新たなジャンルに挑戦したり、仕事の幅を広げるためにスキルアップをする事は意外と簡単ではありませんよね。毎日のプライベートの時間から勉強の時間を捻出して努力する必要があるからです。
ウェブカツの卒業生YMさんはもともとエンジニアとして活躍されていましたが、より働きやすい環境と自身のスキルアップを求めてウェブカツを受講されました。
フリーランスとしての働き方や、新規サービスの立ち上げなど積極的に活動されているYMさんのお話を伺いました。
YMさん(ウェブカツ受講期間:2018年12⽉から2019年9⽉まで)
ウェブカツを受講する前から主にJavaの案件でフリーランスでエンジニアとして活動。⼤学卒業後、エンジニアとして会社に就職。その後会社員時代で⼀番経験が⻑かったJavaでフリーランスとして活躍されています。ウェブカツの受講を通して更にスキルアップし活動の幅を広げていらっしゃいます。
スキルアップを目指してウェブカツに入部
事務局
YMさん
将来の選択肢を広げる決意
⼤学卒業後、エンジニアとして会社員で就職して数年勤めて、その後会社員時代で⼀番経験が⻑かったJavaでフリーランスになった形です。⾦融や公共や通信系などいろいろな現場を経験しましたが、どれも⼤規模ないわゆるお堅い系の業務システムの開発でした。
数年Javaのシステムエンジニアをやっていましたので、Javaのプログラミングやシステムの設計、テストは⼀通りできるスキルはあったものの、このままではこの先収⼊が頭打ちになるなと感じたのがプログラミングを鍛えなおそうと思ったきっかけです。また当時はちょうど30歳でしたが、フリーのSEなんて40超えたら仕事がなくなると聞いたこともあり、下⼿すればそうなるかもしれないと不安に思っていました。
実際に当時の現場では⾃分より15歳くらい上の40代半ばのフリーの⽅がいたのですが、その⽅もやって いる仕事は⾃分と同じような内容で、聞いてみると、単価もほぼ同じ⾦額でした。当時はフリーで⽉に税込で60万程度の単価を頂いてはいたのですが、どこの現場に⾏っても任せてもらえる仕事は同じような内容で、この先収⼊を上げたいなら何か新しいことを勉強して習得しないといけないなと思っていました。
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当時は案件を探すのにエージェント会社を使っていました。Javaだと⼤⼿SIerの案件がほとんどな のですが、そういう所はエージェントを使うとだいたい多重(エージェントとSIerの間に数社SES の会社が⼊って中抜きをされること)になっていることが多く、その分報酬も下がっているんです。
SIerからすると80〜90万払っているのに間の会社とエージェントがマージンを取って⾃分に⼊ってくるの は60万みたいな、それで間の会社は特に何かやってくれるわけでもないという…。そういうのも嫌でしたね。
それから、JavaができるだけでHTML、CSSでWebのページを作れるスキルがないと、仕事が限られると 感じていました。プログラミングをやっているというと、知り合いの⽅から「うちの会社のホームページ作ってくれないか?」と⾔われたことが数回あったのですが、断らざるを得ませんでした。
そのほか、クラウドワークスなどで副業をしようとしたこともあったのですが、やはりWebのページ側を 作れないとできる案件がほとんどない状態でした。
独学に挑戦するも挫折を経験
HTML、CSS、jQueryを使ってWebページを作れるようになろうと独学で少し勉強したことがありました が、特にCSSが難しく感じました。要素の配置をしようにも、はみ出たり縦の位置が揃わなかったりで全然思うようにならなかったり、スマホ対応もよくわからなくて…。
世の中に公開できるレベルのページが作れるスキルを⾝に付けられる気がせず、結局挫折してしまいました。
初心者がプログラミングを挫折する理由は?独学対策を紹介!そんなときに出会ったウェブカツ
事務局
YMさん
ウェブカツ入部の決め手
まずは受講費が安かったことです。他のプログラミングスクールだと20万以上が⼊会と同時にかかるところばかりでしたが、ウェブカツは毎⽉約2万円と貯⾦を切り崩さず⽉々の収⼊から⽀払える範囲で始められましたのは⼤きかったです。
