こんにちは。
最近ただの炭酸水にひたすらハマっているFa1(ふぁいち)です。
突然ですが皆様は、プレゼンテーションは得意でしょうか?
「人前で話すのは苦手だけど、重要なプレゼンが控えている」
「いつもプレゼンが上手くいなかい・・・。もっと興味を引けるようなプレゼンをやりたい」
などなど、プレゼンテーションに対して苦手意識を持たれている方が多いかなと思います。
そこで本記事では、誰でも取り入れることができる「プレゼンを面白くするコツ」を紹介致します。
本記事を読み終えた後に、ぜひともご自身のプレゼンテーションも見直してみてくださいね。
目次
面白いプレゼンとは
そもそも「面白いプレゼン」とはどのようなものを指すのでしょうか?
結論から言ってしまうと、面白いプレゼンは「結論から始まるプレゼン」です。
「先に結末を言ってしまうなんて、聞いていてワクワクしないじゃないか!」
と思われる方もいらっしゃるかも知れませんが、プレゼンは映画やドラマではありません。
プレゼンテーションは「聴衆に対して確実に情報を伝達する」というものです。そのため、「どんな結末なんだろう」という面白さは必要ないのです。
むしろ先に結論を述べいていないと、「結局何が言いたいの?」と思われてしまう可能性が高いです。
結論から述べられることで、例えば「このプレゼンは『失敗してしまった手法について』なのか。じゃあ、どんな風に失敗してしまったんだろう。何が原因だったんだろう」といった興味を引くことができます。興味があるプレゼンであれば、質疑応答等も活発に発生するため、より意味のあるプレゼンテーションとすることができます。
したがって、先に結論を述べてしまうという方法で「聴衆にとって面白いプレゼン」とすることができます。
プレゼンは最初が肝心!心を掴むプレゼンの始め方参考例面白いプレゼンの準備
ここからはプレゼンテーションを面白くするための準備について説明をしていきます。
プレゼンテーションは準備が8割です。準備が良く出来ていれば、当日に少しくらいミスをしたって全く気にならないです。
プレゼンの目的を明確にする
プレゼン資料の準備をする前に、まずは「目的」を明確にしましょう。
そのプレゼンテーションを行うことで得たい結果は何でしょうか?なぜそのプレゼンテーションを行うのでしょうか?
製品開発状況の報告、研究成果の発表、講義などなど。様々な目的があるかと思います。
その目的がはっきりとしていれば、プレゼン実施後に聴衆側にどのような状態になっていてほしいのかが明確になるので、ブレないプレゼンの準備を行うことができます。
例えば、新製品の開発状況を報告したい場合は「最終的に聴衆に何を知ってほしいのか」「どの情報を最も強調して伝えるべきなのか」を考えます。
- 聴衆に知ってほしいこと:開発コンセプトと進捗状況
- 最も強調したい情報:予算を上回っていること。予算を上げて欲しいということ。
上記はあくまで一例ですが、一貫した内容のプレゼンを行うためにはしっかりと考えておく必要があります。
プレゼンの資料のまとめかた
目的をはっきりとさせた後は、いよいよ資料作成を始めましょう。
プレゼン資料を作成する上で最も大切なことは「シンプル」にするということです。
皆様は以下の2つのスライドでは、どちらが見やすいでしょうか?
