こんにちは。最近アイスクリームメーカーを購入し、手作りアイスづくりにはまっているサイトウです。
さて、本題に入っていきたいと思います。
近年、社会構造の変化や働き方改革などの理由から、ITスキルに注目が集まっています。
ITスキルに興味はあるけれど、自分には無理だと思う・・・。
このようにお考えの方、意外に多いのではないでしょうか。実は、普段通販や検索にしかパソコンを使わない方でもITスキルをアップさせることは可能です。
IT業界未経験でも本当にできるのか不安に感じている方や、年齢が気になって最初の一歩が踏み出せない方、プログラミングを学んで仕事につなげたいと考えている方はぜひ読んでみてくださいね。
目次
ITスキルアップへの道
そもそもITスキルとは何か?
そもそもITスキルとは何でしょうか。
確かに具体的にどんなスキルを指すのかわからない
直訳すると「情報技術などの能力」です。広い意味でとらえるとネットサーフィンやパソコンを操作するスキルもITスキルということになります。
一方、2002年に経済産業省がITスキル標準という文書をだしています。それによると
ITサービスのビジネス上は、「スキル」は、特定の製品・サービスの適用ノウハウやプログラミング言語などの要素スキルで語られることが多い。しかし、本スキル標準では、スキルをそのような要素スキル単位で捉えるのではなく、自らの業務課題を満足に実現できるかどうかの「実務能力」としてとらえており、単に個別の要素スキルを束ねたものではなく、要素スキルを課題解決のためにいかに最適に選択し、統合し、適用するかを実現する総合的な能力を主眼としている。
出典:経済産業省 |ITスキル標準 ver.1.0
わかりにくいですね。つまり、ITスキルとはプログラミンングの知識そのものを指すのではなく、課題解決のために必要なスキルを選択し、使うことができる能力ということです。SEであればコミュニケーション力も大切ですし、プログラミンングができても自分で考えることができなければ仕事をするうえで相当なハンデとなります。
とはいえ、上記文書で「プログラミング言語などの要素スキル」と挙げられている通り、一般的には「ITスキル=プログラミンングができること」と考えられています。そして、プログラミングスキルは学習によって誰でも習得することができるものです。現在ではIT業界は当然ながら、業界外の企業でもプログラミンングができる人材を求めています。
以下では、ITスキルアップ=プログラミングスキルとし、学習のメリットやおすすめする理由についてご紹介します。
プログラミングを学ぶメリット
では、なぜプログラミングが注目されているのでしょうか。プログラミングを学ぶメリットを3つご紹介します。
論理的思考ができるようになる
機械はひとつひとつ指示をしないと、こちらの意図通りには動きません。プログラミングにおいて「何をどうしたら最も効率的か」「なぜこのコードを書くのか」「どの順番で指示するのか」ということは、日常的におこなわれる思考です。そのため自然と論理的思考が身につきます。
論理的思考は、どんな仕事をしていても効率的に仕事を進めるうえで重要です。なにか問題が生じたとき、原因と結果、その過程を正確に把握することができれば、素早く対処し再発防止策を講じることができます。プログラミングスキルを仕事で使わなくてもプログラミングの考え方が応用できるのです。
素晴らしいと思いませんか。
人材不足のため仕事がなくなる可能性が低い
経済産業省が発表したIT人材不足に関する資料によれば、2030年には約45万人のIT人材不足が生じると予測されています。現在でも売り手市場のIT業界ですが、今後はその傾向がますます強まっていくでしょう。特にセキュリティ分野での人材不足が深刻とされています。
在宅で仕事をしたり、将来個人で仕事をすることが可能
パソコンがあれば、どこでも仕事ができる。コロナウイルスの影響で在宅ワークのメリットを実感されている方も多いのではないでしょうか。通勤の時間を別のことにあてられる、子どもの体調不良に対応しやすいなど、様々な利点があげられます。そして、在宅で仕事をすることによって、働き方だけではなく、生き方そのものを変えることができるのです。
例えば、今まで仕事で毎日帰宅が遅かった人が在宅ワークに切り替えることにより
- 家族との時間がとれるようになった。
- 家族との会話が増えた。
- 家族みんなで夕食がとれるようになった。
これは大きな変化ですよね。いつでも好きな時に旅行に行くことができますし、旅先で仕事をすることも可能です。可能性の広がりを感じ、わくわくしてきませんか?
