「ゲーム開発は難しそう」
ゲーム開発をしてみたいと思った方なら、始めは「難しそう」と思ったのではないでしょうか。確かにゲーム開発は難しいと思われがちですが、実は初心者も簡単に開発することができます。
この記事では初心者も簡単にゲーム開発ができる「Unity」について解説していきますので、 ぜひ参考にしてみてください。
目次
Unityとは何？
Unityとは「Unity Technologies」が 開発提供しているゲームエンジンのことです。ゲームエンジンとはゲームを開発するためによく使用する機能を簡単に使えるようにまとめたもので、Unityはゲームエンジンの中でも一番使用されており、全世界で100万人の開発者が使用するほど。
幅広いゲーム開発に使用することができ、3Dゲーム開発や3Dゲーム開発の両方に対応しています。FPS・RPGをはじめ、簡単なブロック崩しなどあらゆるジャンルのゲームを作ることができます。
対応プラットフォームについて
Unityは幅広いプラットフォームのゲーム開発に対応しており、WindowsやMac、iOS、Android、Webなど、一通りの環境で動作するゲーム開発が可能です。
さらにUnityは、VRやARゲームへの対応も進んでおり、Oculus Rift、Microsoft HoloLens、Google Cardboardなどに対応したゲームも開発可能です。
Unityを使うためには
Unityは基本的にパソコンのみあれば使用することが可能です。公式サイトよりダウンロードしてみましょう。
Mac、Windowsどちらでも対応していますが、iPhoneのゲームを作る際はMac専用の機能と連携する必要があるのため、その点は注意が必要です。
開発言語
Unityは幅広いゲーム開発が可能ですが、それにはプログラミングの知識が求められます。 JavaScriptやC#を習得していると、プログラミングによる幅広いカスタマイズが可能となります。
利用料金
Unityは 基本的に無料で利用することができます。 個人開発向けとチーム開発向けでプランが分かれており、チーム開発を行う場合は利用料金がかかってしまいますが、 ゲーム開発において充実した機能を使いこなすことが可能です。
Unityでできることとは？
- 直感的にゲーム開発ができる
- 無料でも高度なゲーム開発ができる
- アセットストアでゲーム素材を入手できる
Unityには上記のような特徴があり、ゲーム開発を便利に行うことができます。
直感的にゲーム開発ができる
Unityでのゲーム開発は難しいプログラミング知識がなくても直感的に行うことができます。
従来のゲームエンジンの多くはオブジェクトなどを生成する際、コード上から呼び出す必要がありました。そのためプログラミングなどの知識がない方にとっては、かなり難易度が高かったと言えます。
しかしUnityは、マウス操作で直感的にオブジェクトを配置する事ができます。そのためコードが読めない人間でも簡単に操作でき、ゲーム開発の難易度が大きく下がったのです。
もちろん細かいカスタマイズや開発を行う場合には、JavaScript・C#・Booといったプログラミング言語知識が求められます。
プログラミングを行い、Unityの高いカスタマイズ性をフルに活かした高度な3Dゲーム開発が可能となるのです。
無料でも高度なゲーム開発ができる
Unityは無料で始めることができるのが大きなメリットだと言えるでしょう。 無料プランでも充分に高度なゲーム開発を行うことができ、開発において必要な機能が揃っています。
Unityのシステム要件を満たすパソコンであれば、難しい3Dゲーム開発も低コストで行うことができるため、ゲーム開発が行いやすくなったと言えるでしょう。
もし 無料版の機能に物足りないと感じたら、有料版に切り替えてみるのも1つの手ですね。
アセットストアでゲーム素材を入手できる
Unityには アセットストアがありゲーム素材の入手が可能です。
3Dゲームなどを開発することはできますが、3Dモデルやエフェクトなどを用意するのは難しいです。そのような場合に活用できるのがアセットストアで、 必要な素材を無料もしくは有料で入手することが可能です。
例えば3Dの街並みやキャラクターのモーションなど、 一から作るのは難しいものが用意されているためゲーム開発の効率を大きく向上させることができます。
Unityで作成されたゲーム紹介
Unityで作成されたゲームにはなかりの作品があり、中には意外なものもあるでしょう。ここからはUnityで作成されたゲームをご紹介するので、実際に開発する際のイメージをつけていきましょう。
ドラゴンクエストVIII 空と海と大地と呪われし姫君
2004年発売の『ドラゴンクエストVIII 空と海と大地と呪われし姫君』（PS2）がスマホアプリとして登場し、Unityで作成されました。
実際にプレイした方はわかると思いますが、美しい世界観や高い操作性には驚きますよね。これをUnityで作ることができるのです。
Super Mario Run
有名なマリオゲーム『Super Mario Run』もUnityで作成されています。シンプルな操作でさまざまなアクションを実行することができ、国内だけでなく海外ユーザーからも好評のゲームです。
また『Nintendo Switch』にも対応しているため、幅広い端末でUnityが採用されていることがわかるのではないでしょうか。
Unityの学習方法について
それではUnityでゲーム開発を行うために学習をしていきましょう。 学習サイトによって多少特徴が異なるため、あなたにあった方法で学習をしてみましょう。
ドットインストール
3分程度の動画を視聴して学習できるサイトです。Unityの学習の他、高度な開発を行うためのJavaScriptの学習も行うことができるため、非常に便利な学習サイトとなっています。
はじめてのUnity
Unityが公式に提供しているチュートリアルで、基本的な操作方法や簡単なゲーム制作方法を学習することができます。公式チュートリルなので、常に最新情報で学習することができるでしょう。
Udemy
UdemyにはUnityの学習講座意外にもたくさんの種類の講座が提供されており、幅広い知識を学ぶことができます。Unityの講座だけでもいくつか種類があるため、比較しながら講座を選んでみましょう。
まとめ
いかがでしたか？
今回の記事では、Unityの特徴について具体的にご紹介しました。Unityで作られたゲームにもさまざまなものがあり、今回ご紹介したもの以外ものたくさんあるため、探してみてもいいかもしれないですね。
ゲーム開発は難しいと感じるかもしれませんが、実は意外と簡単に制作することができます。
Unityは とても高度なゲーム開発ができるため人気のゲームエンジンです。ゲーム開発を行っていきたい方は、ぜひ学習していきましょう。
