「勉強しないといけないのにやる気が出ない」
「やる気を出すにはどうしたらいいのだろう」
このように悩んでいる方も多いのではないでしょうか。机に向かっては見るけれどなぜかやる気が出なくてYouTubeやスマホを触ってしまうことってありますよね。
やる気が起きない状態にはは必ず理由があるので、その原因を把握した後にやる気を上げる方法を実践することで、勉強のモチベーション維持にもつながります。
本記事では、やる気が起きない原因とやる気を上げる方法について解説します。やる気がでない状態から脱出したい方はぜひチェックしてみてくださいね。
目次
勉強のやる気が起きない原因とは
勉強のやる気が出ないときによくある3つの状態とその解決方法について解説します。
体の疲れや眠気
前日の仕事や学校による疲れが取れておらず、体が万全の状態でないことがやる気の低下にもつながります。体の疲れが取れない原因の1つに睡眠不足が挙げられます。
睡眠不足の日々が蓄積されることを「睡眠負債」といい、体の疲れが取れなかったりやる気の低下に繋がるといわれています。
夜寝つきが悪かったり、仕事の都合で睡眠時間が短いことから体の疲れを十分に回復できず、昼間に眠くなったりやる気が出ない原因かもしれません。
解決法:交互浴とコーヒーナップで疲れと眠気を防ごう
体が疲れていてやる気が出ない場合におすすめなのが、コーヒーを1杯飲んで仮眠をとる「コーヒーナップ」という方法です。
仮眠する20分前にコーヒーを飲むことで、眠気覚まし効果のあるカフェインの働きにより短い睡眠時間でもすっきり目覚めます。
また、寝つきを良くして前日の疲れを取るのに最適なのが「交互浴」です。交互浴とは、冷たい水と暖かいお湯を交互に浴びることで、交感神経と副交感神経を交互に刺激して自律神経のバランスがよくなるといわれています。
交互浴することで自律神経が整い、体の芯まで温まるので寝つきがよくなり、疲労回復にもつながります。
運動不足
普段運動する習慣がないことで、テストステロンが減少してしまいやる気の低下につながっている可能性があります。
テストステロンとは、男性ホルモンの一種で筋肉の発達や闘争心・競争心の向上につながり、女性の中でも分泌されています。
テストステロン低下の理由は、運動不足による体の筋肉量の現象や食生活の乱れ、ストレスが原因とされており、低下すると男性ホルモンの特徴である競争心が低下することがやる気の低下につながることがあります。
解決法:20分以内の散歩や筋トレをしよう
20分以内の適度な運動や筋トレすることでテストステロンを増やすことができます。長時間の運動は疲労が蓄積して酸化ストレスを生み出すことになるので、20分以内の適度な運動をおすすめします。
デスクワークが中心で運動不足を感じている方は、適度なランニングや筋トレすることでテストステロンの向上だけでなく、気分転換にもなり勉強のやる気にもつながるでしょう。
部屋が片付いていない
自分の家や部屋で勉強している方は、部屋が片付いておらず勉強する前に、つい手元にある漫画やスマホを手にとってしまう方もいるのではないでしょうか。
家の中は、漫画やベッド、ゲーム、テレビなど勉強を妨げる誘惑から逃れるためにも、勉強中は目に入らないように片付けて置くことをおすすめします。
解決方法:カーテンやブラインドで仕切りを作る
カーテンやブラインドを使用して、プライベート空間と勉強する空間を分けることで、勉強モードへ気持ちを切り替えやすくなります。
空間を分けることで視界に写るものを限定し、集中力が散漫になることを防ぐ効果があります。また、段ボールを使用して机の周りに囲いを作る方法も、手軽にできて効果的です。
勉強のやる気を上げる5つの方法
どうしてもやる気がでない、集中できないときにおすすめのやる気を上げる方法を
ポモドーロテクニックを利用する
ポモドーロテクニックとは、25分勉強して5分休憩することを4回繰り返す時間管理法で、メンタリストのDaiGoも本で紹介している方法です。
人間の集中力はあまり長く続かないこともあり、25分ごとに休憩を入れることで集中力を維持し、連続で学習できるという仕組みです。
最近ではポモドーロテクニック用のYouTube動画やスマホアプリもあるので、集中力が短くすぐ気が散ってしまう方は試してみることをおすすめします。
毎日の進捗をSNSに投稿する
その日に学習することをSNSに投稿して周りに宣言することで、やらざるを得ない状況を作ることも効果的な方法です。
投稿したことを達成することで自分の自信にもつながり、毎日継続することで勉強する習慣が身につきます。友人に学習の投稿を見せたくない場合は、Twitterで学習用のアカウントを作ることもおすすめです。
Twitterにはハッシュタグという機能があり「#勉強垢」や「#勉強垢さんと繋がりたい」というハッシュタグをつけて投稿すると、自分と同じ勉強を頑張りたいと思っている方から反応がもらえるので、勉強のモチベーションにもつながります。
学習環境を変える
家で勉強のやる気が出ない方は、カフェや自習室、コワーキングスペースに場所を変えて勉強してみるとよいでしょう。
やる気が出ない原因にもあるように、家の中はベッドやテレビなど自分を誘惑するもので溢れています。勉強場所を変えることで誘惑するものが視界からなくなり、家にいるときよりも勉強に集中できます。
コワーキングスペースや図書館のように、他に勉強している方がいる環境であれば周りの姿勢に刺激され、モチベーションを維持して勉強できるのでおすすめです。
ブレインダンプして頭の中をすっきりさせる
勉強中に他の考え事が頭をよぎって勉強に集中できなくなる方もいるのではないでしょうか。
ブレインダンプとは、脳裏に浮かんだ言葉や今自分が思っていること、感じていることを紙に全て書き出して頭の中を整理する方法です。
次に、紙に書き写した言葉を解決する方法を記述することで頭の中で考え続けることを防ぐことができます。
たとえば
「今日の夜ご飯何にしよう」→勉強が終わった後考えよう
「そういえば明日の準備まだしていないや」→夜ご飯食べた後に準備しよう
というように、浮かんだ言葉とその解決方法を紙に書き写します。色々と考え事をしてしまう方はぜひ試してみてください。
早起きして勉強する
早起きすることがやる気につながる理由は以下の3点です
- みんなが寝ているので静か
- 頭がすっきりしている
- 時間が制限される
朝方は家の中や外が静かなので、仕事後に比べて集中して勉強できます。また、寝起きということもあり頭がリフレッシュされた状態で勉強できるので、学んだことが頭に入りやすく学習効率も上がります。
出勤や通勤時間までしか勉強できないという、時間が限られた状態だと時間を無駄にできないため勉強に集中できる要因になります。
早起きして勉強することは、効率的に集中して勉強できるいくつもの要因があるのです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
本記事では、やる気が起きない原因とその解決方法について解説しました。
やる気を維持するには、適度な運動としっかり眠ること。そして、毎朝勉強する習慣を作ることでやる気を維持しながら集中して勉強できるでしょう。
習慣化することにはさまざまなメリットがあるので、こちらの記事も参考にしてみてください。
習慣化することで得られるメリット本記事が読者のお役に立てれば幸いです。