コロナ禍や緊急事態宣言で、今後もリモートワークを導入する企業が増えると予想されています。
ではリモートワークとはどのような働き方なのでしょうか?リモートワークのメリットや、リモートワークを行うにあたり、どのようなスキルが必要なのでしょうか?
この記事では、リモートワークのメリットや必要なスキルを紹介します。
目次
リモートワークとは何か?
リモートという言葉が「遠隔」という意味を表すように、「リモートワーク」とはオフィスに出社することなく仕事を行うことを意味します。
インターネットを利用し、「テレビ会議」「チャット」「メール」などを活用しながらコミュニケーションを図り、業務を行うことが特徴です。
自宅はもちろん、「カフェ」「レンタルオフィス」「ホテル」などで仕事を行うこともリモートワークに含まれます。
リモートワークに似た言葉に「テレワーク」があります。テレワークは1970年代に生まれた言葉で、「在宅勤務」「モバイルワーク(常駐先、カフェ、ホテル)」「サテライトオフィス」での働き方を示したものです。主に官公庁や大企業で用語として使用されています。
一方、リモートワークには明確な定義はなく、オフィス以外での業務全般を表します。こちらはIT企業やフリーランスが使用している場合が多いです。とはいえ、「テレワークもリモートワークもオフィス以外で業務を行う」という意味では同義と捉えて差し支えありません。
リモートワークのメリット
ここでは、リモートワークのメリットについて3つ紹介します。
通勤時間の削減
リモートワークの最大のメリットは「通勤時間の削減」です。
都心部に片道1時間以上かけて通勤する人が多くいます。そうなると、1日のうち2時間以上は通勤時間に費やすことになります。しかし、リモートワークならば通勤時間を削減することができます。
通勤時間中に電車遅延や同乗者とのトラブルに巻き込まれないとも限りません。また、通勤時間中に精神面で影響を受けかねません。リモートワークであれば、このような通勤中のトラブルに巻き込まれることがなくなるのです。
ワーク・ライフ・バランスの向上
2つめのメリットは「ワーク・ライフ・バランスの向上」です。
1つめの「通勤時間の削減」にもつながりますが、削減できた通勤時間を休息や他の活動に充てることができます。このため、自分のライフスタイルに合わせた働き方を実現できます。
例えば、「地方で暮らしたい」「海外で生活したい」と考えていたとしても、毎日会社に出勤するという働き方では実現することができませんでした。しかし、リモートワークではオフィス勤務の必要がなくなるため、そのような働き方も実現できます。
通勤によるストレスがなくなるため精神的に余裕を持つことができ、業務パフォーマンスの向上にもつながります。
育児と介護の両立
3つめのメリットは「育児と介護の両立」です。
毎日オフィスに通勤する働き方では、子供が急病の時には出社できないことや職場からすぐに駆けつけることが難しいことがあります。
介護でも同様です。少子高齢化に伴い、働く世代が親の介護をしなければならないという状況が生まれています。中には誰かが付きっきりで介護を行わなければならないケースもあります。こうなると毎日の通勤が困難になります。
リモートワークで自宅での仕事が可能になると、育児と介護の両立が実現できるのです。
空いた時間を自己投資に使える
4つめのメリットは「空いた時間を自己投資に使える」ことです。
満員電車での帰宅後では疲れが残っており、将来に向けた勉強を行おうとしてもなかなか気が向きません。しかし、リモートワークを行うことで削減できた通勤時間を別の時間に使うことができます。
例えば仕事を終えた後にプログラミングを勉強するなど、自分のスキルアップのための時間に費やすことが可能となります。このように自己投資や活動の幅を広げることができるのは、リモートワークの大きなメリットです。
リモートワークに必要な3つのスキル
リモートワークでは、どのようなスキルが必要なのでしょうか?ここでは、リモートワークで成果を上げるために必要なスキルを3つ紹介します。
文字でのコミュニケーションスキル
1つめは「文字でのコミュニケーションスキル」です。
オフィス勤務時には上司や同僚に声をかけ、すぐにコミュニケーションを取ることができます。しかしリモート勤務の場合は、テレビ会議、チャット、メールを利用して上司や同僚とのコミュニケーションを取ることになります。
とはいえテレビ会議は通常の会議と同様に、あらかじめ相手と時間を調整した上で行う必要があるため、上司や同僚とのコミュニケーションはチャットやメールを中心に行うことになるのです。
文字でのコミュニケーションの場合、自分の考えや確認したいことを簡潔にまとめて伝える必要があります。また、文字でのコミュニケーションを通じて相手の意図を読み取り、理解することも求められます。
チャットやメールを中心としたコミュニケーションには、会話とのコミュニケーションとは違うコミュニケーションスキルや慣れが必要です。プライベートでのチャットコミュニケーションを通じて慣れておきましょう。
自己管理スキル
2つめは「自己管理スキル」です。
オフィス勤務の場合、上司や同僚の目があるため、そのような視線のもとで仕事を行う必要があります。一方リモートワークの場合、基本的に自分独りで仕事を行うため上司や同僚の視線がありません。つまりサボろうと思えばサボることも可能です。
このような環境のもとで仕事を行うためには自己管理スキルが必要です。
リモートワークで仕事を進めるためには、あらかじめ作業スケジュールを立て、それを実行することが重要です。
Googleカレンダーなどには通知機能が備わっています。1日の作業スケジュールを時間単位で決め、時間がきたら通知するようにすれば忘れることなく仕事を進めることができます。
自分をコントロールしながら計画を立て、カレンダー機能をうまく使いながら仕事を進めていきましょう。
成果を可視化するスキル
3つめは「成果を可視化するスキル」です。
自己管理スキルでも書きましたが、リモートワークでは上司から自分の仕事の状況が見えないため、上司は仕事の結果や成果物で評価することになります。リモートワークの場合、より仕事の結果や成果物を意識し可視化することが必要です。
自分がリモートワークで行った仕事、作成したプログラムやドキュメントをメールやチャットで早めに報告するなど、日々の報告で成果を可視化することを心がけましょう。
まとめ
この記事では、リモートワークのメリットや必要なスキルを紹介しました。
リモートワークは自宅など、オフィスと離れた場所で仕事をする働き方です。「通勤時間の削減」「ワーク・ライフ・バランスの向上」など多くのメリットがあります。
一方、リモートワークで成果をあげるためにはオフィス勤務の働き方とは異なるスキルが求められます。「文字でのコミュニケーションスキル」「自己管理スキル」「成果を可視化するスキル」です。
特にリモートワークのコミュニケーションは文字が中心になります。このため、自分の伝えたいことを簡潔にまとめ、日々の成果を見える形で報告をするなど、上手くコミュニケーションを取りながらリモートワークを進めていきましょう。