【魅力たくさん!】女性がエンジニアになるメリットを7つ解説

こんにちわ、ガルシュアです。

「女性でエンジニアに挑戦したいけれど、どんなメリットがあるの?」

「エンジニアって男性社会のイメージがあるから尻込みしてしまう。」

こんな悩みを抱えていませんか。

一昔前なら女性エンジニアは珍しい存在でした。

しかし今はITの人材不足と女性の社会進出が追い風になって、女性エンジニアはますます増えています。

この記事では女性がエンジニアになるメリット、女性がエンジニアになるために必要なステップ等について解説しています。

ぜひ最後まで読んで下さい。

【メリットを紹介する前に】女性エンジニアが求められている理由

【メリットを紹介する前に】女性エンジニアが求められている理由

女性エンジニアのメリットを紹介する前に、なぜ近年女性エンジニアの需要が高まっているのか社会背景を2つ解説します。

社会トレンドを知ったら、女性エンジニアが増えている理由に納得できるでしょう。

  1. 深刻なIT人材不足
  2. 国の女性支援

深刻なIT人材不足

日本は現在慢性的なIT人材不足に直面しています。エンジニア不足の流れは今後さらに加速し、政府の調査では2030年までに約79万人のIT人材が足りなくなるとの試算がでました。

(引用:経済産業省 商務情報政策局

エンジニアを増やそうにもプログラミングで挫折する人が後を絶たず、供給が全く追いついていません。大げさではなく、猫の手も借りたいくらいエンジニアは不足しています。

国の女性支援

諸外国と比べるとまだまだですが、国が女性の社会進出を後押ししているのも、女性エンジニアが求められている背景の一つです。

1999年に男女共同参画社会基本法と2016年には女性活躍推進法が制定されました。大企業を初め、女性が働きやすい職場を作るために、下記のような施策が取られています。

  • 育休・産休の取得推進
  • 昇進における男女差別の撤廃
  • マタハラ・パワハラの相談窓口設置

もちろん男性社会だったエンジニアも例外ではありません。なかにはエンジニアの割合を一定数女性で構成すると目標に掲げている会社もあります。

課題は多々ありますが、国が女性の社会進出を後押ししているのも、女性エンジニアが求められている背景の一つです。

【魅力がたくさん】女性エンジニアになるメリット7つ

【魅力がたくさん】女性エンジニアになるメリット7つ

「女性エンジニアが求められている理由は分かったけれど、エンジニアになるメリットって何?」

「エンジニアって地味でしんどそうだし、女性の私には向いていないような気がする。」

こんな悩みを持つ方に女性がエンジニアになるメリットを7つ紹介します。

くどいようですが、エンジニアが男性主体の職業である時代ではなくなりました。むしろ、女性だからこそエンジニアを目指す価値が高くなっている時勢になっています。

  1. 専門スキルが身につく
  2. 働き方が柔軟
  3. 肉体的負担が少ない
  4. 転職に有利
  5. 高い年収が期待できる
  6. 未経験からでもチャレンジできる
  7. コミュニケーション能力を活かせる

専門スキルが身につく

エンジニアになると専門スキルが身につきます。エンジニアはプログラミングやシステム設計など一朝一夕では身につかない専門職なので、希少性は高いです。

先に述べたとおりIT人材は常に不足しているので、身につけたスキルが使い物にならなくなることもありません。

弁護士や医者のように手に職をつけられるのは、女性が社会進出する上で大きなメリットでしょう。

働き方が柔軟

エンジニアの働き方が柔軟なのも女性がエンジニアになるメリットの一つです。エンジニアは必ずしも決まった時間に会社に出勤しなければいけないわけではありません。

在宅勤務などのリモートワークやフリーランスとして独立できるなど働き方は多種多様です。小さなお子さんがおられるなら、育児をしながら家で仕事もできます。

旦那さんが転勤してついて行く際にも、リモートで仕事を続けられるならキャリアを中断する必要もありません。

ライフイベントに左右されやすい女性でも、働き方を選べるエンジニアは魅力満点と言って良いでしょう。

肉体的負担が少ない

肉体的負担が少ないのもエンジニアが女性におすすめできるメリットです。エンジニアは極論パソコン一台とネット環境があれば完結します。なので、重たい物を運んだり長時間立ち仕事を強いられることもありません。