よく「伝えたい内容は全てスライドに記載するべき」「たくさんアニメーションを使って注目を集めるべき」といった勘違いをされている方がいらっしゃいます。
伝えたい内容を全てスライドに記載してしまうと、スライド内が文字でビッシリになってしまいます。結局何が大切なのか?何がポイントなのか?という点が聴衆に上手く伝わらずに、「面白いプレゼン」からかけ離れた内容となることは明白です。そのため、口頭で話す内容は思い切ってスライドには書かないというスタンスで資料作成を行ってみましょう。
また、たくさんアニメーションを用いてしまうと聴衆が集中すべきポイントに集中できなくなり、これもまた「面白いプレゼン」とは思われなくなってしまいます。
これらを踏まえて、先程ご覧頂きました2つのスライドではどのような違いがあるか考えてみましょう。
一枚目は伝えたいと思っている内容を全て文字にして記載しています。そのため「大事なんだろうな」と思われる言葉がたくさん出てきてしまい、最終的に何がいいたいのかが聴衆には伝わらない可能性が高いです。
二枚目はキーワードのみが抽出されており、口頭での補完がなくてもある程度内容が伝わるものだけを記載し、シンプルにまとめています。また、最終的に伝えたい内容を強調しています。この強調によって、タイトルでの問題提起への答え(最終的に伝えたい内容)を明記します。このようにすることで、聴衆の記憶には最後のテキストがしっかりと残ります。
したがって、思い切ってシンプルにまとめたスライドのほうが面白いプレゼンになります。
人を惹きつけるプレゼンとは?プレゼンが上手い人に共通する特徴についてプレゼンでの話し方
資料を用意したあとは、いよいよ発表の準備になります。
発表当日までの準備
プレゼンの発表練習を始める前に、台本を用意しまよう。
「台本なんか用意すると、棒読みになってしまう。」
「プレゼンに台本なんてナンセンス。キーワードを用いてアドリブで話すべき。」
といった意見をお持ちの方もいらっしゃるとい思います。たしかに、プレゼン当日に台本を読むだけになってしまうのは良くないです。抑揚の無い発表はただの雑音です。
しかし、話すことをまとめていないプレゼンは「えぇっと」「あぁ」といった言葉の連呼や、伝えたい内容への着地が上手く行かずに混乱を招くといった危険性があります。
そのため、台本を用意して7割以上の内容を暗記するという方法をおすすめ致します。
全体の7割を覚えておき、残りの3割は自分の言葉や違う表現で説明するようにしておくことで、抑揚の無いプレゼンを避けることができます。
また、発表当日に心配であれば台本の持ち込みをしましょう。基本的にはお守り程度に使うことになりますが、完全にアガってしまったときは諦めて台本を開くと良いでしょう。台本を読んで落ち着いてから、また台本を閉じて話始めれば良いのです。プレゼン中にちょっとした間ができてしまいますが、その時間が聴衆の頭の整理の時間になったりもするので前向きに捉えて落ち着きましょう。
発表当日の話し方
台本をしっかりと覚えましたら、残すは当日の発表のみです。
マイクやスピーカ、PCやスクリーン等を落ち着いて動作確認をしましょう。発表中に余計な心配をしないためにも事前に確認をしておくことをおすすめ致します。
プレゼンの時間になりましたら、ゆっくりと話出しましょう。いつもの半分くらいのスピードでハキハキと話すことで、落ち着いて、ゆっくりと要点をまとめながら発表を進めることができます。
実際に人を一つの部屋に集めてプレゼンを行う場合は、聴衆全体を見渡すように視線をゆっくりと移動させながら話しましょう。一点を注視してしまうと聴衆からは不自然に見えますので、適度に視線を動かす必要があります。
オンラインでのプレゼンであれば、視線はずっとカメラに向かって問題ありません。なぜなら、聴衆はシェアされている資料に視線が行っているので、あまり発表者の表情等を気にしません。そのため、ずっとカメラを注視していても、特に気にされることはありません。
ポイントは、ゆっくりとハキハキ話すことと視線をカメラもしくは、聴衆全体に向けておくということだけです。話す内容は台本の準備段階で、素晴らしいものになっていますので自信を持って発表しましょう。
特別なスキルは不要!プレゼンテーションでの話し方と準備まとめ
本記事では、プレゼンを面白くするためのポイントについて説明を行いました。
- 面白いプレゼンは結論から始まるプレゼン
- 目的を明確にしておく
- 最終的に伝えたい内容を明確にする
- 台本を用意して7割暗記する
- ゆっくりハキハキと話す
- 視線を適度に移動させる
プレゼンが苦手な方は上記の内容を実践してみて下さい。
本記事がプレゼンを行う方々にとって役に立っておりましたら幸いです。