マーケティング戦略の成功事例を紹介!あの有名企業の戦略とは?

グローバル社会となった現代において、企業のマーケティング戦略は必要不可欠なものになりました。そこで今回は、国内外の企業がマーケティング戦略で成功した事例を紹介していきましょう。

いずれも皆さん知っている有名企業です。なぜ、あの企業が今の地位まで昇り詰めることができたのか、各企業が行ったマーケティング戦略を解説していきます。

そもそもマーケティング戦略とは

そもそもマーケティング戦略とは、自社のサービスを「誰に何をどう提供するのか」を決めることです。新しいサービスを考える際には、次の3つを明確にした上で開発に取り組むようにしましょう。

  • ターゲット層
  • サービスの付加価値
  • PR方法

例えば、飲食店で新メニューを考える場合、ターゲットが男性であれば、食べ応えのあるメニューの方が好まれるでしょう。一方、女性をターゲットにするのであれば、健康的なメニューや低カロリーなメニューの方が人気を集めるでしょう。

PR方法についても、価格の安さをアピールする方法もあれば、他店にはない奇抜さや目新しさをアピールして差別化する方法などさまざまな手法があります。また、若者向けの商品であればSNSを活用するのが有効ですし、既存客向けであれば新メニューの割引券を配布すると効果が高いでしょう。

マーケティング戦略を考えるタイミング

マーケティング戦略を考えるのは、サービスを開発する前に行いましょう。マーケティング戦略を考えずに開発したサービスは、中途半端なサービスになってしまいます。

例えば、顧客の大半が男性客の飲食店の場合、男性客がもっと通いたくなるような看板メニューの開発が目的なのか、女性客を増やすためのメニュー開発が目的なのか、メニュー開発の目的をしっかりと定めることで、高い効果を得ることができます。

マーケティング戦略とは?フレームワークと事例を紹介

マーケティング戦略の成功事例を紹介

国内外を問わず、マーケティングを成功させ有名になった企業は数多くあります。
そこで、企業が実際に行い、成功につながったマーケティング戦略を紹介していきます。

無印良品

無印良品は、衣服や生活雑貨、食品まで幅広い商品を扱う企業ですが、扱う商品は全てシンプルなデザインにこだわった商品展開を行っています。

シンプルだからこそ飽きがこず、ずっと使えるデザインだからこそ長く愛されています。
また、無駄を省いたシンプルなデザインだからこそ、製造過程での無駄なコストもカットでき、比較的安価に購入することができます。

しかし、安価だからといって「安かろう悪かろう」ではありません。シンプルなデザインだけでなく、品質の高さも人気の秘密です。

無印良品は、日々のトレンドに左右されないデザイン性で、シンプルなデザインを好む層から絶大な支持を集めています。その結果、無印良品は日本国内だけでなく、海外でも人気を集めるグローバルな企業に成長しました。

スターバックスコーヒー

スターバックスコーヒーは、世界中に展開しているアメリカ・シアトル発の有名カフェチェーン店です。スターバックスは、広告による宣伝を行わず、利用者からの口コミやPRのみでプロモーションを行ったとして有名です。

スターバックスのコンセプトは、「家でも職場でもない、落ち着ける第三の場所(サードプレイス)」を提供することで、落ち着いた環境でコーヒーを飲みながら情報収集や考え事をしたいビジネスマンからの人気を集めました。

スターバックスのコーヒーは、1杯300~500円程で、他のカフェやコンビニコーヒーに比べると割高ですが、ホテルのラウンジや老舗の喫茶店に比べると割安な価格設定になっています。これは、元々スターバックスは、ホテルのラウンジを利用している層をターゲット層に設定したことによる価格設定です。つまり、安価なコーヒーを求めている層はターゲットとしていないということです。

日本では、フラペチーノや限定メニューなどが人気で、普段コーヒーを飲む習慣のない若者からも人気です。また、スターバックスのロゴが入ったタンブラーを持ち歩くことがおしゃれというイメージがつき、広く認知度を高めることも成功しました。

なお、スターバックスには、接客マニュアルが存在しなかったり、タンブラーを持参することで割引サービスが受けられたりと独自のサービスでも人気を集めています。

レッドブル

今やエナジードリンクの代表格ともいえるレッドブルですが、レッドブルが発売された当初はエナジードリンクの市場自体が小さな市場でした。

レッドブルが商品の認知度を上げるために行ったのが、スポーツマーケティングです。レッドブルは、エクストリームスポーツなどのスポンサーとして急速に認知度を拡大していきました。

これまでのエナジードリンクは、「疲れたときに飲む」というやや後ろ向きなイメージでしたが、レッドブルがスポーツマーケティングを利用したことで、「パフォーマンスを上げたいときに飲む」という前向きなイメージに変わりました。

そして、「翼をさずける」をキャッチコピーとしたことにより、勝負の前や気合を入れるためのルーティンとして、広く飲まれるようになりました。

ライザップ

ライザップは、一般的なトレーニングジムとは違い、短期間でのダイエットを目的としたパーソナルトレーニングジムとして、差別化に成功したトレーニングジムです。

一般的なジムは、月会費を支払うことでジムに用意された器具や施設(プールなど)を利用することができます。自分の空いた時間に通うことになり、ジム側は会員が長く通ってくれた方が利益を得られます。そのため、施設の充実度以上に、立地場所や営業時間などといった「通いやすさ」が重要となります。

一方、ライザップの場合は、高額な料金を支払う代わりに、短期間で集中的に結果を出すことを目的にしています。ダイエット期間中は、トレーニングはもちろんですが、食事に関してもトレーナーが管理してくれます。もしも結果が出なかった場合には、返金保証も行っています。

ライザップは、「結果にコミット」というキャッチコピーと共に、多くの有名人を起用した広告やCMによるブランディングイメージで認知度を向上させました。

高額な料金が必要なライザップですが、実際に多くの有名人がダイエットに成功した姿を見ることにより、逆に「高額な料金さえ払えばダイエットに成功する」という印象を植え付けることができました。

他のトレーニングジムと差別化し、ブランディングイメージを植え付けるマーケティング戦略がライザップの成功した理由だといえるでしょう。

なお、ライザップの人気は一種の社会現象を引き起こしました。ライザップが行っている糖質制限ダイエットは、多くのメディアで取り上げられ、コンビニには糖質を制限したライザップとのコラボ商品が並ぶようになりました。

まとめ

今回紹介したマーケティング戦略の事例は、いずれも他社との差別化を図り、成功した企業です。今では、広くユーザーに愛されているサービスでも最初はマーケットを絞り、確実に成長を遂げたサービスがほとんどです。

企業がいくら良いサービスや商品を提供できたとしても、必ず成功するとは限りません。成功するためには、考え抜かれたマーケティング戦略が必須といって良いでしょう。

自社のサービスを広く認知させるためには、競合他社に比べて、自社製品は何が違うのか、どの層をターゲットとして、どんな手段でアプローチすればいいのかを明確にして戦略を立てましょう。

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