私の母も40代後半になってから肉体労働はかなりしんどいと嘆いていました。もし母がエンジニアだったら肉体的負担に悩まされなかったのにと、つくづく思います。

加齢による体力の衰えを甘く見ることはできません。肉体的負担を少なくして長く働くならエンジニアを目指さない手はないでしょう。

転職に有利

転職に有利なのでも女性にエンジニアをおすすめする利点の一つです。先述の通りエンジニアは専門職な上に常に人手不足です。

どこの業界も常に人材を募集しているので転職に困ることもありません。またエンジニアは学歴・職歴をあまり見られない傾向にあります。一方で重視されるのはプログラミングスキル。

私の友人もクラウドソーシングで仕事を探していたとき、経歴よりポートフォリオが決め手になって受注に至ったケースがあります。

スキルを証明できれば転職で優位に立てるのも、女性にエンジニアをおすすめできるメリットの1つです。

高い年収が期待できる

エンジニアになれば高い年収を期待できるのもメリットの1つです。

政府の賃金実態調査ではシステムエンジニアの平均年収(企業規模1000人以上)は 574.6万円と日本の正社員の平均年収441万円を大きく上回っています。今後のIT人材不足を鑑みると待遇はさらに良くなると予想されます。

ここ数十年で日本人の給料は下がる一方で、特に女性は低い傾向にあります。パートナーの給料だけでは不安な方にとって、エンジニアの待遇はかなり魅力的なのではないでしょうか。

未経験からでもチャレンジできる

「自分はパソコンなんて分からない」と後向きになっている女性の方も心配いりません。エンジニアは未経験からでもチャレンジできるくらい門戸が広いです。

なぜなら医者や弁護士などの専門職に比べてスキルの習得が比較的短く済むからです。実際多くのプログラミングスクールからエンジニアになった方も、かつては畑違いの業界で働いていた人がほとんどです。

私の友人でも飲食店や農家など異業種からエンジニアになった方もいます。女性であることやエンジニアの知見がない事はハンデにはなりません。

コミュニケーション能力を活かせる

女性ならではの高いコミュニケーション能力を発揮しやすいのも、女性にエンジニアをおすすめできる点です。

女性の社会進出が活発になっているとはいえ、エンジニアは男性職場です。しかも、エンジニアはコミュニケーションが苦手な人が多いので、仕事上の意思疎通がうまくかないこともあります。

気配りや心遣いが行き届いている女性ならエンジニアではかなり重宝されます。実際私が勤めている会社の技術部門でも、女性の割合が増えたことでコミュニケーションがかなり円滑になりました。

女性にとっては当たり前くらいかもしれない気遣いが、エンジニアでは貴重な能力なのです。

【良いことだけではない?】女性がエンジニアになるデメリット3つ

【良いことばかりじゃない?】女性がエンジニアになるデメリット3つ

女性がエンジニアニなるメリットは何となく理解できたと思いますが、いいことばかりではありません。

むしろ女性がエンジニアを目指すがゆえに生じるデメリットもあります。ここでは女性がエンジニアを目指すデメリットを3つ紹介します。

エンジニアを目指す女性はぜひ参考にして下さい。

  1. 労働時間が長くなりやすい
  2. 常に新しいことを学ばなければいけない
  3. 女性に優しくない会社もある

労働時間が長くなりやすい

一昔前より改善されていますが、エンジニアは労働時間が長くなる傾向にあります。

納期前でしたらシステムのテストや修正などに時間を取られます。不具合が発生すれば休日出勤を余儀なくされるケースも出てくるでしょう。

育児や家事などに時間を割かれることが多い女性にとって、労働時間が長くなる恐れのあるエンジニアはデメリットかもしれません。

常に新しいことを学ばなければいけない

デメリットかどうかは賛否両論ありますが、エンジニアは常に新しいことを勉強しなくてはいけません。なぜなら、IT業界は進歩が目まぐるしいからです。

プログラミング言語一つとっても、ここ20年で数々の新言語が誕生しました。そして、それらの言語(例えばPythonやRuby等)はAIやIoTなど今後のITを引っ張っていく重要な言語です。

