「正しい人」とはどんな人だろうか?
優しい。
裏切らない。騙さない。
ルールや規則を守る。
曲がった事が嫌い。
義理、人情に厚い。
そんな感じだろうか。
いわゆる「良い人」だ。
では、良い人と悪い人が争ったらどちらが勝つかというと
絶対に「悪い人」が勝つ。
いわゆる「悪い人」というのは、
ルールを無視する。
義理、人情に惑わさない。
相手の弱みにつけ込む。
そして、やることを最短距離でやる。
軍隊の訓練でも、必ず「ダーティープレイ(汚いやり方)に徹しろ」と教える。
それは、汚いやり方が一番強いからだ。
戦争はスポーツではない。
勝つか負けるか。
負ければ死ぬだけ。
だから、勝たなければならない。
なんとしてでも。
そのためには、スポーツ根性のような生ぬるい理想や方法は捨てる必要がある。
ビジネスでも同じだ。
死なないだけで、私たちは日々戦争をしている。
ビジネスマンに人気の中国の孫氏の言葉にも同じような教えがある。
上に立つものは、尊敬だけでは足りない。「冷徹さが必要だ」と。
営業の世界でも、当たり前に言われていることだ。
「稼ぐ」「結果を出す」ためには、
「ずる賢く、ダーティーに」
というのはとても大切なことだ。
キレイ事を言う奴は「稼げない奴」か、「稼ぎすぎてその舞台から降りたもの」だけだ。
人に優しく。
人のために。
世の中のために。
そんなものは、稼いでから言え。