こんにちは。メールに誤字脱字が多すぎて、先輩から注意された経験のあるサイトウです。
突然ですが、あなたはタッチタイピングができますか?仕事でパソコンを使っているけれど、あまり気にしたことはないなという方もいるかもしれません。確かにタッチタイピングができなくても、書類やメールも書けますし、仕事に支障はないですよね。
しかし、もしこれからプログラミングを本格的に学ぶつもりなら、絶対にタッチタイピングはできたほうが有利です。コードを素早く正確に書くことができれば、学習がはかどりますよね。
また、タッチタイピングの習得には、意外なメリットがあることをご存知でしょうか?早く正確に文字を入力することができるだけではないのです。
今回はタッチタイピング習得のコツと練習方法についてご紹介します。仕事のスピードを上げたい方や、正確にタイピングができるようになりたい方は、ぜひ読んでみてくださいね。
目次
タッチタイピングとは
タッチタイピングとは、文章を入力するときなどに手元を見ずにキーボードを打つことです。もちろん、絶対にできなければいけないわけではありません。
それでもタッチタイピングを身につけたいという人が後をたたないのは、それだけメリットがあるからです。ただ見た目がカッコイイだけではないのです!
タッチタイピングのメリット
ずばり、タッチタイピングのメリットは、「速い・正確・疲れにくい」の3点です。
とにかく文字入力のスピードが上がります。自然と手が動くので、人によっては3倍以上のスピードで作業が進むようになります。
また、キーボードに目線が行くことがないので、誤字脱字や入力ミスに瞬時に気がつき、直ぐに訂正することができます。
練習の過程でキーボードの位置を体が覚えるので、正確なタイピングが可能となります。入力したい文字や記号の場所を意識しなくても、自然と指が動く感覚です。
画面とキーボードを目線を行き来させることが少ないので、疲れにくいです。特に目の疲れと首・肩のコリが全く違います。
タッチタイピングができるようになると、「小さな疲れが蓄積するとこんなにも負担が大きくなるのか」と驚くはずです。体に余計な負荷がかからない分、他の作業への良い影響もありそうですね。
つまり、「速い・正確・疲れにくい」ことによって、仕事のスピードと質があがり、さらに時間を有効的に使うことができるようになるということです。
タッチタイピング習得のためにまずやること
メリットを理解したところで、さっそく練習にとりかかろうと思った方、少しお待ちください。練習の前にやるべきことがあります。それはタッチタイピングを習得するうえでとても大切な基本事項を理解することです。それは、
- 指をホームポジションに置くこと
- 下を向かないで、キャレットを追うこと
- 最初は手全体を動かす
- スピードは無視して正確さを重視すること
です。ひとつずつご説明します。
ご自身のキーボードをよく見てみてください。FとJの上に、でっぱりがついていませんか?これがホームポジションです。この位置に左手と右手の人差し指を置きます。
文字を入力し終わったら、ホームポジションに戻ることを習慣づけてください。これをやらない人が多いのですが、やらないと上達しません。
ホームポジションが起点となって指を動かしていくので、タッチタイピング習得の第一歩だと思ってめんどくさがらずに行うようにしましょう。まずはホームポジションですよ!
はじめのうちは、ついキーボードをみてしまうと思います。「下を見ないように・・・」と意識していても、今までの癖でつい見てしまうのですよね。
そんな時はキャレットを見るようにしましょう。キャレットとは、テキストの入力位置を示すために用いられるカーソルのことです。これから入力する部分にカチカチと点滅しているコレ→「|」です。
また、キャレットを見ていると入力間違いにすぐに気づくことができるので、自分の苦手なキーがわかります。自分の癖が把握できるため、タッチタイピングの練習に活かすことができるのです。
つい手元をみてしまうという方は、ぜひ試してみてください。
はじめのうちは、指だけ動かすイメージだと小指がキーに届かないことがあります。ホームポジションに戻ることを意識しつつ、手全体を動かすようにするとキーが打ちやすいです。
特に、普段あまり使わない左右の薬指と小指は、練習し始めの頃はなかなか思うように動かないかもしれません。そんな時は手を左右に開くイメージで動かすとうまくいきます。
キーの入力速度が速くても、誤字脱字が多くては意味がありません。文字を消したり訂正しているうちに、時間が余計にかかってしまいます。
初めはゆっくりで良いので、正確にキーを打つことに集中してください。スピードは後からついてきますので、大丈夫です。
タッチタイピングの具体的な練習方法
タッチタイピングの基本事項を抑えたうえで、具体的な練習にうつりましょう。ポイントは以下の3点です。
- 短い言葉から練習する
- 入力内容を声に出して練習する
- 毎日練習する
いきなり長い文章をタイピングするのではなく、簡単で普段よく使う単語から練習をはじめるのがおすすめです。単語の組み合わせが文章ですので、単語が正確に打てるようになると、自然と長い文章がラクにタイピングできるようになります。
また、声に出して練習すると、目と耳両方を使うことになり、記憶に定着しやすくなります。そして、当たり前ですが、毎日短時間でも良いのでコツコツ練習しましょう。焦らずコツコツ実践することが、遠回りなようで実は確実な近道です。
おすすめのタイピング練習サイト
一人で練習していると、これで本当に大丈夫だろうかと不安になることがあると思います。そんな時は、自分の努力と上達具合がわかるような練習サイトを活用しましょう。
e-typing
e-typingは練習教材が豊富です。方言や百人一首といった個性的な練習メニューがあります。
サイトウもe-typingを活用してタッチタイピングの練習をしましたが、けっこう面白くてはまってしまいました。「今月のタイミング」は毎月変わりますし、飽きずに練習を継続できる工夫がされています。
寿司打
画面に表示される文字をタイピングして、どれだけお寿司が食べられるかを競うタイピング練習サイトです。結果の表示のされ方が独特で面白いです。
いくらのコースでどれくらいのお寿司をゲットできたかが表示されるのですが、「〇〇円損」のように具体的な値段がでてくるので、つい「元を取りたい!もう一回やろう」と自然と練習に身が入ります。お寿司が好きな方には特におすすめです。
プログラミングにタイピング速度は必要?タイピング速度向上法もご紹介!まとめ
いかがでしたか?今回はタッチタイピング習得のコツと練習方法についてご紹介しました。
タッチタイピングを身につけることで、作業効率があがること間違いなしです。時間を効率よく使うことができるようになれば、浮いた時間を趣味や休息時間に充てることも可能になります。今日からさっそく取りかかりましょう!
この記事が少しでも参考になれば幸いです。
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