あとは年収1000万を稼ぐ、というのにも惹かれました。他のスクールが転職とかフリーランスデビューとかAIエンジニアになろう、というのばかりでしたので、そこを卒業したところで収⼊上げられるか疑問に思っていました。
フリーランスで未経験の⾔語の現場になんてなかなか⼊っていけないものだと思ってましたので。当時は⽉に60万程度で年収にすると750万いかないくらいで、1000万になれば1.3倍、⽉々20万も上がれ ば全然違うからそこにいきたいなと思って選びました。
実際にウェブカツのカリキュラムで勉強してみて感じた事
・学べる内容がHTML、CSSの基礎からPHP、ReactとVueまで幅広い
・起業、営業に必要なスキルも学べる
・卒業試験で実際の業務レベルの経験ができる(多分下⼿な現場の実務よりレベル⾼いと思います)
・フリーランスとしてただエージェントを使って探すだけじゃない仕事の取り⽅も教えてもらえる
カリュキュラムをちゃんと終えれば、実際の仕事でもわからないことや新しく触れることが出てきても⼤抵調べて解決できるだけの⼒がつくので、どこでもやっていくことができる⼒がつくと思います。
やりごたえのあったカリキュラムは?
JSの上級です。中でもBackbone.jsとReactが本当に難しかったです。
けれどもこれを経験できたのは⼤きいですね。ReactやVueなどのフロントエンドの技術は結構移り変わりが激しくて、書き⽅もどんどん変わっていっているんですが、やはりここで基本的な考え⽅を学んでおけば技術が変わっても対応できるようになると思います。
Webサービス部で経験が実務に直結
事務局
YMさん
正直、⾃分の場合はJavaでサーバーサイドのプログラミングやDBのテーブル設計は経験があったので、Webサービス部はそこまで苦戦しなかったです。ただセッションやCookieのような、フレームワークを使えば⾃動でやってくれる部分もしっかり仕組みからの説明や設定を触れたのはとても良かったと思います。
実際の仕事ではフレームワークの中のプログラムを⾒て、原因を調査したりすることも多々あり、そういうときには経験が活きていると思います。
卒業生が語るウェブカツの卒業試験
これまでの仕事は単に決められた通りにプログラミングをして、ということがほとんどだったのですが、卒業試験はまず1から環境構築や共通処理を⾃分で作っていかなければいけなくて、そこで苦戦しました。今までの⾃分はいわゆるコピペエンジニアだったんだなと思いました。
プロジェクト全体の設定などは理解できていなかったことを痛感することになりました。デザインに関してはユーザーが使えるようなデザインという観点が⾜りていなかったなとも感じました。
業務でいうと本番リリースですが、そこの⼿順や確認にも漏れがありました。ちゃんと動く状態にしてレビュー依頼をするということの重要性にも学びました。
卒業試験では自分の気づきが足らなかった部分に気づけたよい機会だったと思います。
ウェブカツ卒業試験を控えている後輩に一言
卒業試験で技術的なことはだいぶ学ばせてもらいましたが、コンテンツを⾒たときに業界やビジネスの視点で稼ぐ経営者はこういう感じで⾒るんだ、と感銘を受けました。
内容は話せないので抽象的な表現になってしまいますが、稼ぐというには視点や考え⽅を変える必要があるんだなと思いました。
ウェブカツの受講を通して将来の選択肢が広がる
事務局
YMさん
フリーランスとしての心構えを再確認
ウェブカツでフリーランスとして次の案件の選び⽅などを相談させて頂きました。今までフリーランスの案件選びはエージェントを通していくつか⾯談を受けて、条件の良いところに⾏くという感じでした。
ウェブカツに相談し、案件の探し⽅から⾯談の話し⽅、条件の交渉の仕⽅など様々な⾯から具体的なアドバイスをたくさん頂くことができました。実際に良い条件で案件が決まったので、⼤変助かりました。
やはりただエージェントを利⽤するだけでは⼤きく損をするなと思いました。
未経験のフリーランスがIT業界に乗り込むために必要なこと新しい現場では開発の域を超えてマネジメントにも挑戦
