皆さんは日々スキルアップを意識して生活していますか?スキルアップというものは、仕事だけでなく趣味や私生活などのあらゆる面で必要なこと。
今回は
についてご紹介します!この記事で紹介するポイントを意識すれば、スキルアップもより効率的に、より早く行うことが出来るはず。ぜひ最後まで目を通してくださいね。
目次
スキルアップとは?なぜスキルアップが必要なのか
スキルアップとは能力向上のこと
まずはスキルアップが本当に自分がすべきことなのか、スキルアップがどんなことを指すのか意味を確認しておきましょう。
スキルアップとは仕事で使用する能力を高める行為のことを指します。スキルには技術や能力という意味があり、具体的には資格を習得したり、仕事のノウハウを会得したりすることを指します。
仕事で必要なスキルとは?
仕事のスキルというと、作業の効率化や資格などが思い浮かびますが、実は経験値や知識の幅広さ、コミュニケーション能力も仕事で必要なスキルです。
つまりスキルアップとは、仕事をより円滑に運ぶ全ての要素を高めることを指すのです。
スキルアップとキャリアアップ
スキルアップと似た言葉に「キャリアアップ」という言葉がありますが、この2つは全く異なります。
スキルアップは「技術」を高めることを指しますが、キャリアアップは「経歴」を高めることを指します。
つまりこの2つは目指すものが違い、同じ職業の中でより良い方法で仕事をしようとするのがスキルアップ。対して現職より上の職業に就こうとするのがキャリアアップなのです。
ITの業界で働くならまずはキャリアについてプランを立てよう!スキルアップの工夫方法とは
ではここからは本題の、スキルアップの工夫方法をご紹介します。どうしたら今の仕事をもっと上手くできるのか、思い悩んでいる方は以下の項目を参考に、仕事を進めてみてください。
最初は上手くいかなくても大丈夫。経験を積むにつれて、段々とスムーズに行えるようになります。
・ものの捉え方を変える
・コミュニケーションスキルを磨く
・目標を定める癖をつける
・緊張に慣れる
目標を定める癖をつける
まず一番大切なのは、目標を定め、それを達成するために行動し、最後に振り返りを行う、このサイクルを定着させることです。
皆さんは仕事をしている際に「なんとなく」という気持ちで業務をこなしてませんか?これではスキルアップは望めません。
目標はなんでもOK!例えば「午前中にこの資料をまとめよう」でも、「このくらいまで成果をあげれるようにしよう」など、何に対する目標でも構いません。
重要なのは目標を達成するために動き、達成してもしなくても。なぜこの結果が出たのかを振り返ること。
このサイクルを繰り返すことで、確かな実力が身につきます。
論理的思考を磨く
論理的思考は「ロジカルシンキング」とも呼ばれ、物事を客観的に考え、根拠のある正しい結論を導き出す思考法のことを指します。このロジカルシンキングは、何か課題が発生した時に有効です。
ここではロジカルシンキングに便利な「ロジックツリー」を紹介します。
ロジックツリーとは論理的思考を助けるための枠組みで、大きく分けてwhatツリー、howツリー、whyツリーの3種類があります。これらは目的別で使い分けます。
whatツリーは1つの物事を細分化してとらえる際に。howツリーは課題の解決方法を導く際に。whyツリーはなぜその問題が発生したのか根本原因を解決する際に使用します。
どのツリーも一番左に課題を書き、一番右側に答えが残るようにします。どんどん放射状に問題を分解していくのですが、この時左の要素=右の要素というように、関係性を意識して展開していくのがポイント。
このロジックツリーを上手く利用して、論理的思考を身につけていくのがオススメです。
ものの捉え方を変える
スキルアップするためには、ものの捉え方を変える必要があります。ものの捉え方とは、物事をしっかり細部まで理解するのか、ざっくりと概要だけ理解するのか、必要性に応じて見方を変えることを指します。
ざっくりと記憶しておけばよいものを、細部まで理解すると記憶容量と時間の無駄遣いになってしまいます。目の前のことに集中して取り組むのは良いことですが、必要のない情報をカットして幅広く見渡すことも大切なのです。
ベストなのは自分の作業の状況と、周りの進捗状況を一緒に把握しておくこと。その状況を踏まえて、今やるべきことに手を付けましょう。
コミュニケーションスキルを磨く
またコミュニケーションの取り方もスキルアップには欠かせません。コミュニケーションのスキルアップは「聞く」「話す」「質問する」の3つに分けて考えてみましょう。
スキルアップのための聞き方
何か指示を与えられた際、またはメールを受信した際は以下の項目を意識してみましょう。
・Where(どこで)
・Who(誰が)
・What(何を)
・Why(なぜ)
以上の項目を意識すると、仕事のミスを一気に減らすことが出来ます。特に「いつ」を意識することで、スケジュールの管理もしやすくなり、物事の優先順位を付けることが出来ます。
また「なぜ」や「何を」を意識すると、より求められていることに応えやすくもなります。上司や顧客が何を求めているかをしっかり把握しましょう。
スキルアップのための話し方
他人に何かを伝える際は、他人のことを考えて物事を伝えるようにしましょう。ここでは分かりやすくメールを例に考えてみます。
メールを書く際、一番大切なのは主旨がしっかり相手に伝わっていて、なおかつ納期や条件などの必須事項を漏らさず確認してもらうことです。
これを実現させるためには、「結論から述べる」ことを意識するようにしましょう。一番伝えたいことを先に伝え、補完の情報はその後に続けて書く方法です。
これは話し方にも適用できます。一番大切なことを先に伝えるよう意識しましょう。
スキルアップのための質問の仕方
コミュニケーション能力は「話す」「聞く」の2つだけでは成り立ちません。必ず質問する必要があるからです。質問する際に意識するポイントは以下の通りです。
・質問のタイミングを意識する
・分からない部分をしっかり伝える
一番大切なのは、相手が答えやすいように質問することです。「はい」か「いいえ」で答えられる内容は、できるだけ簡略化してシンプルに質問するようにしましょう。
また質問するタイミングもしっかり考慮すること。相手が忙しい時に質問するのはNG。緊急性のないものは後回しにしましょう。
最後に、質問する際は「自分はどこが分からないのか」をしっかり伝えながら質問しましょう。これはより効率的に課題を解決するため。
相手の時間を貰っていることを理解し、手短に済ませましょう。
緊張に慣れる
仕事ではスピーチをしたり、プレゼンをしたり、人前で自分の意見を話す機会が必ずあります。程よい緊張というものは、時にパフォーマンスをあげることもできますが、過度な緊張は効率を低下させてしまうのです。
そのためプレゼンを成功させるためには、緊張に慣れることが大切。では緊張に慣れるにはどうすれば良いのでしょうか?それは「緊張を楽しむこと」で解決できます。
緊張するのは当たり前だと捉えて、緊張と向き合うのではなく付き合っていくのです。まずは徹底的に準備を行って自信を付けましょう。
プレゼンの最中は自分の感情を客観視して、緊張だけにとらわれないようにするのが大切です。
まとめ
今回はスキルアップの工夫方法についてご紹介しました。社会人として生きていくうえでスキルアップは必ず必須の要素。スキルアップは自分のためだけでなく、会社のためにも、顧客のためにもなります。
スキルアップに思い悩んでいたという方はもちろん、スキルアップをするつもりはなかったという方も、一度スキルアップに挑戦してみてはどうでしょうか?
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