「フリーランスを目指す上で読んでおくべき本があれば知りたい!」
フリーランスとして働いてみたいという方は増えつつありますが、いざ挑戦しようと思った際にどのような知識があればいいのか疑問に思った方も多いのではないでしょうか。
フリーランスとして独立するにあたり、一番気をつけたいのが「税金」に関する内容です。今回の記事では、フリーランスを目指す方が読んできたい本について紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
フリーランスとして独立する前に読むべき本
フリーランスになるために、まずは事前に知識を取り入れておくことが大切です。
フリーランスとして独立することを相談しようにも、会社の同僚や家族、友人などにはなかなか話しづらいかもしれません。そのような場合に、本で基礎的な知識をえておくのがおすすめです。
まずはフリーランスという働き方を理解するためにも、以下の2冊をご紹介します。
世界一やさしい フリーランスの教科書 1年生
著者は、イラストレーター兼漫画家の高田 ゲンキさんです。
“フリーランスの教科書” として、フリーランスがどのような働き方なのかわかりやすく解説されている一冊となっています。
フリーランスの働き方が具体的にイメージできないという方でも、この一冊を読むことでフリーランスの働き方を理解できるでしょう。心構えから実際の営業方法について、著者の経験談や他のフリーランスとして働く方のインタビューが紹介されています。
会社に雇われずにフリーで働く! と決めたら読む本
著者はフリーランス歴20年の、立野井 一恵さんです。
会社員・フリーランスそれぞれ生き方としてのメリットとデメリットがあることを理解し、フリーランスとして働くことの「リスク回避」や「マネー管理」、「営業・ブランディング」など、実践的なノウハウについて書かれています。
本書では「フリーランスとして働くとは、どのようなことか」という基礎内容について解説されている一冊です。
著者のフリーランス歴が長いため、よりリアルなフリーランス事情を知ることができるのではないでしょうか。
フリーランスとして独立した後に読むべき本
フリーランスとして独立した後は、営業方法や集客方法などを学んでおく必要があります。
せっかく何かしらのスキルを持っていても、仕事を獲得できなければ意味はありません。そのためにも営業方法や集客について理解を深め、仕事を獲得できるような内容を学んでいきましょう。
大切なのはやはり “独立後” の活動。独立後におすすめな本について、4冊ご紹介していきます。
ひとりビジネスの教科書: 自宅起業のススメ
著者は佐藤 伝さんで、本書は “自宅起業” ということで在宅で仕事をするための内容が綴られています。
フリーランスは社員を雇うことなく、一人で仕事を行うことが多いです。その中でもやはり ”在宅ワーク” は多くの方にとって憧れる働き方ではないでしょうか。
自宅で一人で始める事ができる、ひとりビジネスの基本が網羅されている一冊なので、在宅フリーランスとして活躍していきたい方にぴったりな一冊です。
起業家・フリーランスのための「ブログ・SNS集客」のキホン
著者は今城 裕実さんで、ブログやSNSを活用した集客方法についてまとめられています。
ブログやSNSでの発信をすることで集客効果が見込め、仕事獲得につながることも。特にWeb系のフリーランス(Web制作、Webデザイナーなど)は、ブログやホームページなどのポートフォリオは必須と言ってもいいでしょう。
本書ではブログやSNS初心者でもわかりやすいように、各種Web媒体の特性を理解しながら最適な発信方法について学ぶ事ができます。
集客の幅を広げて仕事獲得につなげたい場合は、ぜひ活用しましょう。
自分を最高値で売る方法
著者は小林 正弥さんで、独立後全く稼げずに時給900円の日雇いバイトを経験したものの、1ヶ月後に毎月210万円の報酬が得られるようになったノウハウを詰め込んだ一冊となっています。
フリーランスの収入は本当にばらつきがあり、スキルに見合わない仕事をしている場合も少なくはありません。自分自身を最高値で売るためのテンプレートを、本書でステップごとに解説されています。
社員ゼロ! 会社は「1人」で経営しなさい
著者は山本 憲明さんで、事業が拡大した際の法人経営に関する内容が書かれています。
フリーランスとしてある程度事業が拡大して売上が伸びたら、節税対策として法人を設立する場合もあるでしょう。本書ではタイトルの通り、会社を一人で経営するという内容になっています。
本書は小さな会社の経営者、もしくはこれから法人化しようと考えているフリーランスにとって、かなりおすすめの一冊となっています。
フリーランスの税金に関するおすすめの本
フリーランスは会社員と違い、税金に関することは自身で行わなければいけません。しかし「経費」に関することや「確定申告」など、わからないことも多いでしょう。
ここからは、フリーランスとして独立し、”お金” に関する内容でおすすめの本を3冊ご紹介します。
お金のこと何もわからないままフリーランスになっちゃいましたが税金で損しない方法を教えてください!
著者は大河内 薫さんで、税金対策として損をしないための内容がまとめられています。
お金に関することは、実はほとんどの人が理解できていません。学校でもまともに教えられていなかったので、当然でしょう。
フリーランスになれば、経費や確定申告など、税金に密接に関わることとなります。損をしないためにも、税金に関する知識はしっかりと学んでおくべきなのです。
本書では、フリーランスにとって必須の知識である税金の仕組みについて、漫画でわかりやすく学ぶ事ができます。
フリーランスを代表して 申告と節税について教わってきました。
著者はライター兼イラストレーターのきたみりゅうじさんです。
本書では「税金」「社会保険の基礎知識」「帳簿」「青色申告」「消費税」「将来の法人化」について、多数のイラストや4コマ漫画を使ってわかりやすく解説されています。
活字ばかりでは飽きてしまうため、イラストなどを使って読みやすくする工夫は嬉しいですね。
税金に関する内容がしっかりと解説されているため、うまく節税をする方法など学びましょう。
フリーランス・個人事業の絶対トクする! 経費と節税
著者は福島 宏和さんで、日本で唯一の “確定申告専門税理士” として、フリーランスや個人事業主に重要な経費と節税に関する内容がまとめられています。
経費はどこまでが経費として適応されるのか始めのうちはわからないと思いますが、本書で細かく解説されているため、幅広い場面で対応させることができるでしょう。
経費として落とせる範囲や、科目は正しいかなど、疑問に感じることを解決できる一冊です。
まとめ
いかがでしたか?
今回の記事は「フリーランスを目指す方が読むべき本」について、おすすめの本を9冊ご紹介しました。
フリーランスは学んでおくべきことがたくさんあるため、独立前から独立後を含め、必要な知識をしっかりと身につけるべきです。
税金に関しても知っているだけで節税対策をすることができれば、知らないだけで損をしてしまう可能性があります。
フリーランスを目指すのであれば、必要な知識を身につけておきましょう!