現在はPHP+VueのWeb系企業の現場でフリーランスのエンジニアをやっています。前職ではJavaのエンジニアで上から⾔われた通りにただ作るだけということばかりだったのですが、今はプログラミングだけでなく、社内の運⽤改善を提案して仕様をまとめたり他のエンジニアのマネージメントや技術的なことをアドバイスしたり、SEOやUIの改善をしたりと幅広い内容をやらせてもらっています。
社⻑と⾯談させて頂いたのですが、⾯談で⾔われたのが、「すぐにとは⾔わないけど、様々なマネージメントを任せたい。」という言葉でした。
まずは⼈のマネジメントで、今後増えるであろうエンジニアのマネジメントをしてほしいとの事でした。
それから数字のマネジメント。エンジニアで特にフリーランスにはサービスのアクセス数とかのマーケティング情報は⾒せてもらえなかったりする場合もあるのですが、ビジネス⽬線で⼀緒に話し合いながら改善していきたいとの事でした。
それらの経験はあるか?もしくは経験がない場合はやってみたいという気持ちはあるか?と聞かれたのですが、「経験はないけどやりたい気持ちはある、1つのサービスに携わって⼤きくする経験をしたいと思っているし、向上⼼は持っている⾃信がある。」と伝えたところ、契約OKを頂けたのが今の職場に決めた大きな理由です。
フリーランスのエンジニアというと即戦⼒を求められて、結局現場に⼊っても今⾃分のスキルでできることをただやるだけ、ということが多かったので、⾊々経験できそうというのは今後の⾃分にとっては確実にプラスになりそうだと思った事も後押しとなりました。
新しい挑戦の場であると共により良い職場環境を獲得
今は新しい経験がたくさんできているなと感じています。エンジニアの⼈数も少ないので、インフラ側のAWSを触ることもありますし、アプリ側でもフレームワー クの設定など全体をやらせてもらってます。
他のエンジニアのマネージメントもしていて、円滑にスピードを出して開発が進めて、その結果最終的にいかにサービスの売上をもっと上がるかを試⾏錯誤しながらやっている感じです。まだまだこれからではありますが、30代前半のうちにこの経験ができていて良かったと思っています。
またJavaの現場はお堅くて、労働環境も過酷なところが多かったのが変わったのが⼤きな変化かなと思います。まず前職はスーツ+夏場以外はネクタイもして、毎⽇オフィスに出勤していました。
加えて前職は時期によっては忙しく、夜21時22時まで働いたり、⼟⽇も出勤を求められることも結構ありました。それが今はリモートなので、⾃宅やカフェで仕事ができるようになりました。
⽉数回、打ち合わせでオフィスに⾏くことはありますが、私服で良いのはだいぶ楽ですね。今の仕事は成果を出すことは求められますが、よほどのことがない限り、休⽇や夜遅くまで働くことまでは求められない環境です。
通勤がなくなったのもあり、⾃由な時間が増えました。
新規サービスの立ち上げにも成功して生活に潤いが
事務局
YMさん
フリーランスの案件以外に、去年⾃分でWordPressのテーマ販売サイトを⽴ち上げました。 卒業後1年くらいはその⽴ち上げのためにやることを洗い出して取り組んでいました。
今は⽉に5〜10万くらいの収益が取れるようになっているんですが、今後も新しい商品を出したり既存の商品もアップグレードしてもっと収益を上げたいと思って、やることを洗い出して1つずつ取り組んでいます。
これもサイト開発のスキルもネタも⾃体はウェブカツで学んだことばかりで、レッスン内で⾔われた通りにやったら本当に収益取れたって感じなのです。必要経費もドメインとサーバー代だけでできますしね。そんなノウハウをちゃんと教えてくれるところもすごいですよね。
⽉々のエンジニアとして働いた単価も20万以上上がりましたし、WordPressのサービスからの収⼊もでき てお⾦は余裕できました。パソコン買い換えたり、良いキーボードや椅⼦買ったりとかしたんですけど、僕はあまり物欲ない⽅なので投資信託とか株を毎⽉積み⽴てています。
数年後に配当⾦で毎⽉数万取れる状態になりたいなあと思っています。あと、お⾦に余裕ができてきたのでWordPressのサービスも⼀部の業務は他の⼈に委託しようかなとも思案中です。
それで⾃分が直接作業をする時間を減らして、また別のサービスの⽴ち上げていこうかと考えています。
新たな挑戦をし続ける姿勢が成功のカギ
事務局
YMさん
年収1000万円を稼ぐ卒業生の更なる目標は?