今使っているスキルも5年後には時代遅れになっているかもしれません。プライベートでも勉強の時間を取らなくてはいけないのは、考え方によってはデメリットと言えます。

女性に優しくない会社もある

旧態依然とした会社だと、女性に対する理解がない場合もあります。

例えば以下のようなケース。

  • エンジニアは男性がやる仕事と最初から女性を採用する気が無い
  • 男女間で昇進に差をつけさせている
  • 育休・産休を事実上取らせない風潮がある

もちろん女性に理解のある会社は増えていますが、入る会社を間違えると今後のライフイベントに支障が出る恐れがあります。

エンジニアとして転職するなら、女性に配慮できる会社かどうか見極める必要があるでしょう。

【メリットを掴もう!】未経験から女性がエンジニアになるための4ステップ

【メリットを掴もう!】未経験から女性がエンジニアになるための4ステップ

女性がエンジニアを目指すメリットは分かったけれど、未経験からエンジニアを目指せるのか疑問に思われる方も多いと思います。

正直に言うと、エンジニアになるのは超カンタンと言うわけではありません。一念発起してプログラミングを勉強したはいいものの、挫折する人が後を絶たないのが事実です。

ここでは、未経験からエンジニアになるために重要な4ステップを紹介します。スキル0からエンジニアになるために大切なステップなので、じっくり読んで下さい。

  1. 目標を設定する
  2. 独学で入門レベルを勉強
  3. プログラミングスクールに通う
  4. 仲間を増やす

目標を設定する

プログラミングを勉強する前に目標を設定しましょう。具体的にはエンジニアになって何を実現したいのか言語化することです。

一口に女性がエンジニアになりたいと言ってもその背景は以下のように様々です。

  • 家族との時間を大切にしたいから、働き方を柔軟に選びたい
  • 会社に縛られるのはイヤだからフリーランスとして独立したい
  • 前から自分のECサイトを立ち上げたいと思っていた。

例えば、フリーランスとして独立したいなら、パソコン1台で開発がしやすいWebアプリケーションエンジニアを目指すのが近道かもしれません。

自分のECサイトを立ち上げるのが目的なら、PHPやJavaScriptなどフロントエンドに特化して学ぶのが得策なケースもあります。

エンジニアになってどんな未来を実現したいかで、学ぶ内容が変わります。

もちろん、目標設定の段階で勉強内容を絞るのは難しいかもしれません。しかし、なぜエンジニアになりたいのかは具体的に言葉にした方がいいでしょう。

独学で入門レベルを勉強

エンジニアになりたい理由がある程度固まったら、入門レベルを独学で勉強しましょう。

ここで大切なのはプログラムを書くとはどんな感じなのか、肌で体感することです。何も難しいことを勉強する必要はなく、以下のような超入門を学ぶだけでOKです。

  • 打ち込んだ文字列を出力する方法
  • 足し算のプログラム
  • シンプルな条件分岐

くどいようですが、IT業界は常に進歩しているので独学力は欠かせません。入門編を自分で勉強して基礎を身につけましょう。

超初心者用の本を買って模写するか、progateのような無料サイトを使うと良いでしょう。

関連記事>>Progateの無料版・有料版のちがいと期間について

プログラミングスクールに通う

独学でプログラミングの触りを学んだら、プログラミングスクールで本格的にスキルを身につけましょう。なぜなら、プログラミング教室でプロのエンジニアに教えてもらったら速くスキルが伸びるからです。

確かにエンジニアには勉強力が求められますが、独学だと早々に伸び悩む時期が来ます。

特にエラーと格闘しているときが顕著。初心者ならば何時間経っても解決できないバグをプロが見ると一瞬で見抜けるなんてことはザラです。

自分よりレベルの高い人から教えてもらうことで、要らぬ伸び悩み期間を避けられるでしょう。

また、有名なプログラミングスクールであれば転職サポートが充実しています。エンジニアを目指すなら就職に強いところを選ぶのがベターですね。

関連記事>>【大学生・社会人・30代】おすすめのプログラミングスクール15選

仲間を増やす

エンジニアへの第1歩を踏み出したら、女性エンジニアの仲間を作りましょう。なぜなら女性エンジニアはまだまだ希少なので、お互い情報交換ができるからです。

おすすめはTwitterやInstagramなどのSNS。女性エンジニアと言うだけでかなり目立ちます。

SNSで仲間ができれば女性エンジニア特有の悩みを共有できます。また、女性エンジニアに役立つ情報を発信してネットワークを広げることもできるでしょう。

女性エンジニアは何かと孤独になりがちなので、SNS等で仲間を増やしましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

これからも女性エンジニアの数はますます増えていくことでしょう。かつてエンジニアは男性社会で女性にとっては肩身が狭かったかもしれません。

しかし、女性だからこそエンジニアを目指す価値が高まっています。

ぜひこの記事を参考に女性の方もエンジニアを目指しましょう。

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