Lesson15 | 「稼げない」のではない。「稼がない」んだ。

どうも、かずきちです。

「貧乏人の経済学」という本を知っているでしょうか?

稼げない人はぜひ読んでもらいたい。

(アフィリでもなんでもないので、気になる人は読んでみてください)

その本の中にこんな一文があります。

「貧困の罠から抜け出すハシゴは存在しますが、それが適正なところにあるとは限らないし、人々はそのハシゴをどう上がればいいのか分からず、さらには上りたいとすら思っていないようなのです。」

この一文で言われているのは、

稼ぐ方法は確実に存在すること。

ただし、それが正攻法とは限らないこと。

そして、その方法をどう実行すればいいか分からない場合があること。

さらには、

稼ごうとすら思っていない場合があること。

ということです。

 

実は、「稼ぎたい」「収入がもっと欲しい」「貧乏から抜け出したい」と思っている人の半数以上は、

本当に稼ぎたいとは思っていない。

ということです。

同じようなことを芸人の有吉弘行さんも言われていました。

「売れたい!って言う芸人いるんだけどお前本当に売れたいのか!?って奴らばっかなんだよね。」

 

これは、私が実際に体験したものでもありますが、私はウェブカツを運営する以前にも「稼ぎたい」「起業したい」という人にプログラミングやフリーランス・起業での稼ぎ方を教えていました。

そんな中の一人で、仕事で組み込み系のエンジニアをしていて、WEB系で起業したいという人がいました。組み込み系というのはJRの改札機のように機械という物があって、その中で動くプログラム(WEBのように画面があるわけではない)を作る仕事のことをいいます。

同じITとはいえ、組み込み系はWEBとは仕組みが違うので、WEBやネットワーク自体の仕組みから勉強する必要があります。さらには、大手に勤めていると大規模な中の一部の事しか日々やらないので、一人で何かのものを作る経験が出来ません。

そこで、まずはDB設計を教え、「あとは来週までに自分で復習がてら本買って勉強してね」と言いました。

 

私は、1から10まで全部教えることはしません。

なぜなら、起業したいなら、1から10まで教わっていては絶対に成功しないからです。教えられるのを待つのではなく、自ら学んでいくということが出来る人間にならない限り稼げないからです。

 

しかし、来週になっても彼は本1冊も読んできていませんでした。

なぜかと聞くと「忙しかった」「目当ての本が見つからなかった」というのです。

ハッキリ言って、そんなものはいいわけでしかありません。

もし本当に起業して稼ぎたいのであれば、何よりも優先してその事を行うべきですし、今ならamazonや本屋で簡単に目当ての本など見つけられます。

しかし、彼はそれすらしなかったのです。

 

彼以外にも、こういった人は結構いました。彼らは、稼ぎたい稼ぎたいと言いながら、本当に稼ぎたいと思っていない人達なのです。こういう人達は稼ぎたいと言っていながら、きちんと実行・行動せず、結局当たり前に稼げないだけで、「稼げない」と言い放ちます。

稼げないのは当たり前です。

だって、稼ごうとしていないのですから。

ダイエットしたいと言いながらポテチをバリバリと食ってる奴と同じです。

 

稼げないんじゃないんです。稼がないんです。あなたが。

 

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