まず、フリーランスのエンジニアとしてはもっと単価を上げることです。今の単価が80万ちょいなので、ウェブカツの謳っている年収1000万は達成できてます。
ただこの先年齢を重ねても仕事をもっと⾼い⾦額で獲得するためには、プログラミングの技術だけでなくビジネススキルがもっと必要だと思っています。例えば、サービスの売上をどうすればもっと上げられるか、UI/UXや競業サービスとの⽐較の観点から改善提案したり、他のエンジニアをうまくマネージメントしてチームでの開発をスムーズに、スピード感を出して進めていけるようなスキルです。
そういった経験をもう少しして、ベンチャー企業のCTOとかになれたら良いなと思っています。それから今運営しているWordPressのテーマ販売サイトをもっと⼤きくして売上を伸ばしたいですし、他にも⾃分でサービスを⽴ち上げていきたいですね。
実際去年⾃分でサービスをリリースして運営してみると、気付くことが本当にたくさんありました。そのノウハウを次に活かしていきたいです。
あと詳しい内容はまだ話せないんですが、今知り合いのやり⼿の社⻑と⼀緒にWebサービスを⽴ち上げることになっていて、そちらの開発もやっています。リリースはまだ先になりそうなんですが、そちらもリリースして⼤きくしていきたいと思っています。
⾃分にとって仕事は⽇々新しいことを経験してできることを増やし、その結果収⼊を上げていくものだと思っています。毎⽇毎⽇ほとんど同じことをやって、ただの時間の切り売りで終わってしまうのはつまらないし嫌なので、これからもできないことややったことないことをどんどん経験して⾃分の中に蓄積していきたいです。
フリーランスエンジニアの方へ伝えたい事
未経験者の⽅とは視点が変わってくると思いますので、現役のフリーランスのエンジニアの⽅向けのメッセージになります。
今は特に都内近郊でフリーランスのエンジニアの⽅は多いんですが、聞いてみると単価が50万、60万で内容もJavaとかのSIerの業務系システムの現場のエンジニアという⽅がとても多い印象があります。 他には知り合いのエージェントだから、と⾔ってずっとそこを利⽤している場合もある様ですが、そういうところの案件は多重なことが多いのもあってかなり低い報酬で働いている⽅も多いです。
もちろん仕事の選び⽅や報酬の価値観は⼈それぞれだと思うので、それらを全て否定することはできませんが、そういうエージェントや間のSES会社は何も価値を⽣み出していないのではないかと思っていま す。そういうのを減らさないと、エンジニアは幸せになりにくいし、業界としても良くないんじゃないかと思っています。
技術スキルや営業⼒に⾃信がなくてそういう状態から脱却したいけど、できる⾃信がない⽅こそぜひウェブカツを受講してみてください。絶対に収⼊は上げれますし、年齢を重ねても先細りしづらくなると思います。
まとめ
常に現状に満足せず挑戦を続けるYMさんの貴重な体験を聞かせていただき、とても勉強になったのではないでしょうか?自分で確固たる目標を設定し、そこにアプローチしていく事が大切なのだなと感じました。
YMさんの更なるご活躍を応援しています!この度は貴重なお話をお聞かせ頂きありがとうございました。