという気持ちは誰にでもあると思います。
そんな時に大事なのが目標を決めて計画通りに進めることです。今回はそんな目標設定のコツについて分かりやすくまとめてみたいと思います。
何となくいつも目標設定をせずに何かを始めて諦めてしまう事が多い人、目標設定が苦手だなと感じている人にぜひ一度目を通して頂きたいです。
目次
目標設定をすることの重要性
そんな風に思っている人も多いかもしれません。計画上手になる第一歩として目標設定をすることの意味を知る事から始めてみましょう。
[心的要因]モチベーションを高める
目標を設定をすることの意義として一番大事なのは、やはりモチベーションの部分です。何かを達成しようとするとき、なんとなく心に思っているだけの人と実際に紙に目標を書き出したり、目標達成までの道のりを整理した人ではその効果が大きく違ってくるでしょう。
新年や新年度に目標を立てる人もいると思います。始めはやる気満々なのに、時間が経つにつれて忘れてしまったりなんとなくダラダラしてしまったりという経験をした事もあるかもしれません。
それは目標を設定の仕方に問題があったということです。正しく目標設定をすればモチベーションを保ちながら確実にタスクをこなすことができます。
その詳しい方法をこの記事で確認していきましょう。
[時間的要因]時間を有効に使える
目標設定をすることの意義2つめは時間の有効活用です。もちろん何もせずにリラックスしたり、好きな事をして過ごす時間も大切です。
しかし、何か目標を達成しようとする時には時間を有効に使い確実にタスクをこなしていくという姿勢が必要です。そんな時、目標設定をすることで時間の使い方を見直すきっかけになることが多いです。
目標を達成するにはその大小にもよりますが、何も毎日何時間も机に向かったり、寝る時間を惜しまなければならない訳ではありません。むしろ生活を見直すことで見えてくるスキマ時間をいかに上手く生かすことができるか、無理をせずに継続することができるかが大きなカギとなってきます。
目標設定と時間の活用には深い関連性がある事が分かってもらえたかと思います。詳しくは目標設定のコツの中で解説します。
目標設定のコツSTEP1
STEP1は目標設定を立てる際に気を付けるべきポイントです。
その目標について整理する
まずは当たり前のように感じられるけれど、意外と出来ていない人が多いのがこの「目標を知る」ということです。もちろん漠然とした目標も時には悪くありませんが、計画上手になるにはこのステップを外すことはできません。
目標について整理するとはその目標についての知識を得ることと、自分自身の今の状況を把握することの2つです。例えば今年ある資格試験に合格することを目標にしたとします。
まずは①その目標について調べます
その次に②自分自身の状況をまとめてみます
ここまでできたらまずはスタートラインに立てました。次に進んでみましょう。
目標を達成するための小目標を立てる
特に大きな目標を達成する時には、ゴールまでの道のりが長すぎてしまい、途中で諦めてしまったり目標を見失ってしまう事もあります。
そんな中弛みを防ぎ、最終的な目標を達成するために中間地点にいくつかの小目標を立てることをおすすめします。例えばさっきの試験合格を目標に立てるのであれば小目標は次の様に立てることができます。
試験合格(1年後)への小目標
小目標①テキストを3ヶ月以内に1周する
小目標②試験までに用語集の分からない用語を無くす
小目標③試験3ヶ月前までには過去問題を制限時間内に解けるようにする
ポイントはできるだけ具体的な小目標を立てることです。今回は数カ月ごとの小目標を紹介しましたが、もっと細かく月ごと、週ごとの目標も効果的です。
目標達成への時間配分を決める
さあ、目標を知り、小目標まで決めたら次は目標を達成するための時間について見ていきましょう。目標が大きければ大きいほど最後まで自分のペースで完走することが大事なので、時間配分は気が抜けないポイントです。
時間配分は先ほど立てた小目標をもとに決めていきます。時間配分においても細かく決めたい人、あまり厳しく決めてしまわずに余裕を持てる部分が欲しい人などそれぞれスタイルがあると思います。
途中で見直すこともできるので、あまり構えずに始めはざっくり時間配分を決めていくのがいいかもしれません。試験合格までの時間配分をこんな風に立ててみました。
小目標②の時間配分:通勤時間は用語の勉強、寝る前に5分だけ用語集を見る
小目標③の時間配分:6ヶ月前から過去問題を始める
時間配分はとにかく無理をしないがポイントです!余裕がある場合はあとからいくらでも追加ができるので、始めからオーバーペースにならないように気を付けてください。
[番外編]おすすめ図書「7つの習慣」
目標設定と時間配分をするときに少し参考にできる書籍があるので紹介します。第三章の「最優先事項を優先する」という部分で、物事の重要度と緊急度を点数化して分類します。
この本で一番大切とされているのが重要だけど緊急じゃない第2の領域を充実させることです。目標自体を決めるときや、目標達成に向けたタスクを整理するときにも使える考え方だと思います。
「7つの習慣」は社会人としての考え方を身に着けるにもとてもおすすめの本なのでぜひ一度読んでみてください。
出典:2013年 キングベアー出版|ノ完訳 7つの習慣 人格主義の回復 【著】スティーブン・R・コヴィー
目標達成のコツSTEP2
STEP2は目標設定をした後からゴールまでの間に気を付けるべきポイントです。
中間点検と調整
中間点検とペースの調整はゴールまで完走するために欠かせない工程です。計画は必ずその通りに進められなくても良いのです。
それよりも途中でこれまでを見直し、再調整してまた走りだせる事の方が大事です。もし思ったよりかなり遅れを取ってしまった場合は、諦めたくなる気持ちをぐっと押さえて勉強の仕方や勉強時間を見直してみましょう。
ハイペースで記録を出すよりも、マイペースで走り続けられる人が勝ちです!これは必ず覚えていて欲しいなと思います。
ノートに書き出す(メタ認知効果)
走り続けるために個人的な経験からおすすめな方法は、ノートに書き出すことです。私自身昨年の明けから3年日記をつけることを始めました。
元々日記を続けるのが苦手だったのですが、日々の記録として1行でも毎日続けようと3年間の日記を見比べられる手帳を購入しました。そこで1ページ目に1年の目標を書き、面倒くさい日は1行でもいいというルール(たまに未来から書くことも…)で完走することが出来ました。
年末に見直すと年明けに書いていた目標の大方を達成していたので驚きました。やはり目標が頻繁に目に入る事、日々の記録を付けて自分の生活を客観的に見られた事の効果かなと思いました。
記録を付けることは実際にメタ認知効果として目標達成や課題解決スキルに役立つと発表されています。気になる方は嘘だと思って始めてみてくださいね。
やる気が出ないときには…
計画通りに進まなくて気が重い…という経験をした方も多いですよね。そういう時は反対にがっつり休んでみましょう。
遅れに気を揉む必要もありません。また調整して再スタートすればいいんです。
もし休んでみて、今その目標が優先事項でないのであれば思い切って目標を変えてしまってもいいと思います。目標を達成できなくても意外な所で他のチャンスに繋がったり、後々その努力が生きてきたりする事もあるからです。
まとめ
人は何かを始めようと思った時にはとても意欲に溢れていますが、適切な目標設定をしていないと時間が経つにつれ初心を忘れてしまいます。この記事を読んで、実際にやってみようと思えるポイントがひとつでもあったらぜひ実際に試してみてください。
その小さな努力が目標設定上手な人への第一歩です。大人になっても、何歳になっても興味を持って色々な事に取り組める人は素敵だと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。