今からでも遅くない
もう30歳過ぎているし、自信がないよ・・・
大丈夫です。
世界最高齢のプログラマー若宮正子さんをご存じですか?若宮さんがパソコンを手に入れたのは58歳で、81歳の時にスマートフォン用のゲームアプリ「hinadan」を開発されました。
84歳のアプリ製作者・若宮正子が語る、楽しく豊かな「100年人生」
https://www.mugendai-web.jp/archives/10337 若宮さんのインタビュー記事です。
本も出版されています。若宮正子著 老いてこそデジタルを。
若宮さんは上記インタビューの中で「パソコンに興味を惹かれたのは、あの箱の中にどれくらいのおもちゃが入っているんだろうと、すごくわくわくしたからです。」と語っておられます。計画したわけではなく、ご自身の好奇心に従って行動した結果なのです。
できるかできないかではなく、おもしろそうだからやってみる。これを繰り返していけば人はいくつになっても新しいことを学び、習得することができるのです。
伊能忠敬が地図を作り始めたのも50歳を過ぎてからですし、カーネル・サンダースがKFCを創業したのは65歳の時です。ITスキルアップするのに年齢は関係ありませんよ。
ITスキルアップへの第一歩
まず何から始めればよいか
ITスキルをアップさせると決めたら、すぐに行動しましょう。どんなことがやりたいかが大切です。例えば
- ブログサイトを作りたいのでWordPressを学ぶ→〇月〇日に公開する。
- JavaScriptでアニメーションを作る。
次に、どのような方法があるかリサーチします。その中から自分に合ったものを探し出し、とにかく実行してみましょう。カーナビ操作でもまずは目的地を入力してからルートを検索しますよね。
また、うまくいかないとき「このまま続けてもうまくいかないのではないか」と不安になることがあると思います。それはやり方があなたに合ってないだけなのかもしれません。自分に合わなかったり、うまくいかなかったときは方法や方針を修正すればよいのです。
例えば
- プログラミングを独学で学び始めたが、うまくいかないのでプログラミングスクールを探す。
- Webエンジニアになるつもりで勉強してきたが、Webデザインが楽しい。デザインを深く学びたい。
自身の好奇心に従って進んでいきましょう!
HTML・CSSから始めてみよう
プログラミングを学習しようと決めたけれど、やりたいことがまだ見つからない。そんな方は、ITスキルアップの第一歩としてHTMLとCSSを学ぶことをお勧めします。
いきなりWEBの概念や本格的なコードから学ぼうとすると挫折する方が多いです。なぜならカタカナと英語と数字ばかりで、一体これを学んでどんなことができるのか、どんな構造をしているのかイメージしにくいからです。
その点HTML・CSSは作ったものがすぐに確認できるうえ、文書装飾の延長のような感覚で学習することができるので、プログラミング学習の入り口として最適です。
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<!DOCTYPE html> <html lang="ja"> <head> <meta charset="UTF-8"> </head> <body> プログラミング学習をスタートしました。 </body> </html> |
上記がHTMLのコードです。HTMLは表示させたい日本語をタグで囲むようにして書いていきます。
HTMLは文章や画像を表示します。色を付けたり大きさや配置場所を変えるのがCSSです。コードを書いたあと、保存ファイルをクリックすると自分の作ったWebページが表示されます。
ここでは詳しい解説は割愛しますが、スキルアップの過程を把握することができるので、とても楽しい作業になることは間違いないです!ぜひ試してみてください。
まとめ
いかがでしたか?今回はITスキルアップをおすすめしました。できない理由をさがすより、好奇心に従い行動することが大切です。あせらずコツコツ一歩ずつ前に進んでいきましょう。
この記事が、少しでもお役に立てたらうれしいです。